河北麻友子がデジタル安全大使に就任!パスワード管理テクニックなど学ぶ|サイバーセキュリティ.com

河北麻友子がデジタル安全大使に就任!パスワード管理テクニックなど学ぶ



7月1日は「国民安全の日」です。これは1960年に創設されたもの。当時は工場や鉱山などで産業災害が頻発していました。また、火薬関係の爆発災害や自動車事故も続発。これらの安全対策と国民への啓蒙を目的として、創設されました。

さて、時代は流れて社会インフラも大きく変化しています。最も大きな変化はインターネットでしょう。今や誰もが利用するインフラこそ安全性が求められます。

デジタルセキュリティとプライバシー製品のグローバルリーダーとして知られるアバストは6月29日、都内で「デジタル安全大使」任命式を開催しました。デジタル安全大使は、オンラインセキュリティの基本やインターネットCookieなどの正しい知識を推進するアンバサダーに贈られるもの。任命されたのは、モデルや女優として活躍する河北麻友子さんです。

巨大”クッキー”の任命状に「美味しそう」

テレビで見ない日はないほど精力的に活動している河北さん。タレント業だけでなく女性限定オンラインサロンを運営しています。また、SNSでも積極的にセキュリティ情報を発信していたことからデジタル安全大使に任命されました。「今やネットは欠かせない。特にスマートフォンには全ての個人情報が入っている。デジタル安全大使就任をきっかけに、色んなことを学んでいきたい」と話しました。

手渡された任命状は巨大なアイシングクッキーでできたもの。もちろん、インターネットCookieとかかっています。食べられるクッキーを授与された河北さんは「良い匂い。美味しそう」と喜んでいました。

識別子とコアパスワードで管理する

インターネットセキュリティの基本と言えば、パスワードの強化と管理です。「パスワードの強化はしたけれど、使い回してしまう」と河北さん。確かに、多くのインターネットサービスを利用する現代、覚えやすいように一つのパスワードを使い回しがちです。

河北さんをデジタル安全大使に任命したアバストソフトウェアジャパンの藤本善樹社長は「識別子とコアパスワードを別々に管理する」と、テクニックを伝授しました。識別子は利用するサービスごとに決める文字列。アバストのサービスであれば「Avast」、ゲームアプリであれば「Game」とします。一方、コアパスワードは使い回してOK。他人から想像されにくく、自身が暗記できるものが好ましいでしょう。例えばコアパスワードを「mayukoitteq28」と設定します。アバストのサービスを利用するパスワードは「Avast mayukoitteq28」となり、ゲームアプリは「Gamemayukoitteq28」となります。このテクニックを聞いた河北さんは「なるほど、帰ってすぐやります」と話していました。

2022年4月、個人情報保護法改正

2022年4月より、個人情報保護法が改正されました。Cookieが個人関連情報となり、ユーザーに対して「本人の同意」を取得する必要があります。

Cookieには「ファーストパーティーCookie」と「サードパーティーCookie」があることを知った河北さんは「今までOKボタンを押さないとサイトが見られないと思っていた。深く考えずにすぐにOKを押していたけれど、Cookieの役割を理解して適切に管理していきたい」と述べました。

 

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