【PCデータ復旧】すぐ試せる復元手順と注意点を解説!おすすめ業者あり(Windows10)|サイバーセキュリティ.com

【PCデータ復旧】すぐ試せる復元手順と注意点を解説!おすすめ業者あり(Windows10)



※この記事は2022年9月に更新されています。

Windowsのパソコンが故障した!」「パソコンに保存されているデータをどうにか救出したい…

そのようなトラブルが発生したとき、PCからデータを取り出すには最初の対応が肝心です。

故障したパソコンからデータを取り出すとき、「起動しない」「エラーメッセージが出る」など、症状によって原因や対処法をある程度特定することができます。しかし、自分で対処するにせよ業者に依頼するにせよ、正確な対処法を確認せず無闇に行動してしまうとかえってデータの復旧率を下げてしまいかねません。

本記事ではWindowsパソコンが故障した場合の症状や原因、自分でデータを救出できる対処方法注意点失敗しないデータ復旧業者の選び方とおすすめ業者まで徹底的に解説していきます。(Macの復旧・復元方法についてはこちらのページをご覧ください。)

▶データ復旧は一度きり。大事なデータを失いたくないならデータ復旧業者へ無料相談

すぐに試せる! パソコン(PC)の復旧復元・データ取り出し方法4つ

間違ってデータを消してしまった」「誤削除してしまった」「ファイル・フォルダが消えていた」「データを上書きしてしまった」といった場合にすぐに試せるデータ取り出し方法をご紹介します。

  1. 間違えて削除した:ごみ箱から復元
  2. 重要なデータを上書き・削除した:以前のバージョンから復元
  3. 上書き・削除・データが消えた:ファイル履歴から復元
  4. それ以外のトラブル:専門業者に相談

これらの方法は、誤操作(間違って削除してしまった等)が原因だとわかっている場合に限り有効です。PCやストレージ(HDD、SSDなど)が故障している場合はこの方法を試すことで悪化する可能性があります。

とくに誤操作の心当たりがない場合は、PCの症状にあわせて対処法を選択しましょう。

間違えて削除した:ごみ箱から復元

データが消えた場合、間違って削除してしまっただけであれば一時的にごみ箱に残っている可能性があります

ごみ箱から復元する手順

  1. デスクトップの「ごみ箱」を開く/Windowsメニューから「ごみ箱」を開くデスクトップの「ごみ箱」を開く
  2. 復元したいファイルやデータを右クリックし、「元に戻す」を選択復元したいファイルやデータを右クリックし、「元に戻す」を選択
  3. 元のフォルダにデータが復元され、完了

重要なデータを上書き・削除した:以前のバージョンから復元ポイントを利用して復元

ファイル名やデータを削除した日付が分からない場合は、「以前のバージョンから復元」することでデータを取り戻せる可能性があります。

ただし、以前のバージョンから復元するとそのフォルダが丸ごと指定した時期の状態に戻るため、復元ポイント以降に作成・更新した他のデータも全て以前の状態に戻ってしまう(消えてしまう)点に注意が必要です。とくに重要なデータを間違って上書き・削除してしまった場合など、特定のデータをどうしても取り戻す必要があるときのみ実行するようにしましょう。

また、可能であれば作業前にバックアップを取ってください。

以前のバージョンから復元ポイントを利用して復元する手順

  1. 復元したいフォルダを右クリックし、「以前のバージョンの復元」をクリック「以前のバージョンの復元」をクリック
  2. 復元したい時間を選択し、「復元」ボタンをクリック
  3. 指定したポイントの状態が復元され、完了

上書き・削除・データが消えた:ファイル履歴から復元

事前にファイル履歴の設定がオンになっていれば、ファイル履歴からデータを復元することができます。上書き、誤削除、知らないうちにファイルやフォルダが消えていたなどの場合に有効です。

ファイル履歴から復元する手順

  1. Windowsスタート画面から「コントロールパネル」を検索し、アプリを開く「コントロールパネル」を検索し、アプリを開く
  2. 「システムとセキュリティ」>「ファイル履歴」>「ドライブの選択」をクリック「システムとセキュリティ」>「ファイル履歴」>「ドライブの選択」をクリック
  3. ファイルの履歴を保存する欄から「利用できるドライブ」を選択し、「オンにする」をクリックファイルの履歴を保存する欄から「利用できるドライブ」を選択し、「オンにする」をクリック
  4. コントロールパネルのホームから「システムとセキュリティ」>「ファイル履歴」>「個人用ファイルの復元」をクリック「システムとセキュリティ」>「ファイル履歴」>「個人用ファイルの復元」をクリック

上記の方法を実行すると、「ファイル履歴は初期のファイルコピーを実行しています」というメッセージが出てから処理に時間がかかることがあります。処理中に操作しないよう注意し、次の画面が出るまで待つようにしましょう。

専門業者に相談する

もっとも確実かつ安全なのは、専門業者に相談することです。専門業者は大きく2種類あります。

  • データ復旧業者
  • 修理業者・メーカー

ディスプレイやキーボードが故障しただけでHDDやSSDが無事であれば、データ復旧は必要ないので修理業者に相談しましょう。メーカーであれば無料保証内で対応してもらえることもあるため、一度調べてみるとよいと思います。

ただ、HDDやSSDに何らかの障害が発生している場合はデータ復旧業者に相談するべきです。

HDDやSSDなどは基本的に修理を想定しない消耗品のため、製造メーカーでも故障時のデータ救出技術はそこまで高くないことも多いです。データ復旧専門で復旧技術を研究しているデータ復旧業者のほうが、対応できる症状や障害も幅広いため、大事なデータや急ぎの依頼であればデータ復旧業者に相談するのがおすすめです。

