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マルウェアとは?ウイルスとの違い、感染を無料で確認・駆除する方法



「マルウェアかな?」と思ったのは下記のような症状を感じたからですか?

  • 何もしないのにパソコンなどのデバイスが再起動を繰り返す
  • 突然電源が落ちた
  • 急に動作が以前に比べて遅くなり、デバイスが使い物にならなくなった

急にパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスがいつもと違うおかしな動きを始めること、皆様も経験があるのではないでしょうか。そんな時、真っ先に疑うべき原因の一つはマルウェア感染です。その場合、一刻も早い感染確認・チェック・駆除が必要です。

一般的に、サイバー犯罪者はマルウェアを使用し、被害者から金銭を巻き上げるのに利用できるようなデータを奪う事が多いです。そのようなデータには、金融情報、医療記録、プライベートなメールやパスワードに至るまで、さまざまな種類があり、侵害され得る情報の種類はきりがない程あります。

当記事では、そのマルウェアの定義、マルウェア感染の確認方法を徹底解説しています。一刻も早く以下の方法を実施して、ご自身のデバイスを守りましょう。

マルウェアとは?種類・ウイルスとの違い

マルウェアとは、英語の「malicious:マリシャス(悪意のある)」と「software:ソフトウェア」の2つの単語が組み合わさった造語です。

被害が増え続けている不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称で、その種類には「ウイルス(Virus)」「ワーム(Worm)」「トロイの木馬(Trojan horse)」などがあります。さまざまな手法を用いて感染し、スパムメールの配信や情報を搾取するなどの遠隔操作を自動的に実行するソフトウェアの総称です。

大きなマルウェアの分類イメージとしては下記のようになります。

マルウェアの分類(ウイルス・ワーム・トロイの木馬)

マルウェアの特徴を分類すると下表のようになります。

存在方法 自己増殖
ウイルス 他のファイルに寄生 する
ワーム 単体で存在可能 する
トロイの木馬 無害ファイルになりすまし しない

また、それぞれの詳細は下記に整理いたします。

コンピュータウイルス

ウイルスとは、パソコンやスマホなどのデバイスにインストールされている「アプリケーションソフトウェア」に、プログラムの一部を書き換え、自身のコードを潜り込ませ自主的に増殖するマルウェアのことです。

ウイルスは、独自で活動することができず、感染したアプリケーションソフトが実行された時に、悪意のある行動とともに増殖していくというものになります。

ワーム

ワームとは、悪意のあるプログラムで、自身を複製して他のシステムに拡散する性質を持ったマルウェアのことです。

独自に活動することができないウイルスとは異なり、独立したプログラムであり、拡散させるためのファイルを必要としません。しかし、ネットワークを介して他のコンピュータに伝染していく点では共通しており、同一視されることもあリます。感染経路としては、ネットワーク経由のものもありますが、USBメモリのようなストレージデバイスなどのメディアの利用により拡散されます。

トロイの木馬

トロイの木馬は、有用なソフトなどを装い(他のプログラムの内部に隠れ)、そのプログラムを実行することにより悪意のある行動をするマルウェアのことです。他のプログラムの内部に隠れるという点から、ギリシア神話におけるトロイア戦争の伝説に語られるトロイの木馬になぞらえて名前がつけられています。

独自に作動して拡散・増殖することがないため、この点で「ウイルス」「ワーム」とは区別されます。

スパイウェア

スパイウェアとは、簡単に説明すると「パソコン内でユーザーの個人情報や行動を収集し、別の場所に送ってしまうプログラム」のことです。ユーザーが気づかないうちにプログラムをインストールしていることが多く、まさに「スパイ」です。

悪意のあるスパイウェアの例では、インターネットバンキング利用時に利用者により入力される口座番号やログインID、パスワードなどの情報を盗み出して外部に送信するというものがあります。

キーロガー(キーストロークロガー)

