画像:クリーンテックス・ジャパン株式会社より引用
クリーンテックス・ジャパン株式会社は2022年7月15日、同社の運用する社内サーバーが何者かの不正アクセスを受けた影響で、同社が保有する顧客情報最大4万600件が流出した可能性があると明かしました。
説明によると、2022年7月8日に同社従業員より社内システムにアクセスできない旨の報告があり、調査したところ、原因が外部からのサイバー攻撃によるものと判明。精査により、複数のサーバーにまたがりデータが暗号化されている事実が判明しました。
同社は事態を受け、被害が懸念される全サーバーのアクセスを遮断し、必要なセキュリティ対策を実施しています。公表時点で安全性の確認は取れており、今後は復旧作業および被害状況等の調査を実施するとしています。
楽天やAmazon経由情報も流出懸念
クリーンテックス・ジャパン株式会社によると、被害サーバーには社が保有する顧客情報の一部が含まれています。
同社が明かしたところによると、対象となるのは自社サイト、楽天、Amazon、Yahooショッピングで2016年5月11日~2022年7月7日に注文したユーザーおよび配送先の氏名、住所、電話番号、注文商品情報です。
規模は最大4万600件となる見通しで、同社は公表日以降、該当するユーザーに個別に連絡を取り謝罪するとしています。
参照社内サーバーへの不正アクセスによる個人情報流出の可能性のお知らせとお詫び(第一報)/クリーンテックス・ジャパン株式会社