データ復旧業者の実力を確実に見極めるためのポイント

データ復旧は対象となる機器や障害の状態、症状、必要な設備、知識、技術など非常に幅広いため、同じ「データ復旧業者」の間でも対応できる範囲や技術の高さなどが異なります。

そのため、業者の技術力を見極め、技術力が高い業者に依頼することがもっとも重要なポイントです。

【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める

  • 復旧実績の数値や指標を明示している
  • 対応できる機器の種類や症状が豊富
  • データ復旧の最高難易度といわれる「データの記録される面に傷のついたHDD(スクラッチ障害)からの復旧実績」がある
  • 復旧スピードが速い
  • 他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある

【ポイント2】信頼できる復旧業者かどうかを見極める

  • 官公庁・大手法人の取引実績が多数ある
  • サービス対応が丁寧で信頼できる
  • プライバシー認証の取得など、セキュリティ対策が徹底されている
  • 復旧ラボへの持込みや見学ができる

【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める

  • 土日祝日の復旧対応や夜間窓口などがある
  • 出張での復旧に対応している
  • 依頼前の初期費用がかからない
  • 特急料金がかからない

上記のポイントから厳選したおすすめのPCデータ復旧業者は、デジタルデータリカバリーです。

デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリー
公式HPデジタルデータリカバリー

11年連続データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス最大手
復旧率最高値は95.2%と高い技術力
✔依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応
✔国際標準規格ISO27001/ISMS認証を取得した万全なセキュリティ体制
✔警視庁からの表彰、東京都からの技術革新による表彰など豊富な実績

こちらのデジタルデータリカバリーは、国内で最も規模が大きいデータ復旧業者の1つです。依頼前に無料で相談・診断・見積まで行ってくれるので、どこのデータ復旧業者に依頼するか迷った場合はこちらのデジタルデータリカバリーがおすすめです。

パソコン(PC)のデータ復旧が必要な症状

パソコンは精密機器のため、故障の原因はさまざまですが、パソコン故障のトラブルはその症状からある程度の問題を切り分け、対処することが可能です。

パソコンが故障した場合に起こりやすい症状は、以下の10パターンとなります。原因は多岐にわたりますが、内蔵ハードディスク(HDD)やSSDの不良によって起こることが多いです。症状によっては対処法が限られていることもあるので、まずは「パソコンが故障してしまった症状と原因」を正しく見極めましょう。

エラーメッセージが表示される

エラーメッセージは大きくわけて3パターンです。

  • ブルースクリーン(青い画面)が表示される
  • 黒背景に白文字の画面が表示される
  • その他、PC使用中にメッセージが表示されて進めない

ブルースクリーン(青い画面)

ブルースクリーンになる原因は非常に多岐にわたるため、メッセージの内容と普段の使用環境、前後に何か特別な操作を行ったかなどから総合的に判断する必要があります。

ブルースクリーンになってしまったときの原因と対処法はこちらからご確認ください。

黒背景に白文字の画面

真っ黒の画面に白文字でメッセージが表示されるときは、OSに問題が発生している可能性が高いです。

アップデート直後や、強制終了後などに黒い画面になることが多いです。まずはセーフモードで起動し、どのようなトラブルが原因なのか調べてみましょう。

その他、PC使用中にメッセージが表示されて進めない

「フォーマットする必要があります」「アクセスできません」などのエラーメッセージが表示されて操作に支障が出るときは、場合によってはストレージ(HDDやSSD)が故障している可能性があります。

エラーメッセージの内容を確認し、すぐに解決できない場合は一度専門業者に相談してみましょう。

パソコン(PC)が起動しない・電源がまったく入らない

パソコンが起動しないときや電源を入れても立ち上がらないときは、電源周りかハードウェア故障が考えられます。

  • ケーブルの接続不良
  • 電気系統の故障
  • 経年劣化によるハードウェアの故障
  • 静電気や落雷による動作不良
  • ホコリによるメモリの接触不良
  • ハードウェアの故障

ケーブルの接続不良

パソコンが全く起動しない場合、特に多い原因が「ケーブルが抜けている」というケースです。パソコン本体に深刻なトラブルが生じているわけではなので、まずは落ち着いて電気周りの接続状況を確認しましょう。

なお、パソコン周辺のケーブルは緩みやすく外れてしまいがちなので、しっかりと奥まで差し込んで固定しておきましょう。

電気系統の故障

ケーブルの接続環境に問題がない場合は、経年劣化による電源ユニットの故障が疑われます。

ただし、必ずしも電源ユニットの故障というわけではなく、電源環境に負荷がかかっている可能性も疑われますので、まずは周辺機器との接続を最小にし、適切な環境で起動を行いましょう。

パソコンや周辺機器に静電気が溜まり、帯電ている状態が続いてしまうと、パソコン内部の精密機器が故障したり、パソコンが正常に起動しなくなることがあります。また、落雷時にパソコンを使用していると、雷サージ(落雷時に一時的に発生する異常高電圧)の影響で、パソコンが故障する原因となり得るのです。

パソコンは電子機器のため、使用中に静電気が少しずつ帯電してしまいます。パソコンの動作に何らかのトラブルが発生した場合、放電の処置を行うことでトラブルが解決することがあるため、まずは以下の方法で放電の対処を行いましょう。一般的に電源コードを抜いて、パソコンを少し放置するだけで放電することができます。

ノートパソコンの放電方法

  1. パソコンの電源をOFFにする
  2. バッテリーを取り外す
  3. 電源コードを抜く
  4. 1分~5分待つ

デスクトップパソコンの放電方法

  1. パソコンの電源をOFFにする
  2. 電源コードを抜く
  3. 1分~5分待つ

ホコリによるメモリの接触不良

パソコンは内部に熱を溜め込まないように、外部の空気を取り込み、中を通り抜けて熱を外へ排出させています。そのため、パソコンの外部も内部もホコリが溜まりやすく、掃除を行わないと、パソコンの故障の原因となります。