キーロガーとは、キーボードで入力した内容を監視して記録するソフトウェアのことを指します。ただし、キーロガーは歴史的背景の基に作成されたもので、キーロガー自体はマルウェアではありません。

悪意ある者によって、キーロガーの入力内容を記録することができる機能を悪用し、パスワードや個人情報などを奪取するためマルウェア(スパイウェア)として用いられることがあります。

バックドア型

バックドアとは、外部からコンピュータを操作するために作られた「コンピュータへの不正な侵入経路」のことです。バックドアは、RAT (Remote Administration Tool) とも呼ばれ、IoT製品が増加している昨今、報告例も急増。バックドアをしかけるマルウェアを「バックドア型」と呼びます。

マルウェア感染したら?症状は?

パソコンなどのデバイスがマルウェアに感染しているかどうかは、マルウェア検出と駆除に対応しているセキュリティソフトウェアを使えば、簡単に調べることが出来ます。また、Web上で公開されている「オンラインスキャン」で簡単にチェックする方法もあります。

マルウェアに感染するとどうなる?

マルウェアは、攻撃者によって作られた「悪意あるプログラム」の総称です。当然これらのマルウェアに感染すると、攻撃者の意図に従って様々な被害が発生。大切なデータや個人情報が盗まれたり、パソコンやモバイル端末が乗っ取られて、犯罪に加担させられてしまいます。その被害には下記のようなものがあります。

  • パソコンやモバイル端末が乗っ取られる
  • データが勝手に削除される
  • ネットバンクやカード情報が盗まれる

こんな時はチェックしてみよう!

最近のマルウェアは挙動が表面化し難く、気が付かないうちに情報が盗まれたり、データが破壊されてしまいます。そのため、「動作がおかしいなぁ」と感じた違和感を、自身で疑わず・見逃さないようにすることが大切です。

  • 急にパソコンの動作が重たくなった
  • 勝手に再起動を繰り返す
  • タスクマネージャーに見覚えのないプログラムがある

こうした動作はいずれも、マルウェアの影響によるものかもしれません。「たぶん気のせいだろう…」と思い過ごさず、対策を意識することが重要です。

よくある被害例

ファイルの削除や情報を外部にさらしてしまう

マルウェアに感染したコンピュータは、パソコン内部のファイルを消したり、改ざんしたり、外部ネットワークに情報をさらすなど、といった動作をしてしまい、情報の消失、書き換え、外部流出といった被害をもたらします。

クレジットカード情報や銀行のパスワードなど重要な情報を盗まれる

クレジットカードや銀行口座に関する情報が盗まれて、金銭的被害に逢うケースが多くあります。さらにはWebサイトの閲覧履歴などの個人的に外部の人にあまり知られたくない情報や、「ID・パスワード」などパソコンに入力してブラウザーに保存していた情報を、悪意のある第三者に送信してしまいます。

スパムメールの大量送信や外部への攻撃

コンピューターやスマホなどにインストールしてしまったマルウェアにより、攻撃者の遠隔操作が可能になってしまう可能性があります。その場合、知らないうちに遠隔操作されて大量のスパムメール配信を行っていたり、特定のWEBサイトを攻撃していたり、コンピューターの持ち主は何も知らないうちに、身に覚えの無い反社会的な活動に手を貸してしまっている被害を受ける可能性があります。

主な感染経路とは?

パソコンやスマートフォンのデバイスがマルウェアに感染する経路としてはどのようなものがあるのでしょうか?
下記に整理しましたので、感染に注意する際の参考にしてください。

WEBサイトの表示

悪意ある人物の用意したサイトを表示してしまった場合、もしくは悪意ある人物によって改ざんされたWEBサイトを閲覧することにより、マルウェア感染することがあります。

Eメールによる標的型攻撃

Eメールの添付ファイルや記載されたリンク先から、上記のようなWEBサイトを表示して感染する経路があります。送り主が知り合いであったり、ちゃんとあなたの名前などが書いてあっても、悪意のある人物が知人になりすましていることも考えられますので油断は禁物です。

