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【徹底解説】Mac故障時の復旧・データ復元方法(MacBook・iMacなど)

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MacのPC(Macbook Air・Macbook Proなど)を使用している方は多くいらっしゃることと思いますが、MacのPCに不具合・故障が生じた場合、どのような対処方法があるのでしょうか。MacのPCが正常に動作しない理由は、複数の原因が考えられるため、個人判断での対処はリスキーです。

この記事では、Macの故障事例や障害原因、動作改善やデータ復旧・復元方法などについて解説します。

Macにおける故障事例

Macで発生する故障事例にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、実際の故障事例をいくつか紹介します。

ケース①:フリーズ

パソコンの作業中に、画面が急に固まったり、読み込み時間が異常にかかる状態を「フリーズ」といいます。

このような場合、しばしば電源ボタンを長押しする「強制シャットダウン」を繰り返しがちですが、これはパソコンにかける負荷も大きく、最悪の場合データが消えてしまう可能性もあります。

なお、マウスが動かずキーボードのみが動く場合は【⌘command】+【option】+【esc】からフリーズしているアプリを選択し、強制終了してください。

Macがフリーズ・応答なしになる詳細については以下の記事を参照してください。

ケース②:正常に起動しない

電源ボタンを押したのに正常に起動しない場合、複数原因が考えられます。

たとえば「起動後ログイン画面に入れない」場合、MacOSの起動プロセスに不具合が生じていることが想定されます。なお「画面が全くつかない」場合は「ケーブル抜け」や「ハードウェア破損」などの可能性が考えられます。

Mac の起動プロセスが完了しない場合、上記のような画面が表示されたまま停止することがあります

ケース③:エラーメッセージ

Macのエラーメッセージには、大きく分けて以下の2つに分けられます。

  • 子画面(別ウインドウ)が表示されるもの
  • グレー画面に文字列が表示されるもの(カーネルパニック)

前者は一時的かつ軽微な異常であることが多く、エラーコードが記載されている場合もあるため、早急に原因を特定し、適切な対応を行いましょう。一方、後者は重い障害が疑われるため、再起動後も症状が改善しない場合は、業者などに問い合わせることをおすすめします。

Mac版ブルースクリーン「カーネルパニック」。ソフト的・ハード的な障害でOSが正常に動作しない場合に表示される

ケース④:異音がする

Mac本体から「カチカチ」「カタカタ」と異音がする場合は、内蔵HDD(ハードディスク)やPCファンに不具合が発生していることが考えられます(異音がする場合、ケース①②の症状を併発していることもあります)。

HDDから異音が発生する原因と対処方法については、以下の記事を参照してください。

Macにおける故障原因について

こうした故障事例が発生する原因は大別して「ハードウェア」と「ソフトウェア」の2つの問題に分けられます。

ハードウェアに問題が発生している場合

内蔵HDD/SSDの物理障害

PC内のハードウェアの物理的な問題は「物理障害」と呼ばれています。

主な原因は「経年劣化」「熱」「衝撃」で「フリーズを繰り返す」「異音がする」など明確な異常が見受けられます。さらに症状が進行すると、機器が完全に起動・動作しなくなり、専門業者でも対応できなくなる恐れがあります。

予防策としては「日頃からバックアップを取っておく」ほか、Macに搭載されたハードウェア故障を検出する「Apple Diagnostics」とでエラーを確認することも大切です。

メモリに問題がある場合

Macには起動時に必要な情報を記憶した小型メモリ(PRAMやNVRAMなど)があり、これをリセットすると不具合が解消されることがあります。

リセットするには、Mac をシステム終了したのち、起動後すぐ【option+command+P+R】のキーをApple ロゴが表示されるまで20秒ほど同時に押してください。

周辺機器の障害

iMacやiMac Proなどデスクトップパソコンにはおいてトラブルが発生した場合、パソコン本体に異常は発生しておらず電源ケーブルや接続部分などが接続不良や故障している可能性があります。

しっかりと差し込まれているか、周辺機器の接続状況を確認しましょう。

ソフトウェアに問題が発生している場合

内蔵HDD/SSDの論理障害

Macパソコンに内蔵されているHDD/SSD内のデータやシステムは、誤操作によるデータ消去・初期化によってデータの位置情報に異常が発生したり、パーティションなどのファイルシステム破損によってディスクを正常にマウントできなかったりします。このような原因で生じた不具合は「論理障害」と呼ばれます。

アプリケーションの問題

アプリケーションの動作に遅延が生じている場合は、しばらく待機して、それでも解消されない場合はアプリケーションを強制終了しましょう。

なお、動作環境を満たしているにも関わらず、特定のアプリがフリーズを繰り返す際は、アプリが「バグ」を起こしていたり「古いバージョン」を使用しているシチュエーションが考えられるため、最新バージョンのアプリを再インストールすることをおすすめします。

Mac故障時の対処法について

こちらではMacが故障して正常に起動・動作しないときの対処法を中心にご紹介いたします。あくまで「起動」を優先した方法がメインのため「データ」を失ってしまうリスクがあるということをご理解ください。