CPUファンやマザーボード、メモリなど、パソコンの部品にホコリが溜まってしまうと、汚れにより正常に放熱されず、部品の性能低下を招く可能性があります。

パソコンの内部に埃が溜まってしまうと、放熱が正常に行われず、動作不良を起こす可能性があります。パソコン内のホコリは、エアダスターを使用しホコリを吹き飛ばすことで対処が可能です。なお、デスクトップパソコンの筐体を開ける場合、メーカーによっては手順が煩雑な場合もありますので、開封時は説明書などを参考にし、無理のない範囲で対処を行ってください

感電やショートを防ぐため、PCの電源を切り、PC内部を触る手の静電気を除去したうえで掃除しましょう。

経年劣化によるハードウェアの故障

電源周りを一通りチェックし、放電・クリーニングなどを行っても問題が解決しない場合、パソコンを構成しているハード部品に「物理的な障害」が発生していることが疑われます。パソコンに内蔵されているストレージ(HDD/SSD)の寿命は3〜5年と言われているため、経年劣化が原因で物理的に壊れてしまうことは、決して珍しくありません。

また、経年劣化だけではなく落下等の強い衝撃でも破損する場合があります

このような場合、ユーザーは画面上で修復作業を行えないため、原因を特定するのはなかなか困難です。また物理的な障害が起きているHDDで通電を続けると、データの記録面に傷が付いてしまい(スクラッチ)データを正確に読み取れなくなってしまいます。通電は控えましょう。

異音・異臭がする

パソコンから変な音カチカチ、カタカタ)や焦げ臭いような異臭がした場合は、すぐに通電を止めてください。

この場合、HDDの部品同士が接触してデータ記録面に傷がついていたり、パソコン内部でほこりが焦げ付いた・パーツが溶けたなど、危険な状態である可能性が極めて高くなります。

使用を続けるとデータが失われてしまうだけでなく、発火や火災のおそれもあります。

データの救出が必要な場合は腕のいいデータ復旧業者でないと対応できないので、技術力の高いデータ復旧業者に相談するのがおすすめです。

誤削除・間違って上書きした

間違って削除や上書きをしてしまったとき、削除してすぐであれば高確率で復元できます

詳しい対処法はこちらの記事にまとめているので参考にしてください。

誤フォーマットした

「フォーマットしますか?」というメッセージに従ってフォーマットしてしまった場合など、間違えてフォーマットしてしまった際にも、すぐ適切に対処すればデータを取り戻せる可能性があります。

HDDやSSDの故障が原因でフォーマットを促すエラーメッセージが表示されることもあるので、状況をしっかり確認したうえで対応しましょう。

パソコンに水をこぼした

パソコンに水や飲み物をうっかりこぼしてしまったときや、台風や大雨などの災害で水没してしまったときは、通電したままだと感電の危険性があります。以下の流れで対処しましょう。

  1. すぐに電源を落として電源ケーブルや周辺機器などをすべて取り外す
  2. 乾いたタオルなどで水分をふき取る
  3. タオルの上で自然乾燥させる(※ドライヤー、天日干し、冷蔵庫は逆効果なので行わない)
  4. 専門業者に相談する

少量の水をこぼした程度であれば、電源が入るか一度試してみてもよいかもしれません。ただ、ジュースなどに含まれる塩分や糖分などは少しでも腐食の原因になるので、自分で対処するのは避けましょう。

また、台風などで完全に水没してしまったときなどもデータ復旧業者に相談することをおすすめします。

パソコンがフリーズする

パソコンに電源は入るが、メーカーやOSのロゴが表示され、先に進めない場合は、Windowsのシステムファイルが正常に読み込まれていないこともあります。システムファイルの読み込み不良はWindowsOS自体、もしくは内蔵HDD/SSDに異常が発生しているケースが考えられます。よくある原因は以下の通りです。

システムファイルの読み込み不良

  • 内蔵HDD/SSDの部品破損
  • 部品の経年劣化
  • パソコンの強制終了
  • ウイルス感染

OSに標準搭載されている修復ツールを使用することで、自力でもデータを取り出すことが出来る場合があります。ただし、原因や障害箇所がよく分からない状況で修復ツールを使用すると、症状を悪化させる恐れもあります。もし、修復ツールを用いてもデータが取り出せない場合、ただちに通電をやめるようにしてください。

また、使用しているパソコンがウイルスに感染している場合、「情報漏洩」や「金銭窃取」の被害を受ける場合があります。不安な場合、パソコンのウイルス感染調査に対応している業者へ一度相談してください。

フリーズ時の原因と対処法について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ブルースクリーンが表示される

電源は付くものの、ブルースクリーン(Windows10に深刻なエラーが起きた際に表示される青画面)にエラーメッセージや停止コードが表示される場合、メッセージに沿った対応を行う必要があります。

ブルースクリーンの原因は大きく分けて2つあります。

  • ソフトウェアによる原因
  • ハードウェアによる原因

ソフトウェアによる原因

  • Windowsの更新プログラムによるもの
  • 互換性のないソフトウェアとの衝突
  • ドライバの不具合
  • システムファイルの破損
  • ウイルス感染

ハードウェアによる原因

  • メモリの不具合
  • ハードディスクの破損
  • パーツの経年劣化
  • マザーボードや基盤のトラブル

パソコンを落とした・衝撃が加わった

落下など強い衝撃が加わると、パソコンの部品が破損する可能性があります。

この場合、基本的には買い替えか専門業者への依頼が必要です。専門業者は損傷部位によって相談先が変わります。

画面やキーボードなどデータ保存部以外が故障した場合は修理業者に依頼しましょう。落とした後から起動しなくなった場合などはHDDの部品が壊れている可能性があるため、データ復旧業者に相談してください。

