
画像:堺市より引用
堺市(大阪府)は2025年7月4日、市立中学校にて生徒の解答用紙データが誤って別の生徒に送信され、計26名分の個人情報が漏えいする事案が発生したと発表しました。
堺市によると、対象となったのは3年生のうち1クラス26名の期末試験1科目のデータです。市立小学校では、紙の解答用紙を出席番号順にスキャンしてシステム上で採点するデジタル採点支援システムのを採用していましたが、回収した解答用紙が番号順に整理せず、複数職員による確認も行わないままスキャンしたことにより、各生徒に別の生徒の採点結果が送信される事態となりました。
問題は2025年7月1日、生徒から「自分の解答用紙ではない」との申告が相次いだことにより発覚しました。事態を把握した学校側は生徒と保護者に事情を説明。ダブルチェックの徹底などにより、再発を防止すると発表しました。
参照市立中学校における個人情報漏えい事案の発生について|堺市