
画像:大阪市より引用
大阪市は2025年7月10日、市立小学校6年生35名分の成績などを含む個人情報が、児童向け学習端末から閲覧可能な状態になり、情報が漏えいしたと発表しました。
大阪市によると、漏えいの原因は教員によるアップロードミスです。教員は2025年7月8日午前10時ごろ、個人懇談会用に作成した資料を保存する際、本来は教職員用のフォルダに配置すべきところを、誤って児童が閲覧可能なフォルダにアップロードしました。翌日2025年7月9日、資料に個人情報が含まれていることに気付いた保護者が学校に連絡したことにより、事態が発覚しました。
アップロードされたファイルには、出席番号、氏名、1学期のテスト平均点(国語、社会、算数、家庭科)やノート評価、さらに個人懇談用の教員メモなどが含まれていました。対象となったのは6年生35名で、同校はデータを削除しました。同校は今後、校内規定の再周知と管理体制の徹底により再発を防止するとしています。