印刷のデジタ、不正アクセス被害対応でクオカード500円送付|サイバーセキュリティ.com

印刷のデジタ、不正アクセス被害対応でクオカード500円送付



画像:株式会社デジタより引用

株式会社デジタは2022年3月3日までに、同社が運営するオンラインサイト「印刷通販デジタ」より、同社が保有する顧客メールアドレス2万1,042件が流出した可能性があると明らかにしました。

説明によれば、攻撃を受けたのは2022年2月21日のことで、外部からのサイバー攻撃を受けたことにより、同社から情報が盗み出された可能性があるとのこと。

同社がセキュリティ対策を実施するとともに流出内容や範囲を調査したところ、過去の特定期間に商品発送を行ったユーザーのメールアドレスや特定期間に送信した一部の注文者情報(氏名や住所・電話番号・メールアドレス)の流出懸念が判明しました。

500円のクオカードを送付予定

株式会社デジタは現在、流出対象者らに個別に連絡を取り、電子メールでの謝罪と説明をしている状況です。

発表によると、同社は今後、対象者らに書状とともに500円分のクオカードの送付を予定しているとのこと。情報流出を伴うインシデントは日々多数発生していますが、初動段階でのクオカードの配布例は希少です。

なお、同社によると、流出情報はメールアドレス等に限定され、パスワードやカード情報、入稿データなどは含まれていないとのことです。

参照不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとご報告/株式会社デジタ


SNSでもご購読できます。