セキュリティソフト「Bitdefenderインターネットセキュリティ」の特徴・評判など

「Bitdefender」は、日本国内においては有名なセキュリティソフトと言えないかもしれません。一方、セキュリティソフトの心臓部であるセキュリティエンジンを多くの企業にOEM供給しており、「名前は知らないが実は日常的に使っている」のがBitdefender製品です。

本記事では、Bitdefender製品のうち、中価格帯の製品として販売されている「Bitdefenderインターネットセキュリティ」について説明します。

Bitdefenderインターネットセキュリティ」の特徴や導入メリット

Bitdefender社や「Bitdefenderインターネットセキュリティ」の特徴を紹介します。

世界最大の配信インフラ

Bitdefender社は社員数1,600名ほどとセキュリティ企業としては準大手規模でありながら、企業の公式サイトで「世界最大のセキュリティ配信インフラを備えている」と明言しています。“世界最大”の根拠となるのが150カ国を超えるOEMパートナーとの協業で、他社製品の心臓部としてBitdefender製品を供給することで、配信インフラとしては世界最大の規模を実現しています。

セキュリティソフトという製品において、企業名が有名であることとその企業が与える影響の大きさは全く比例しないことが、Bitdefender社のビジネスモデルからも垣間見られます。

高い防御率

Bitdefender製品は代表的な第三者評価機関であるAV-TESTによる評価テストでも継続して高得点を取り続けています。

引用:AV-TEST/Bitdefender

Bitdefender社製品は、特に防御力のテストにおいて、53回の評価テスト中、満点を逃したのが10回のみとなっています。

Bitdefender CENTRAL

Bitdefenderインターネットセキュリティ以外の他のBitdefender製品でも共通ですが、特徴的なしくみとして「Bitdefender セントラル」があります。

他社のセキュリティソフトでは、製品をインストールするとその設定や確認などは、インストールしたPCやデバイス上でアプリケーションを立ち上げて行いますが、Bitdefender製品ではブラウザベースのポータル「Bitdefender セントラル」ですべての設定を行います。ブラウザからアクセスできるため、デバイス上でアプリを立ち上げる必要がなく、外出先からでも他のデバイスの管理ができるなど、複数のデバイスを使用しているユーザーには便利な機能です。

Bitdefenderインターネットセキュリティの性能

「Bitdefenderインターネットセキュリティ」の性能や技術面について説明します。

Webからの脅威への対策

上述のとおり、第三者評価機関であるAV-TESTからも防御力が評価されているBitdefender製品ですが、別の評価機関AV-Comparativesでのテスト結果も確認してみましょう。

ランサムウェアという脅威が大きな問題となっています。ランサムウェアとは、感染ユーザーのデバイス内のファイルを暗号化する上、画面まで乗っ取り、「ファイルを復号(復元)して欲しくば身代金を払え」とランサム(身代金)を要求し続けるマルウェアです。ユーザーはデバイスをまったく操作できないため、ファイルを修復するために泣く泣く高額な身代金を支払ってしまうという実例が相次いでおり、警視庁も緊急の注意喚起をしているほどです。

参照ランサムウェアによる被害が拡大中!/警視庁

このランサムウェアの侵入経路の多くが、Webサイトを経由してユーザーのデバイスに侵入するパターンです。

AV-Comparativesが、現実的な使用環境下におけるセキュリティソフトの評価として、2019年7月~8月度の最新結果を発表していますので紹介します。

引用:AV-Comparatives/ Real-World Protection Test Jul-Aug 2019 – Factsheet

このテストでは、現実世界で検出された不正な352件のURLをテストケースとして利用しています。Bitdefender社製品では100%の不正URLをブロックしたという結果となっています。

合わせて注目すべきは、False Positive(誤検出)が0件となっている点です。誤検出とは「正規のURLも誤ってブロックしてしまった」という検出の誤りを示すもので、いくら防御率が高くても誤検出も多くては防御性能が優れているとは言えません。

AV-Comparativesによるこのテスト結果では、Bitdefender社製品が「不正なURLだけを正確にブロックした」ということになります。

Bitdefenderインターネットセキュリティの搭載機能

「Bitdefenderインターネットセキュリティ」に搭載されている機能を、他の主力製品との比較で確認しましょう。

アンチウィルスプラス インターネットセキュリティ トータルセキュリティ
自動保護
振る舞い検出
ランサムウェアへの多層防御と修復機能
無料オンラインサポート
セーフブラウジング(有害ウェブサイトを回避)
Wi-Fiセキュリティアドバイザー
オンラインバンキングの保護(独自開発のSafepay)
Bitdefender VPN
パスワードマネージャー
アンチフィッシング・オンライン詐欺防止
脆弱性のワンクリックスキャン
ファイルシュレッダー
Webカメラの保護 ×
ファイアウォール(侵入を特定してトラフィックをフィルタリング) ×
ファイルの安全性機能(改ざん防止) ×
ペアレンタル・アドバイザー(お子様保護) ×
ファイルの暗号化 ×
盗難防止機能 × ×
デバイスの高速化 × ×

