委託職員が患者情報を誤送信し漏えい│千葉労災病院|サイバーセキュリティ.com

委託職員が患者情報を誤送信し漏えい│千葉労災病院



画像:千葉労災病院より引用

千葉労災病院は2025年12月1日、委託事業者に所属する職員が業務上の理由で患者情報を外部送信する際に誤りがあり、対象患者2名の個人情報を漏えいしたと発表しました。

同院によると2025年11月11日、中央検査部に常駐する委託事業者の職員が、患者2名に関する「検査材料変更指示内容」が記載された書類を委託業者本社へのFAX送信を試みました。ところが、送信時に誤りがあり、本来送信すべき本社ではなく、個人宅へ送信していたことが判明しました。送信後、受信した個人宅より誤りの連絡があり、発覚しました。

漏えいした可能性がある個人情報は、患者名(カタカナ表記)および検査材料変更指示内容の2件に限られます。これ以外の個人情報が外部に流出した事実は確認されていない、とのこと。同院は今後、職員および委託職員に対し、個人情報の不要部分をマスキングする運用の徹底や、FAX番号の事前登録、送信時のダブルチェックなど、FAX運用手順の遵守を指導。個人情報の重要性と管理について周知を徹底し、再発防止に努める方針です。

参照個人情報漏えいに関するお詫びとご報告|千葉労災病院

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