リムーバブルメディア

USBメモリーやCD-ROM/DVDにマルウェアが混入されおり、そのメディアを使用した際にパソコンがマルウェアに感染してしまうことがあります。外部のメディアを自分のパソコンで利用するときは注意が必要です。

ファイル共有ソフト

今は懐かしくなってしまいましたが「Winny」などのファイル共有ソフトにマルウェアが仕込まれており感染経路となってしまうこともあります。

感染が広まる主な原因

マルウェアが広まる原因を考える時、なぜそのマルウェアが作られているのかを考える必要があります。その悪意のある人物の目的を考えつつ、広まる原因を整理いたしました。

金銭・情報目的でのマルウェア感染

ハッカーなどの悪意のある攻撃者がマルウェアを作成する一番の目的は、パソコンやスマートフォンのデバイスから個人情報を盗むことです。その個人情報というものの中には、クレジットカードの情報やネットバンキングのログイン情報などが含まれており、それらを盗むことにより、下記のようなことを実行できてしまいます。

  • ネットバンキングのログイン情報で、不正に金銭を盗み出す
  • クレジットカードの情報により、買い物などに不正利用される
  • 不正入手した個人情報を名簿業者などに売却して利益を得る
  • パソコン・スマートフォンを開けなくするなどし、その復旧に身代金を要求する(ランサムウェア)

相手を驚かせる愉快犯

ただ単に、相手を驚かせたり優位に立つことで優越感を得る愉快犯による犯行も多くあります。しかし、このようなマルウェアは、ユーザーに気づいてもらえないと意味がないので、気付きやすいという点から、対策・駆除しやすいと言えます。

上記のような2つの目的によりマルウェアが広まっていると言えるでしょう。

インターネットが普及しはじめた1990年代や2000年代では、マルウェアは愉快犯による犯行が多かったのですが、近年のマルウェアはその多くが金銭目的など悪質な機能を持っているものと言われています。

マルウェア感染を無料で確認する方法・ソフトを紹介

マルウェアの確認や駆除に役立つ無料のソフトは多数ありますが、実績などで信頼できるものを紹介いたします。下記の2つはコストを抑えつつセキュリティを保ちたい方におすすめです。

  • Windows Defender[マイクロソフト]
  • Avast[Avast Software]

Windows Defender[マイクロソフト]


文字通りWindows用に開発された、マイクロソフト社のセキュリティソフトです。「Windows7」以降ならどのバージョンにも対応しています。

Windows Defenderはリアルタイムで保護をしてくれる機能で、ウイルスやスパイウェアなどのマルウェアを検出したら、その場で削除を行ってくれます。そのほかにも、オフラインスキャン、自動サンプルの送信といった機能もあります。

Windows DefenderはOS純正ソフトのため、新たにセキュリティソフトをインストールする必要がない点が最大のメリットです。購入後すぐに使用できるため、まずはWindows Defenderでセキュリティ対策を行い、その後自分好みのウイルス対策ソフトを購入する、という使い方もできるでしょう。

Windows8から標準装備されているWindows Defenderですが、Windows10になってからは、ウイルスの検出率が上がり、有料セキュリティソフトと肩を並べるほどの検出率を誇っています。

OS Windows
常駐/非常駐 常駐
定期アップデート 必要
マルウェア検知
マルウェア駆除

利用方法は下記をご覧ください。
参考サイトWindows Defender で、無料でウイルス対策
参考サイトMicrosoft Security Essentials で、無料でウイルス対策

Avast[Avast Software]

無料のアンチウイルスソフトで有名なAvastのセキュリティソフトです。マルウェアのなかでも、近年多くの被害報告が出ている「ランサムウェア(身代金要求型)」に対応しています。アンチウイルスソフトとしてはもちろん、Wi-Fiの検査や自身で設定したパスワードの安全性確認など、無料でありながら非常に高機能なため、世界中で多くのユーザーが利用しています。