HDD・SSDを認識しない

パソコンがHDDやSSDを認識しないというのもよくあるトラブルです。

認識しない問題の原因パターンは非常に多く複雑なので、判断が難しいです。詳細はこちらの記事で解説していますが、特に重要なデータにアクセスできない時などはデータ復旧業者への相談も検討しましょう。

パソコン(PC)が故障してしまう原因

パソコンが故障する原因は、大きく分けると論理障害と物理障害に分けられます。

論理障害とはデータ自体が壊れてデータを読むことができない状態、物理障害とはデータを記録している部品が物理的に損傷するなどの状態です。

論理障害の症状例

  • 間違えてデータを消した(誤削除)
  • フォーマット・初期化してしまった
  • 上書きしてしまった
  • ごみ箱のデータを削除してしまった
  • エラーメッセージが表示される
  • ファイルやフォルダが開けない、アクセスできない
  • ファイルやフォルダが文字化けしている
  • PCがフリーズする
  • ウイルス(マルウェア)に感染した

物理障害の症状例

  • パソコンが起動しない・電源が入らない
  • パソコンが水没した(水や飲み物をこぼしてしまった)
  • PCが再起動を繰り返す
  • ブルースクリーンが表示される
  • エラーメッセージが表示されたまま進まない
  • 異臭(焦げ臭いにおい)がする
  • カチカチ、カリカリ等の異音がする
  • 停電や落雷でデータにアクセスできなくなった

論理障害か物理障害かによって対処法が異なるだけでなく、場合によっては専門の設備等がないとそもそも対処不可能な場合もあります。論理障害と物理障害の違いについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方は参考にしてください。

【データ復旧は一度きり】PCデータ復旧の注意点

データが消えてしまって焦っているとき、まず最初にすべきことは故障の原因を明確にして、適切な対処法で復旧することです。

まずは自分で一通り試してみて、ダメだったら業者に依頼しようと考える人も多いと思いますが、実はその考えは危険です。無闇に操作するとかえって状態を悪化させる危険性があります。以下のような行為は控えましょう。

  • 何度も再起動を繰り返さない
  • デフラグ (最適化)を行わない
  • チェックディスク (自動修復)を行わない
  • リカバリー (工場出荷状態への復旧)を実行しない
  • フォーマット (ハードディスク・SSDの初期化)しない
  • 市販の復元ソフト(フリーソフト等)の使用は控える
  • ハードディスク・SSDを分解しない
  • 不具合があるまま使い続けない
  • 何度も再起動を繰り返さない

データ復旧は外科手術と同じで何度もできるものではなく、最初の対応がその後の復旧率を左右するカギであると言われています。PCは通電しているだけでもデータが上書きされてしまうので、あれこれ試すうちにどんどんデータが消えてしまい、プロの手でも復旧できない状態まで悪化してしまうケースがよくあります。

上記のような対処を行う場合は、最悪データを全て失うことも想定した上で、自己責任で行うようにしましょう。

もし、仕事のデータや家族との思い出など、どうしても取り出したいデータがある場合は上記のような行動は避けるようにしてください。自分で対処するにしろ業者に依頼するにしろ、最初に落ち着いて症状・原因・対処法を見極めることが非常に大事です。

少しでも不安があれば、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。データ復旧業者の中には、依頼前に無料で復旧可能性の診断を行ってくれる会社も存在します。データ復旧業者の無料診断を受けることも検討しましょう。

▶急いでいる方は、こちらから編集部おすすめのデータ復旧業者をご確認ください。

【リスクあり】自力でデータを復元する高度な対処法

こちらでご紹介する方法は、最悪の場合はデータを全て失ってしまうリスクがある方法です。

ある程度のリテラシーが必要なだけでなく、これらの対処法を試したからといってデータを復旧できるとは限らないので十分リスクを理解した上で実行するかどうか決定してください。

これらの2つの対処法の詳しい手順を解説します。

システムの復元ポイントから復元する

「システムの復元」とは、パソコンのシステムを以前保存した復元ポイントにまで戻す仕組みです。ただし「システムの復元」を実行すると、復元ポイント(バックアップを作成した時点)以降に保存したデータは、すべて削除される恐れがあります。

  1. Windows回復環境を起動させる。
  2. オプションの選択画面から、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」の順に選択する。

システムの復元

ただし、システム復元では、データを復元することは出来ません。あくまでもシステムを復元し、変更された設定などを差し戻すための機能であることに、ご留意ください。

スタートアップ修復/自動修復を行う

パソコンの電源が入る場合、「スタートアップ修復/自動修復」を行うことで、パソコンが故障した原因を特定できる場合があります。スタートアップ修復は数時間以上かかることがあるため、長時間使えないことを覚悟して実行しましょう。

また、この方法はHDD/SSDに非常に負荷がかかります。もしHDDやSSDに障害が発生している場合はスタートアップ修復を実行することで悪化させるリスクが高いため、あくまで自己責任で行ってください

スタートアップ修復/自動修復の手順

  1. Windows回復環境を起動させる。
  2. オプションの選択画面から、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」の順に選択する。
  3. アカウントを選択し、パスワードを入力する。
  4. スタートアップ修復が開始される

もしスタートアップ修復でもうまくいかない場合、Windows10では必要最低限の環境で動作する「セーフモード」(診断モード)での起動を試す方法もあります。

セーフモードでは必要最低限の環境下で起動しているため、不要なアプリケーションやソフトなどは起動されていません。そのため、問題なくパソコンが起動できれば、パソコンを起動するためのシステムには問題がないことがわかります。この場合、WindowsOSそのものではなく、パソコンにインストールされているアプリケーションがトラブルの原因だと考えられます。