電源の確認

Mac が起動しない場合は、まず電源コードやケーブルが正しく接続されているか確認しましょう。

電源コードやケーブルは見落としやすく、正しく接続されてないケースは多いため、はじめに確認が必要です。もし適切に接続されていた場合は、周辺機器をパソコンからすべて外し再起動しましょう。周辺機器を外すことで、パソコン・周辺機器のどちらに問題が生じているのか確認することができます。

ただし、何度も再起動すると障害の悪化に繋がってしまいますので、1回試して起動しない場合は、むやみに再起動することは避け、別の方法を試すようにしましょう。

macOS ユーティリティ(復元システム)

Mac起動直後、【⌘command+R】を長押しすることによって上記の「macOS ユーティリティ」が起動する。

Macが正常に起動しない場合、不具合やエラーの改善策として「macOS ユーティリティ」があります。Macの故障を改善し、動作やデータを復旧するには「MacOSユーティリティ」内にある以下の各項目をそれぞれ選択しましょう。

・MacOSを再インストール
MacOSをダウンロードして再インストールを実行します(Macに保存されたデータや設定は引き継がれます)。

・ディスクユーティリティ
起動ディスク、またはその他のストレージデバイスのエラーを修復・消去できます。

・Time Macineバックアップから復元
現行Macには「TimeMachine(タイムマシーン)」という自動バックアップ機能が備わっています。たとえばファイル破損が起きている場合は、時系列ごとに復元させたい日時のファイルを選択して復旧させることが可能です。ただし本機能を使うには、大容量(1TB~)の外付けHDDを別途準備する必要があります。

Time Machineの使用方法・データ復旧方法については下記の記事で詳しく紹介しています。

SMCリセット

Mac が正常に起動しない・フリーズする場合は、SMC(System Management Controller/システム管理コントローラ)のリセットを行うことで改善する可能性があります。SMCとは電源、バッテリー、センサーなどを管理しているMacの機能です。もしここに不具合がある場合は、フリーズにつながることがあるため、まず一度この部分をリセットしてみましょう。

ただし、SMCのリセットが推奨されるのは、アプリケーションを全て終了後、「スリープ」「システム終了」「再起動」を試しても不具合が解消されない場合に限ります。なお、SMCのリセット方法はMacの機種によって異なるため、詳しくはApple公式サポートページを見てください(下記は一例です)。

MacBook 【shift + control + option】と電源ボタンを10秒以上押下してください。
Macのデスクトップ 電源コードを外し、数分経過したら再びコードを接続し5秒後に電源をつけてください。

※SMCのリセットを何度も繰り返すことはMacに負担をかけるので控えましょう。上手くいかない場合は他の対処法を試してください。

PRAMリセット

Macには起動時に必要な情報を記憶した「PRAM」という小型メモリがあり、これをリセットすると不具合が解消される場合があります。

PRAMのリセット方法は、起動直後に【P+R+command+option】の4つのキーを同時に押し続けてください。その間、Mac は再起動しているように見えます。起動音が鳴る Mac の場合は2度目の起動音が鳴ります。そのタイミングでキーを放すことによってPRAMがリセットされます。

※PRAMリセットをしても起動できない場合は、Mac本体が物理的に損傷している可能性が高いです。

セーフモード(セーフブート)

セーフモード(セーフブート)にすると、起動ディスクのディレクトリの修復・各種システムのキャッシュ削除を実施します。状態にもよりますが、セーフモードにすることで起動できる可能性があります。

セーフモードの起動方法は非常に簡単です。起動直後、進行状況バー(あるいはログイン画面)が表示されるまで「shift」キーを押し続けるだけです。セーフモードを終了する場合は、Macを終了するか再起動してください。

上記の方法でも正常に起動・動作できない場合は、PC本体に重度障害が発生している可能性が高いため、専門業者に相談・依頼することをおすすめします。

専門業者に依頼する

上記の対処法で問題が解決しない場合、個人で対応できる範囲を超えている可能性があり、こうしたケースで再起動や自動修復を繰り返すと、最悪の場合、機器・データともに破損してしまうリスクがあります。

なお、物理障害(ハードウェア障害)が発生している場合、個人での修復およびデータ復旧は不可能です。自己流の対応は避け、データの要不要に応じ、適切な専門業者に相談・依頼しましょう。

ここまで「動作」を優先させた対処法を説明しましたが、もし故障したMacPC内のデータが必要な場合は、データ復旧の専門業者に問い合わせることをおすすめします。

データ復旧業者を選ぶポイントについては以下の記事を参照してください。

Mac故障時の注意点

過度な電源のオン/オフや再起動はNG

Macが正常に起動しない状態で、電源のオン/オフや再起動を繰り返すのはやめましょう。エラー状態で通電を繰り返すと、破損が進みやすく、状態が悪化する恐れがあります。