サイトAvast

OS Windows/Mac/Android/iOS
常駐/非常駐 常駐
定期アップデート 必要
マルウェア検知
マルウェア駆除

[無料]オンラインスキャンツールの紹介

「オンラインスキャン」の多くは、著名なセキュリティソフト企業が公開しており、非常に高い精度を誇っています。最新のマルウェアの情報も備えており安心です。そして使い方も簡単。中にはユーザー登録すら必要とせず、クリックだけでスキャンできるものも存在します。大抵のマルウェアは検出できるので、異変を感じた時はまず第一に取るべき選択です。

無料のオンラインスキャンツールを4つ紹介させていただきます。

  • Microsoft Sefety Scanner[マイクロソフト]
  • トレンドマイクロオンラインスキャン[トレンドマイクロ]
  • カスペルスキー セキュリティ スキャン[カスペルスキー]
  • VirusTotal[Google]

Microsoft Sefety Scanner[マイクロソフト]

Microsoft Safety Scanner とは、Windowsのコンピューター内に潜伏するマルウェアを検出して、削除するためにマイクロソフトによって設計されたスキャンツールです。使用方法はとても簡単で、配布ページよりダウンロードをして、スキャンを実行するだけでマルウェアを検出できます。また、検出されたマルウェアなどの脅威によって書き換えられてしまった変更を、元に戻すように試みることも可能です。

サイトMicrosoft Sefety Scanner

OS Windows
常駐/非常駐 非常駐
定期アップデート 不要
マルウェア検知
マルウェア駆除

トレンドマイクロオンラインスキャン[トレンドマイクロ]

ウイルスバスターで知られる「トレンドマイクロ」のオンラインスキャンツールです。マルウェアの検出のみに対応し、駆除することはできません。しかしながら、ダウンロード時に最新のパターンファイルを導入するので、検出率はかなりのもの。ユーザー登録等の面倒な動作が必要ないところも人気です。
サイトトレンドマイクロオンラインスキャン

OS Windows
常駐/非常駐 非常駐
定期アップデート 不要
マルウェア検知
マルウェア駆除 ×

カスペルスキー セキュリティ スキャン[カスペルスキー]

セキュリティソフトとして有名なロシアの老舗ベンダー「カスペルスキー」のセキュリティソフトです。ウイルス侵入の防御から削除、ハッキング対策、ネット決済の保護など多方面からの脅威に備えることができます。

サイトカスペルスキー セキュリティ スキャン

OS Windows
常駐/非常駐 非常駐
定期アップデート 不要
マルウェア検知
マルウェア駆除 ×

VirusTotal[Google]

 VirusTotal は、疑わしいファイルや URL を分析する無料のサービスです。ウイルス、ワーム、トロイの木馬、あらゆる種類のマルウェアを素早く検出できます。パソコン上をチェックするものではなく、疑わしいと思われるファイルや、サイトのチェックが可能になります。

パソコンが感染したと思われる際には、これまで上記に整理したPC用のツールを使うと良いですが、メール等で送られてきたファイルや、サイトのチェックにはとても有効なツールです。

サイトVirusTotal

OS 全て
常駐/非常駐 非常駐
定期アップデート 不要
マルウェア検知
マルウェア駆除 ×

セキュリティソフトのバージョンは最新版に!

ただし、攻撃者も何も対策をしていないわけではありません。セキュリティソフトの精度が上がれば、攻撃者側もそのレベルに合わせて技術を進化させていきます。攻撃手法が巧みになっているのも、セキュリティソフトと攻撃者の間でいたちごっこが繰り返されているからと言えるでしょう。そのため、セキュリティソフトのバージョンは常に最新版にしておきましょう。

自分でマルウェア感染をチェックする方法

一般的な方法は手間がかかる

前述の通り、パソコン上でセキュリティソフトウェアを起動して、完全スキャンしてというのは手間のかかる作業です。オンラインでのスキャンには結構時間もかかりますし、その間はパソコンを使うことは出来ません。

そういった手間と時間のかかることをせずにもっと簡単で手軽にチェックする方法はないものでしょうか。簡単にチェックすることが出来れば、本当に必要な時だけセキュリティソフトウェアで細かいチェックをすれば良いということになります。

より簡単に調べる方法は?