セーフモードでの起動手順

  1. 自動修復失敗後の「自動修復でPCを修復できませんでした」の画面で「詳細オプション」をクリック「スタートアップ修復」または「自動修復」を表示
  2. 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「その他の修復オプションを表示」→「スタートアップ設定」→再起動トラブルシューティングから再起動を選択
  3. 「スタートアップ設定」→「4)セーフモードを有効にする」または「5)セーフモードとネットワークを有効にする」を選択するスタートアップ設定

 

セーフモードでパソコンが起動できなかった場合

起動するまで異常に時間がかかったり、正常に起動しない場合は、Windowsシステムそのものに問題が発生していることが考えられます。

Windowsのシステムをまとめているレジストリに異常が発生しているケースや、内蔵HDDに不良セクが発生している恐れがあります。深刻な障害が発生している場合、データ復旧の難易度は高く、個人で対処するのはなかなか困難です。データを救出したい場合は、それ以上ご自身で対処するのをやめて、データ復旧の専門家に相談することをおすすめします。

▶「レジストリエラー」の原因や対応方法について解説した記事はこちら
▶不良セクタがあるHDDの修復・復旧方法についての記事はこちら

データ復元ソフトを使用する

軽度の論理障害であれば、データ復元ソフト(フリーソフト/有料ソフト)を使用する方法もあります。削除してしまったデータなどの復旧に対応しています。

データ復元ソフトの使用手順は、基本的には以下のような流れです。

  1. データ復元ソフトをインストールして起動する
  2. 復元したいファイルを保存していたフォルダを選択する
  3. フォルダ内のデータをスキャンする
  4. 復元できるファイル一覧から、希望ファイルを選択して復元する

データ復元ソフトには、無料のソフト(フリーソフト)と有料のソフトがあり、それぞれ復元に対応できる機器やOS、操作性などが異なります。データ復元ソフトを使用する場合は、お使いのパソコンが対応しているかどうか確認しましょう。

ソフト名(抜粋)  金額  復元対応 特長
Recuva  フリー PC・HDD・SDカード・USBメモリ Windowsのみ。世界的に有名な復旧ソフト
DataRecovery PC・HDD・SDカード・USBメモリ Windowsのみ
USBメモリ復旧 USBメモリ USBメモリに特化
ファイナルデータ ¥7,110 PC・HDD・SSD・SDカード・USBメモリ・破損したパーティション、文字化けしたofficeファイル 90年代から使われている老舗ソフトのため、対応データの種類も非常に多い。
Wondershare Recoverit ¥5,980 PC・HDD・SSD・SDカード・USBメモリ 復元が難しい大容量データ(動画など)の復元にも対応

ただし、物理障害や重度の論理障害が発生している場合は悪化のリスクがあるので注意しましょう。とくに次の場合、ソフトをかけると、データの上書きが発生する、またはデータの破損が進行し、二度とデータを取り出せなくなってしまう恐れがあります

  • 削除後、すでにしばらく経過している
  • 大容量データの移動などを行った
  • 異音・フリーズなどの症状がある(物理障害)

当たり前ですが、データ復元ソフトは万能ではありません。もし自分で対処するのが不安な方はデータ復旧業者に相談してみましょう。

不安な場合は専門業者に相談する

もし自分での作業が難しい場合や取り戻したいデータが膨大な量の場合などは、データ復旧の専門業者に依頼する方法もあります。

ここで、注意していただきたいのが、専門業者によってその目的が違うことです。

  • 機器修理専門業者
  • データ復旧専門業者

「パソコン データ復旧」などのキーワードで検索すると、「機器修理」を専門に行っている業者と、「データ復旧」を専門に行っている業者の両方が出てきます。それぞれ相談する業者選びを間違えると、データを二度と取り出せなくなるので、十分注意してください。

機器修理専門業者

使用しているパソコンの「動作」を復旧したい場合、機器修理専門業者に相談してください。

使用しているパソコンを使えるよう修理をしますが、パソコンに保存されているデータは破棄されてしまうことが多いです。また、一部の修理業者ではデータ復旧も行っている場合もありますが、簡易的な復旧作業しかできなかったり、復旧作業は他社に外注したりしている可能性が高いです。あくまでも専門は機器修理ですので、「データの復旧」を希望する際は次のデータ復旧専門業者を利用しましょう。

データ復旧専門業者

使用しているパソコンに保存されている「データ」を復旧したい場合、データ復旧専門業者に相談してください。

データ復旧業者は、その名の通りデータ復旧を専門に行っており、機器修理の専門業者で断られたケースでもデータ復旧業者であれば復旧できることがあります。ただし、データ復旧の専門業者は全国に100社以上あると言われており、技術力やサービス内容などは業者によって大きく異なります。

データ復旧業者の選び方やおすすめの業者についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

▶【2022年最新】データ復旧業者を徹底比較|費用や技術力、失敗しないポイント、おすすめサービスを紹介!

