佐賀県教育委員会は2023年2月15日、教育委員会が雇用しているスクールソーシャルワーカーが、児童生徒30名の個人情報が記載された電子メールを誤送信したと明らかにしました。
説明によると、問題のソーシャルワーカーは2022年2月4日、定期的な情報提供のために児童生徒30名の活動記録を関係各所に外部一斉送信しました。ところが、送信したファイルには活動記録だけでなく、児童の氏名や所属先など本来公開する必要のない情報も記載されていたとのこと。
送信時、ソーシャルワーカーはミスに気付いていませんでしたが、メールを受信した関係先がミスに気付き、当人に連絡。報告を受けた県教委はミスを認め、流出対象者や保護者らに謝罪しました。
県教委は誤送信の原因について、ファイルの管理方法に問題を指摘しています。問題のソーシャルワーカーは個人情報と他のデータを同じフォルダに保存しており、これが個人情報混在に繋がったと分析しています。なお、県教委は誤送信事案を県内のソーシャルワーカー全員に共有し注意喚起。再発防止に努めるとしています。



























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