方法はあります。実は、マルウェアに感染しているかどうかはパソコンで簡単に調べることが出来るのです。自分が使っているパソコンが感染しているかどうかすぐに調べて削除する方法を以下にまとめていきます。

【Windowsの場合】コントロールパネルから感染を確認する

コントロールパネルから確認、感染が疑われる場合に取るべきもっとも簡単ですぐに出来る確認方法です。

具体的には、プログラムを開いて、パソコンにインストールされているソフトウェアの一覧に不審なものがあるかどうか確認するといった方法です。

確認の手順

  1. コントロールパネル
  2. プログラム
  3. プログラムのアンインストールを開く
  4. インストールされているプログラムの一覧が表示される
  5. 不審なもの、あるいはインストールした記憶のないものがないか探す
  6. もし不審なものがあれば、本当に問題かどうかインターネットなどで調べてみる

下記の手順でも簡単に「プログラムのアンインストールと変更」を開くこと可能です。

この手順でパソコン上に不審なソフトウェアがインストールされているどうか確認することが出来ます。

不審なソフトが見つかった場合の駆除方法

不審なソフトウェアがインストールされているのが見つかれば、すぐにアンインストールを選択して削除しましょう。もし削除した結果、動作が正常に戻れば、そのソフトウェアが不具合の原因だったとわかります。

不審なソフトが見つからない場合

もし不審なソフトウェアが見当たらない、あるいは不審なソフトウェアを削除しても問題が解決されないのであれば、当ページに整理した、セキュリティソフトの導入やオンラインスキャンのチェックを試してみる必要があります。

スキャンの前に確認!

上記の様な手順で行うことで、最初からソフトウェアでのチェックを行う場合と比べ、大幅な時間短縮が可能です。

特に最近は、インターネット上のマルウェアなどの脅威がより巧妙になってきており、発生・被害件数ともに急激に増大していますので、日頃のこまめな確認が重要です。

【Macの場合】セキュリティ設定を確認する

MacはWindowsに比べて安全と言われてきましたが、iPhoneユーザーの増加によりMacユーザーも世界的に増えており、Macに特化したマルウェアも発見されています。Macの場合は、マルウェア感染の原因として最も多く挙げられているのが「App Store以外から直接アプリケーションをダウンロードすること」です。

MacOSには Gatekeeper というセキュリティ機能が搭載されています。これは、安全が保証されていないソフトをインストールしようとした際に防御してくれるものです。デフォルトでは、App Storeのアプリケーション以外はすべてブロックされるようになっていますが、開発元が未確認のアプリケーションだけをブロックするように設定を変更することもできます。

セキュリティ設定の確認方法

①設定から「セキュリティとプライバシー」をクリック

「一般」のタブを選択し、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」が「App Store」になっているか確認する

【設定を変更する場合】
②左下の鍵アイコンをクリック
③パスワードを入力して変更

マルウェア感染を正確に突き止める方法

マルウェア感染による被害実態を正確に突き止めたいという方には「フォレンジック調査」をおすすめします。

フォレンジックとは、デジタル機器(パソコンやサーバー、スマートフォン)の通信ログや操作履歴を調査・解析する手法で、マルウェア感染・情報漏洩・不正アクセスなどの被害状況を解明し、法的証拠を収集するのに使用されます。

このようなフォレンジック調査は、すでに世界中で行われており、様々なインシデントの解明に貢献しています。フォレンジック調査については、下記のページで詳細を説明しています。