またHDD・SSDを問わず、電源を落とす工程には順序があるため、その順序に従わない処理が行われると、回路が暴走する恐れもあります。

個人で対応することのリスク

Mac上のデータが消えてしまった場合、Mac向けの復旧ソフトが有効な場合もあります。

復旧ソフトを使用するメリットとしては、個人での作業を気軽にすることができる点や、コストを比較的安く済ませることができるという点です。しかしデメリットとして、軽度のソフトウェア障害(論理障害)しか復旧できず、症状原因が分からない、もしくは使用手順を間違えてしまった場合、Macの症状を悪化させてしまう可能性があります。

また、機器の動作を復旧させる、Macの復元システム(ユーティリティ)やリセット機能も、解消できるのは軽度論理障害のみで、ハードウェア障害(物理障害)が発生している状態で修復を試すと、データ消失や機器の物理的破損など致命的な障害を引き起こす恐れがあります。

そもそもMacの故障原因は、基本的に自己判断で特定できるものではありません。まずは専門業者で診断を受けてみることをおすすめします。業者の選び方については以下の項で詳しく解説していきます。

業者に依頼する際の注意点

ここまで紹介した対処法でも上手くいかない場合は、MacOSが格納されている内蔵ストレージ(HDD/SSD)に深刻な障害が発生している恐れがあります。

もし、データ不要でパソコンの動作自体を改善したいという方は「メーカーや修理業者」へ、パソコンからデータを取り出したいという方は「データ復旧業者」へ相談してください。

データが不要な場合

データ不要で、機器自体の修理したいという方は、メーカー(Apple)や修理業者に依頼しましょう。破損しているパーツを修理・交換し、パソコンを再び動くようにしてもらうことができます。

ただし、ストレージを新品に入れ替えると、内部のデータはすべて初期化され、工場出荷時の状態に戻ってしまう恐れがあります。

データが必要な場合は、先にデータ復旧業者への依頼をする必要があります。

データが必要な場合

機器自体の修理よりも、保存されているデータを復旧・復元したい場合は、データ復旧専門業者に依頼することをおすすめします。

専門知識やノウハウが蓄積されている復旧業者であれば、標準搭載ツールや復旧・復元ソフトでは対応できない障害機器からのデータ復旧が可能です。

ただし、データ復旧業者は国内に100社以上あり、業者によって対応できる障害の範囲も異なっていますので、障害機器に対応した技術力の高い業者を選ぶようにしましょう。

中には診断~見積もりまで無料で行っている業者もあるため、まずは無料相談を受け付けている技術力の高いデータ復旧業者へ相談することをおすすめします。

おすすめデータ復旧サービス・製品

技術力が高い業者の選定といっても、素人には判断が難しいです。
そこで、データ復旧サービス各社の価格、内容(対応製品)、期間や特長から比較した、おすすめのサービスを紹介します。

デジタルデータリカバリー

サイトデジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは11年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧業者です。復旧率に関しても95.2%と業界最高水準を誇り、技術力は申し分ないといえます。
また、技術力の他に復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。料金体系は成功報酬制が採用されており、診断・見積りも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへの問合せをおすすめします。

価格 500GB未満:5,000円〜
500GB以上:10,000円〜
1TB以上:20,000円〜
2TB以上:30,000円〜
内容(対応製品) RAID機器(NAS/サーバー)、ハードディスク(パソコン)、外付けHDD、USBメモリ、ビデオカメラ、SSD、SDカード・MSDカードなど
期間 最短当日(持ち込みの場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
特長 11年連続データ復旧国内売上No.1
95.2%の非常に高いデータ復旧率
累積29万件以上の相談実績
診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)

データリカバリーサービス

サイトデータリカバリーサービス

データリカバリーサービスはデジタルデータリカバリーに次ぐ復旧率90.6%を誇るデータ復旧業者です。
国内をはじめ世界各国の復旧会社と情報交換・技術導入を行っているようです。少数精鋭のエンジニア集団でそれほどの規模でないながらも1万3000件以上の相談実績があり、無料診断も実施しているため、データリカバリーサービスへ問合せしてみるのもよいでしょう。

価格 160GB未満:12,000円~
160GB~500GB未満:18,000円~
500GB~1TB未満:25,000円~
1TB~2TB未満:36,000円~
2TB以上:48,000円~
内容(対応製品) 外付けHDD、パソコン、SSD、USBメモリ、RAID機器(NAS/サーバー)、ビデオカメラ、SDカード、MSDカードなど
期間 初期診断:最短90分
初期診断後に復旧期間を提示
特長 データ復旧率90.6%
延べ13793件のご利用実績
国内外の復旧会社とコネクションを持つ少数精鋭のエンジニア集団

まとめ

今回はMacにおいてトラブルが発生した際の復旧・復元方法について解説しました。

Macで何らかのトラブルが発生した際、自己判断での作業はリスクを伴います。

  • 機器自体を修理したい場合は、メーカーや修理業者に相談。
  • データが必要な場合は、データ復旧業者に相談。

今後不具合が発生したり、取り返しのつかないことにならないためにも正しい対処を行いましょう。

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