避けた方がいいPCデータ復旧業者の特徴

PCデータ復旧業者は多数ありますが、傾向として避けた方が良い業者には以下のような特徴があります。

  • 復旧作業や設備が非公開、サイト上に載っていない
  • 復旧率を数値で表記していない
  • 完全成果報酬・価格の安さを売りにしている業者

復旧作業や設備が非公開、サイト上に載っていない

「復旧工程」「HDD復旧に欠かせないクリーンルーム」「エンジニアの作業風景」など社内の様子を公開していない業者には要注意してください。このような業者は、設備が不十分で、市販のソフトをかけているだけだったり、自社に復旧設備がなく、外注しているだけという可能性があります。もし設備やエンジニアが充実している業者であれば、ホームページ上に復旧設備や作業風景の様子を掲載していることも多く、中には復旧ラボの見学を行っている業者もあるはずです。

技術力の低い業者に依頼しないためにも、設備の有無は必ずHP上で確認しておきましょう。

復旧率を数値で表記していない

復旧率を表記していない業者には要注意です。

もし技術力に自信のある業者だと、復旧率を「数値」で具体的に記載していることが多いです。一方、復旧率を数値を表記していない業者は、技術力が乏しいか、設備を持たない零細企業といった場合が多く、あえて非公開にしている可能性があります。たとえ定額制・完全成果報酬制を謳っていても注意しましょう。

完全成果報酬・価格の安さを売りにしている業者

技術力や復旧率が低い業者ほど、「復旧に失敗したら0円(完全成果報酬)」や「定額制で安心」といったように価格の安さを売りにしている業者には要注意です。完全成功報酬制の業者や、安価で復旧を請け負う業者は、市販の復元ソフトでもできるような軽度な復旧作業を対象としていることが多く、対応できる症状の幅も限られることがあります。少なくとも確実にデータ復旧を行うには、業者選びの際はプラン面で注意しておきましょう。

PCデータ復旧業者に依頼するときのポイント

業者選びで確実に押さえておきたいポイントは次のとおりです。

業者選びのポイントは、以下の記事で詳しく紹介しています。

【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める

データ復旧業者の技術力を見極めるポイントとして、たとえば下記のような項目があります。


  • データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している
  • 海外からの技術導入を積極的に行っている
  • 他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある
  • クリーンルーム等、データ復旧に必要な設備や部品を保有している
  • 復旧ラボを自社内に保有し、公開している
  • 対応できる機器の種類や症状が豊富である
  • 優秀な復旧エンジニアが多数在籍し、機器ごとの専門に分かれている
  • 初期診断・復旧スピードが速い
  • 研究開発などの取組みが第三者(公的機関)に認められた実績がある

PCデータ復旧業者は全国に数多くありますが、技術はピンキリです。その際、指標となる軸が「復旧実績」「設備」「ラボ公開有無」「従業員数」「初期診断・復旧スピード」「受付時間」です。これらは、いずれもデータ復旧の信頼度を確認する上で、必要不可欠な要素となります。

ただ、こうした観点をもとに、有名なPCデータ復旧業者5社を比較すると、WEB上で情報をオープンにしている業者は思いのほか少ないことが分かりました。

サービス名 デジタルデータ
リカバリー
A1 Data PCエコ
サービス
アドバンス
デザイン
データレスキュー
センター
復旧実績 復旧率95.2%
✓相談件数
29万件以上
✓他社不可
3,000件
✓官公庁・法人
1万社以上
復旧率非公開×
✓復旧件数
7万件以上
復旧率非公開×
✓依頼件数
3万件
復旧率非公開×
✓大手法人
1,000社以上
復旧率非公開×
✓受付件数
15万件以上
設備 ✓クリーンルーム
(クラス100)
✓ドナーHDD
7,000台以上
✓クリーン
ベンチ
✓ドナーHDD
2万台以上
×

なし

✓クリーンルーム
×

なし

ラボ公開

公開・見学可能

×

非公開

×

非公開

×

非公開

×

非公開

従業員数
(エンジニア
人数)
164名
(約40名)
66名(-) 18名(-) 20名(-) 23名(-)
初期診断・
復旧スピード
【初期診断】
最短5分【復旧】
80%を48時間
以内に完了
【初期診断】
1~3日【復旧】
非公開
【初期診断】
1日~【復旧】
最短3日
【初期診断】
1~3日【復旧】
非公開
【初期診断】
6~48時間(※一部有料)【復旧】
非公開
受付時間 年中無休
24時間受付
平日のみ
24時間受付
年中無休
24時間受付
平日のみ
9:00~17:30
年中無休
9:00~18:00

(※2022年9月時点の情報)

復旧率が非公開の業者は、復旧スピード・復旧ラボの設備規模・エンジニア人数も非公開だったため、全体像がつかみづらい印象でした。

デジタルデータリカバリーの在籍エンジニア人数を参考にすると、他の業者のエンジニアは2~3名ほどとかなり少ないかもしれません。

技術力の高い業者を見極めるうえでWEB公開情報は貴重な判断材料になります。主要な項目についてどのように判断したらよいか、さらに詳しく解説します。

データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している)

各データ復旧業者の復旧実績や復旧率は公式HPなどで確認ができる場合が多いです。「復旧実績〇件」復旧率〇〇%」など数値で示されている場合は、客観的な指標であるので信頼できる情報と言えます。

復旧技術は業者によって雲泥の差があるため、そもそも復旧率や件数を非公開としている業者は技術力が低い、または実績が少ないと考えていいでしょう。また、専門の解析ツールクリーンルームなどの復旧設備の有無を確認することでも、その業者の復旧率(技術力)を確認することができます。

他にはデータ復旧の技術レベルが特に高い業者の特徴として、下記があげられます。


データ復旧技術のレベルが特に高い業者の特徴

  • データ復旧の中でも最高難易度といわれる「データの記録される面に傷のついたHDD(スクラッチ障害)から復旧実績がある業者」は技術レベルが非常に高い
  • 相談実績や復旧の成功度合いを明示している(20万件以上~、復旧率〇%等)
  • HDDだけでなく、SSDやUSBメモリ、SDカード、スマートフォンといったメモリ媒体の障害にも対応している
  • RAID構成のNAS・サーバーやデータベースの復旧に対応している

復旧率が高い業者は信用できない?

