画像:栃木県より引用
栃木県は2022年7月21日、県の公式ウェブサイトにて公開している森林の所在地や面積、種類などをデータベース化した「森林簿」の掲載事項にミスがあり、県内の森林所有者1,786名の個人情報が閲覧可能な状態にあったと明らかにしました。
栃木県によると、問題の森林簿は2021年12月6日に掲載されたもので、職員が元帳データから引用して情報を更新する際、本来なら削除すべき森林所有者の氏名や住所もウェブ掲載する事態が発生。その後、栃木県はミスに気付かないままウェブ掲載を続けていましたが、2022年7月20日になり職員が確認し、掲載情報の誤りが判明しました。
栃木県によると、誤掲載の対象者は、足利市に住む315人の情報および那須烏山市に住む1,471名で、氏名や住所情報が公開状態にあった事実が確認されています。栃木県はこのため、掲載前ダブルチェックの徹底など再発防止策を提示の上で、謝罪しました。
なお、公表時点で情報の不正利用など二次的な被害は確認されていません。