生徒151名の進路アンケートを他の生徒にも誤公開|東京都立中等教育学校|サイバーセキュリティ.com

生徒151名の進路アンケートを他の生徒にも誤公開|東京都立中等教育学校



画像:東京都より引用

東京都は2024年4月17日、中高一貫校の都立中等教育学校が運用する「Microsoft Teams」において、本来公開すべきでない生徒151名分の進路アンケート調査結果を、回答者以外の生徒に公開していたことを発表しました。

東京都によると2024年3月13日、5年生(中高一貫)を担当する主任教諭が進路情報を収集するため、生徒を対象にしたアンケート調査をMicrosoft Formsにて実施しました。ところが、教員が業務上の理由からアンケートを集計したExcelファイルをTeamsにアップロードしたところ、2024年4月5日、教員だけでなく同校生徒もアンケートを閲覧できる事態が判明しました。

都立中等教育学校は判明後、問題となったファイルを削除しました。同校によると、アンケート調査結果を閲覧した生徒は存在せず、外部流出等も確認されていないとのこと。同校は対象となった生徒や保護者に謝罪し、情報セキュリティの教育やTeamsの適切な運用を徹底することで、再発を防止すると発表しました。

参照都立中等教育学校における個人情報の漏えいについて


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