セキュリティソフトや個人での対処には限界がある

マルウェアは1日に100万種超の勢いで増殖し続けており、セキュリティソフトによるウイルス対策も限界を迎えつつあるといわれています。

セキュリティソフトが完全ではない以上、マルウェア感染で何らかの被害が生じた際、被害の実態を解明するには「証拠保全」や「解析調査」を行うことが重要となります。

また、セキュリティソフトでマルウェアを駆除してしまうと「どのような被害を受けたのか」「何が盗まれたのか」「侵入経路はどこなのか」といった具体的な被害が分からなくなる恐れがあります。

不審なファイルやフォルダを発見した場合でも、攻撃者が残した重要な証拠となることがあるため、マルウェア感染による被害実態を正確に突き止めたい方は、不用意に不審なデータを削除するのではなく、まずはデータのバックアップを取ってから、フォレンジック調査に依頼することがポイントです。

おすすめのフォレンジック調査会社

おすすめの「フォレンジック調査会社」として「デジタルデータフォレンジック」を紹介します。

マルウェアやハッキングのフォレンジック調査には、非常に高度な技術や専門知識が要求されますので、自社で調査を行うことが難しい場合は、フォレンジックの専門業者へ相談してみるのも一つの手といえるでしょう。自社で行うよりも適切かつ正確な調査を行えます。

デジタルデータフォレンジック

サイトデジタルデータフォレンジック

デジタルデータフォレンジックは国内売上No.1のデータ復旧業者が提供しているフォレンジックサービスです。

  • 端末、ネットワーク解析
  • 損害保険の鑑定業務
  • 各種インシデント対応
  • 警察への捜査協力
  • パスワード解除

マルウェア感染、不正アクセス、ハッキング調査など法人を対象とした社内インシデントに対応している専門性の高い業者であり、年中無休で無料相談も受け付けているため、突然のトラブルにもスムーズに対応することが出来ます。また警視庁からの捜査依頼実績も多数あることから実績面でも信頼ができ、費用面でも安心といえるでしょう。

費用 電話かメールにてお見積り
調査対象 パソコン、スマートフォン、サーバ、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、タブレット など
サービス 退職者調査、労働問題調査、社内不正調査、情報持出し調査、横領着服調査、ハッキング・不正アクセス調査、データ改竄調査、マルウェア・ランサムウェア感染調査など
特長 年中無休で無料相談が可能
11年連続国内売上No.1のデータ復元サービス
警視庁からの捜査協力依頼実績が多数あり

マルウェアを駆除する4つのステップ

上記のように、セキュリティソフトや、オンラインスキャンを利用してマルウェアの確認を行ってマルウェアの感染が確認された場合、確実に駆除を行う必要があります。

パソコンでもスマホでも、確実な駆除が必要になり、その方法については下記の記事に整理しておりますので、ぜひ参考にしてください。マルウェアの感染に気がついたら、一刻も早い駆除が必要です。このページをご覧いただいている方は、すでに感染が発覚した方や、今後感染してしまった時に速やかに対策する方法を知っておきたい方が多いかと思います。そのような方のために確実に駆除を行う4つのステップを整理しました。

STEP1:ネットワークから切り離す

まず、マルウェアに感染していると気づいた時点で、そのほかのパソコンへ感染を広げないために、有線のLANケーブルや無線LANでのインターネット接続を解除して、ネットワークから切り離しておきましょう。

STEP2:ウイルス対策ソフト・アプリで駆除

マルウェアの駆除は「セキュリティソフト・アプリの導入」が最も基本的であり有効な対策です。市販のセキュリティソフトはマルウェア駆除に役立つ多くの機能を搭載しており、ほとんど全ての状況に対応することができます。

また、最新のマルウェア情報に対応したパターンファイルも、日々更新されているので安心です。

セキュリティソフトの基本的な機能
〇 不審なサイトの警告・ブロック機能
〇 不正アクセスを防ぐファイアーウォール
〇 マルウェア感染を防ぎ・駆除するスキャン機能

Windows・Macなどのパソコンでのマルウェア駆除

下記に日本でも多数の導入実績があり、一度は耳にしたことがあるウイルス対策ソフト3つを紹介させていただきます。ぜひ下記のうちいずれか導入をおすすめします。

ノートン

ノートンSymantec(シマンテック)社からリリースされているノートンシリーズはセキュリティ対策ソフトの定番の1つ。

主に個人向け製品で、Windows、Macのウイルス対策だけでなく、パソコンの最適化、ディスククリーンアップ、データのオンラインバックアップなども可能です。
30日無料体験版あり

