SOMPOホールディングス株式会社は2022年8月23日、同社の台湾にあるグループ会社(SOMPO Taiwan Brokers Co., Ltd.)が運用するシステムが何者かのサイバー攻撃を受けたと明らかにしました。
同社によればグループ会社では攻撃判明後、被害拡大を防止するためシステムを外部ネットワークから遮断したうえで、各種システムの利用停止措置を取っています。
公表時点で機密情報等の流出は確認されていませんが、流出の有無および範囲の特定を行うには外部専門機関の協力が必要となるため、現在調査を進めているとのことです。
他のグループ会社に影響はなし
SOMPOホールディングス株式会社によると、確認されたサイバー攻撃は台湾拠点に限定され、日本法人を含む他のグループ会社に影響は生じていません。
同社は現在、台湾の行政機関や捜査当局、ブローカー協会など関係各所に必要な報告・届出を行っているとのこと。今後は再発防止のため、情報セキュリティの強化に一層取り組むとしています。
参照台湾のグループ会社に対するサイバー攻撃について/SOMPOホールディングス株式会社