復旧率が高いだけでは信用できない」という見方も存在します。復旧率の計算方法が業者によって違うため、単純比較が難しいことが理由です。しかし、全国100以上あると言われるデータ復旧業者から依頼先を決めるうえで、復旧率という客観的な指標が判断材料の一つとなるのも確かです。もしも信ぴょう性が気になる場合は、「データの根拠まで明記しているか?」「第三者機関のチェックを通しているか?」というポイントにも注目するとよいでしょう。

復旧スピードが速い

納期のあるデータや、失ったことで業務が止まってしまうデータを紛失した場合、一刻も早く復旧したいと思うものです。そこで気になるのが復旧業者のスピードです。


復旧スピードが速い業者の特徴

  • 交換用の部品を大量に保有し、部品調達の時間をカットしている
  • 土日祝日も復旧対応をしており、復旧エンジニアの人員が多い
  • クリーンルーム等の設備導入が進んでおり、復旧できる台数が多い

復旧スピードには交換部品の在庫数エンジニアレベルなどの要因があります。

たとえば機器に物理的な障害がある場合、内部で破損した部品を交換する必要があります。HDDなどの記憶媒体は外見や型番が同一でも、製造年などで部品が異なる場合があります。交換部品を多く取り揃えている専門業者では、必要な部品を海外から調達している時間をカットできるため、迅速な復旧・納品が可能です。

自社内にクリーンルームなどの復旧専用設備を保有している業者では、復旧作業を安全かつ迅速に自社で完結させることができ、結果として復旧スピードが向上します。専門業者によっては、復旧スピードの目安が明記されていることもあるので公式HP等で確認してみてください。

他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある

一度他社で復旧作業を行い、復旧できなかった機器であっても業者によっては受け付けてくれる場合があります。技術力の高い業者であればあるほど、他社で復旧できなかった機器の復旧実績が多くなる傾向にあります。一度復旧ができなかった場合も、他の業者に依頼をしてみると復旧できる可能性があるので、諦めずに相談してみるのがいいでしょう。

また、繰り返しになりますが、このように一度復旧に失敗し他の業者に依頼するといったダブルコストをかけないためにも、最初に最も技術力の高い業者へ依頼することをおすすめします。

公的機関からの表彰歴がある

公的な機関からの表彰歴なども、技術力をはかる指針となります。

特に、一般の団体ではなく自治体や政府機関・警察などからの表彰歴・感謝状の受賞歴があるデータ復旧業者は、それだけの実績を残していることを信頼してもよいでしょう。

HPに掲載されている表彰歴・受賞歴などを確認してみてください。

【ポイント2】信頼できる復旧業者かを見極める

技術力以外にも、その業者が信頼できる業者かどうかは気になるところです。データ復旧業者が信頼できるかを見極めるために、具体的には下記のような点に着目するといいでしょう。


  • 大手法人や官公庁の取引実績が多数あり、運営会社が信頼できる
  • サービス対応が丁寧で信頼できる
  • プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている
  • 復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)

大手法人や官公庁の実績が多数あり、運営会社が信頼できる

技術力が高いと謳っていても、相談件数・復旧件数が少ない等実績が伴わなければ、信ぴょう性は疑わしいものとなってしまいます。そのため、下記のような観点で実績の確認を必ず行いましょう。

データ復旧業者の中には、その取り組みが認められ第三者機関に表彰されている業者も存在します。信頼できる業者へ依頼するために、HP上で具体的な数値で実績を明記している業者を選んだ方がいいでしょう。


実績のあるデータ復旧業者の特徴

  • 大手企業や官公庁からの依頼がある
  • HP上に「相談件数〇〇件」「復旧実績〇〇件」と具体的な数値で示している
  • 公的機関(官公庁、警視庁等)からの表彰実績がある
  • メディアでデータ復旧業者として取り上げられた実績がある

プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている

企業データ技術データなど、外部に知られてはいけないデータを復旧しなければいけない場合もあります。そのような場合は、各専門業者のセキュリティ対策を確認しましょう。

上記の実績部分でも触れましたが、大手企業や官公庁からの依頼がある企業はセキュリティ対策が万全である業者が多いです。取引実績のほかにも「ISO27001」や「Pマーク」など、世界基準で規定されているセキュリティの認定を取得していることや、防犯カメラ外部部機器の持ち込み制限など、情報漏洩対策がしっかりされているかを確認しても良いでしょう。

ISO27001・Pマークとは

ISO27001(ISMS)やPマークとは、情報セキュリティマネジメントシステムの規格です。

ISO27001(Information Security Management Systems)とは、組織における情報管理のセキュリティ、管理方法、マネジメント方法について定めた規格です。

個人情報保護法よりも対象とする情報の範囲が広く、国際的に統一された規格なので、ISO27001/ISMSの認証を取得している企業であれば、大切なデータを預けても安心です。

また、Pマーク(プライバシーマーク)とは日本国内の規格で、こちらも個人情報保護マネジメントシステムを運用していることの証明となります。

復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)

「避けた方が良いデータ復旧業者の特徴」で紹介した通り、データ復旧業者の中にはWebサイト上に掲載している社内風景と実態が異なる怪しい業者も存在します。大切なデータを預ける上で、信頼できる業者か、対応している人の顔が見えるかは非常に重要な点といえます。

データ復旧の設備を自社内に保有し運営している業者は、復旧ラボへの持込みや見学を受付ていたり、SNS等で作業風景を発信しているケースもあります。心配な場合は「作業現場の見学は可能ですか?」「設備を自分で確かめたい」等を相談するといいでしょう。セキュリティ等を理由に断られた場合、その業者は怪しいと判断したほうがいいです。正確な実態を確認するようにしましょう。

設備の規模を見極めるポイント

  • クリーンルーム(クラス100等)を設置している
  • 交換用HDDなどの復旧に必要な部品のストック数が多い
  • 復旧ラボが公開されている
  • 在籍しているエンジニアの数が多い
  • 同時復旧可能な台数が多い

クリーンルームとは?