上位製品の「Bitdefenderトータルセキュリティ」との違いは、BitdefenderインターネットセキュリティはWindows用専用であることと搭載機能が若干少ないことです。

Bitdefenderインターネットセキュリティの追加機能

低価格製品である「Bitdefenderアンチウィルスプラス」には非搭載でBitdefenderインターネットセキュリティから追加された機能を詳しく説明します。

Webカメラ保護 不正なアプリによるWebカメラへのアクセスを防ぎます。アプリがWebカメラへのアクセスを試みた場合に通知します。また、許可していないアクセスはブロックします。
ファイアウォール デバイスへの侵入をブロックし、送受信トラフィックをフィルタリングします。
ファイルの安全性機能 ファイルを不正改ざんから防御。ファイルへの許可していない変更を防ぎ、重要なファイルを保護します。
ペアレンタル・アドバイザー 子供のオンラインでの安全を守ります。保護者は「Bitdefender CENTRAL」にログインしてリモートで子供のオンライン活動を監視します。
ファイルの暗号化 PC上に暗号化・パスワード保護された保管庫を作成します。機密情報や重要文書をこの保管庫に保存できます。

製品ラインナップと価格

「Bitdefenderインターネットセキュリティ」と他のBitdefender製品のナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
インターネットセキュリティ2019 3,430円(1年用)
5,180円(2年用)
7,420円(3年用)
*1台までインストール選択時
Windows用
インストール台数「1台まで、3台まで、5台まで、10台まで」から選択可能
アンチウィルスプラス2019 2,309円(1年用)
3,989円(2年用)
5,180円(3年用)
*1台までインストール選択時
Windows用
インストール台数「1台まで、3台まで、5台まで、10台まで」から選択可能
トータルセキュリティ2019 5,180円(1年用)
8,608円(2年用)
11,480円(3年用)
*5台までインストール選択時
Windows、Mac OS、Android、iOS向け
インストール台数「5台まで、10台まで」から選択可能

※2019年9月22日調べ・税込

Bitdefenderインターネットセキュリティの評判・口コミ

Bitdefenderインターネットセキュリティを実際に導入したユーザーの評判や口コミを見てみましょう。Bitdefender製品は海外のユーザーが多いため、国外からの口コミを紹介します。

良い口コミ

Easy install
(インストールが簡単)
Easy to install, always working in the background.
(インストールが簡単。バックグラウンドで動作します。)

引用:Bitdefender Internet Security/Amazon

Bitdefenderアンチウィルスプラスの口コミと同じく、インストールが簡単という点は他にも多くのユーザーがコメントしています。「Bitdefender CENTRAL」機能のおかげもあり、セキュリティソフトの操作の多くをデバイスのリソースを潰さずに完結できるのは大きなメリットです。

悪い口コミ

It will not load if the computer has any other anti-virus software. Everything must be removed in order to load it.
It really slowed down my computer.
(コンピューターに他のセキュリティソフトウェアがインストールされている場合、Bitdefender製品を読み込むには、他の製品はすべて削除する必要があります。
Bitdefenderインターネットセキュリティをインストールしたらコンピューターが非常に遅くしました。)

引用:Bitdefender Internet Security/Amazon

いずれもセキュリティソフトはデバイスを検査するソフトであることから、インストールすると程度の差はあっても、デバイスの動作が遅くなります。口コミの真偽の程は不明ですが、筆者の環境では、Bitdefenderインターネットセキュリティだから特に遅いという点は見られませんでした。

また、Bitdefender製品に限らず、ほとんどのセキュリティソフトで他社のセキュリティソフトとの共存を許可していません。

まとめ

「Bitdefenderインターネットセキュリティ」は他のBitdefender製品と同様、性能面で定評があるセキュリティソフトです。上位版製品の「Bitdefenderトータルセキュリティ」と比較し、機能面での制限も少量であることから、Windows専用のセキュリティソフトを探している方には手頃でおすすめできるソフトです。

情報漏洩セキュリティ対策ハンドブックプレゼント

メルマガ登録で、下記内容の「情報漏洩セキュリティ対策ハンドブック」プレゼント

1.はじめに


2.近年の個人情報漏洩の状況


3. 内部要因による情報漏洩
3-1.被害実例
3−2.内部犯行による被害統計情報
3-3.内部犯行による情報漏洩が増え続ける3つの原因
3-4.内部犯行を減らすための対策


4. 外部要因による情報漏洩
4−1.近年の個人情報漏洩の状況
4−2.実際の近年のサイバー攻撃による企業の被害実例
4−3.サイバー攻撃の統計情報
4-4.サイバー攻撃がふえ続ける5つの原因
4-5.急増する日本の企業のWEBサイト改ざんへの対策
4-6.サイバー攻撃の種類を把握しよう
4-7.日本におけるサイバー攻撃に対する国の対応と今後
4-8.外部要因による情報漏洩のセキュリティ対策

無料でここまでわかります!
ぜひ下記より無料ダウンロードしてみてはいかがでしょうか?