患者情報記録の個人用パソコンがサポート詐欺│富田林病院|サイバーセキュリティ.com

患者情報記録の個人用パソコンがサポート詐欺│富田林病院



画像:大阪府済生会 富田林病院より引用

大阪府の富田林病院は2024年4月2日、同院に所属する職員の個人用パソコンが外部からの遠隔操作を受け、同院の一部患者の個人情報が漏えいした可能性があると明らかにしました。

富田林病院によると職員はインターネット操作中、事実に反するセキュリティ関連広告等を表示し連絡を促す「サポート詐欺」被害を受けました。影響により、職員のパソコンが約20分間ほど遠隔操作される事態が発生。事実を把握した富田林病院が調査したところ、被害を受けたパソコン内には特定診療科の患者のうち一部の個人情報が記録されていたこと判明しました。

富田林病院によると、専門化が実施したデータ検証において、被害を受けたパソコンから患者情報が抜き取られた形跡は確認されませんでした。また、公表時点で二次被害をも確認されておらず、漏えいには至らなかったとの認識を発表。関係機関や該当する患者に報告し、従業員教育等により再発防止に努めるとしています。

参照個人情報漏洩の疑い事案について


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