クリーンルームとは空気の清浄度が高い部屋のことで、HDD復旧作業の工程で必要になることがあります。クリーンルームには清浄度の規格があり、HDDの復旧作業では「クラス100」と呼ばれる無菌手術室と同等レベルの設備がないとできない作業もあります。「クリーンベンチ」はクリーンルームより簡易的な設備であり、行える作業が限られます。多くの業者では簡易的なクリーンベンチしかない・そもそも専用の設備がなく、精密な作業は他社に外注している業者も存在します。

【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める

データ復旧サービスの利用しやすさを見極める項目としては、下記があげられます。


  • 土日祝日の復旧対応や夜間窓口があり、相談しやすい
  • 出張での復旧に対応している
  • 依頼前の初期費用がかからない
  • 特急料金がかからない
  • データ納品時の追加費用がかからない

土日祝日の復旧対応や夜間窓口があり、相談しやすい

急ぎでデータが必要な場合や、仕事で平日の相談が難しい…といった場合も、土日祝日対応の業者であれば、安心です。業者によっては24時間受付を行っている業者もあるため、緊急時や急ぎの復旧依頼を行いたい場合は、営業時間を確認するといいでしょう。

依頼前の初期費用がかからない

自身の機器の状態が分からないまま専門業者に依頼するのは不安だ」という方は少なくないでしょう。そのような場合は初期費用の発生しないデータ復旧専門業者へ相談しましょう。

初期費用というのは「データ復旧の作業に着手するまでの費用」のことを指します。


データ復旧依頼前に請求される可能性のある初期費用

  1. 症状の相談
  2. 機器の配送料金
  3. 機器分解料金
  4. 初期診断・見積費用

業者によっては、依頼前であるのにも関わらず見積のための機器配送料や機器の分解料金、初期診断費用が発生することがあります。また、診断の結果、復旧が不可能だったり依頼をキャンセルしたとしても、その費用は初期診断代として返金されません。データ復旧専門業者を選定する場合は、必ず上記の初期費用の発生しない専門業者へ相談をしましょう。

特急料金がかからない

急ぎで初期診断や復旧対応を依頼したい場合、特急料金がかかる業者があります。また業者によって営業時間や復旧・納品までのスピードには差があるため、依頼の際は気をつけましょう。特急料金がかからない、かつ土日祝日等にかかわらず最短で復旧対応を行ってもらえる業者を選ぶといいでしょう。

データ納品時の追加費用がかからない

データ復旧後、納品用の機器代金やデータのコピー代金を別途請求されるケースがあります。心配な場合は、依頼前にデータ納品時の形態や、追加費用の有無を確認しておくといいでしょう。

データ復旧サービスをネットで検索した際によく見るのは、デジタルデータリカバリー、アドバンスデザイン、AIデータ、Livedata、AOSデータ復旧サービスセンター、PCエコサービス、データレスキューセンターなどです。データ復旧業者は全国で100社以上もあると言われるので、その中で主要な業者だと思われます。しかし、しっかり条件を見比べてみると、初期診断や機器の配送料が有料だったり社内にクリーンルーム(HDDを開封するのに必要な設備)を保有していなかったりと、ネットで上位の業者でもサービス内容には差があるようです。

おすすめデータ復旧専門業者

データ復旧専門業者に依頼するのであれば、データを復旧出来なければ意味がありません。そこで「復旧率の高い」パソコンのデータ復旧に対応している専門業者を選定しました。

デジタルデータリカバリー


公式HPデジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは、データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧専門業者です。復旧率最高値は95.2%と非常に高い技術力を有しています。依頼の8割を48時間以内に復旧と復旧のスピードも優れています。また、官公庁や大手企業を含む累積29万件以上の相談実績があります。

相談から見積もりの提示まで無料で行っているため、データ復旧を検討している際はまずは最大手であるデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。

復旧費用 相談から見積もりまで無料
500GB未満:5,000円〜
500GB以上:10,000円〜
1TB以上:20,000円〜
2TB以上:30,000円〜
対応製品 パソコン(ノート/デスクトップ)、SSD、RAID機器(NAS/サーバー)、外付けHDD、USBメモリ、ビデオカメラ、SDカード・レコーダー等記憶媒体全般
復旧期間 最短当日に復旧完了(本社へ持ち込む場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
特長 11年連続データ復旧国内売上No.1
復旧率最高値95.2%の非常に高い技術力
官公庁や大手企業を含む累積29万件以上の相談実績
相談・診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ

データが消えないようバックアップを取る

今回ご紹介したのはPCが壊れた際の対処法でしたが、PCが突然壊れてもあわてずに済むように、日ごろからバックアップをこまめにとっておくことが大切です。

バックアップのデータがあれば、万が一のときの被害を最小限に抑えられる上、データ復旧の際もスムーズで費用が抑えられます。

まとめ

パソコンが起動しない原因や、その対処法などを紹介してきました。

パソコンが起動しない現象はユーザーが一度は経験する最もありふれたトラブルのひとつですが正しい対処法については余り知られていません。またパソコンが起動しない際にやりがちな「強制終了」「再起動」の繰り返しは、データ消失やクラッシュの原因となる恐れがあります。

実際にエラーに遭遇した時のためにも正確な知識と対処法をあらかじめ身に着けておき、いざという時の為にもデータのバックアップはこまめにとるようにしておきましょう。

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