カスペルスキー

カスペルスキーロシアのカスペルスキー社のセキュリティソフト。

Windows、Mac、Android対応の総合セキュリティソフトで、ウイルス対策、危険なWebサイトへのアクセス防止、ネット決済時の保護など、パソコンやモバイル端末を安全に使うためのセキュリティを提供しています。
30日無料体験版あり

ウイルスバスター

ウイルスバスタートレンドマイクロ社のソフトウェアで、日本で最も利用者の多い定番ソフト。

ウイルスバスターは、高い防御力と軽さを両立しながら、使いやすさと安心のサポートを提供するマルチデバイス対応セキュリティソフトです。
30日無料体験版あり

iPhone・Androidなどのスマホでのマルウェア駆除

さらにスマホの場合は、下記のアプリが有効です。こちらも30日間の無料体験版として利用できるものがありますので、ぜひお試しください。

ノートン 360 モバイル

ランサムウェア、ウイルス、スパイウェア、マルウェアなどのネットの脅威から、モバイルデバイスをリアルタイムに保護する「デバイスセキュリティ」、アプリダウンロード時にスキャンして脅威からの保護を図る「アプリアドバイザー」のほか、ノートン360ではダークウェブを監視して、ユーザーの個人情報が見つかった場合に通知してくれる機能も搭載。
14日無料体験版あり
iOS版‎Norton 360: Mobile Security on the App Store

ウィルスバスター・モバイル

パソコン版で有名な「トレンドマイクロ」が提供しているウイルスバスターが、スマホでも使用できます。マルウェア感染の手口として使われる偽Webサイトや宅配業者を装った危険なSMSなど今急増しているネット詐欺を防ぎ、個人情報を保護してくれたり、Wi-Fiの安全性チェックなど、スマホを利用時のリスクからしっかりと守ってくれます。
第三者評価機関からマルウェア防御最高位の評価も得ているので、安心感も高いですね。
30日無料体験版あり
iOS版‎「ウイルスバスター モバイル」/App Store

カスペルスキー インターネット セキュリティ

カスペルスキーが無料で提供するAndroidモバイル向けセキュリティ対策アプリ

カスペルスキー インターネット セキュリティは、無料でダウンロードできる総合セキュリティ対策ソフトです。パソコンよりもセキュリティ面で危険性が高まっているスマートフォンやタブレット、そしてその端末に含まれる個人情報をインターネット上の脅威から保護します。新機能「アプリロック」は、端末にインストールされているアプリに含まれる個人情報を盗み見などから保護します。
iOS版‎「カスペルスキー インターネット セキュリティ for iOS」/App Store

STEP3:ファイルなどのバックアップ

STEP2のセキュリティソフト・アプリでの駆除が難しい場合は、OSの再インストールが必要になります。出荷時の状態に戻すことになりますが、その前に必要なファイルなど全てのファイルのバックアップをとっておくと良いでしょう。

ただし、バックアップを取っておいても良いファイルや、そうではないファイルなど、注意点が多数ありますので、下記を参考に作業してください。

■バックアップできるもの
・写真、メール文章、ワード等のソフトで作ったファイル、BGM
・インターネット等の設定

■バックアップできないもの
・ワード、エクセルなどのアプリケーションソフト

データバックアップの注意点

  • ウイルスが駆除できなかったファイルは、バックアップしない。(再度感染する可能性が増えてしまうため)
  • バックアップの際に、LANケーブルをつないでサーバやクラウドなどにバックアップしない。(感染が広がる可能性があるため)
    →USBメモリなど、外部メディアにバックアップ

STEP4:リカバリーや再インストール

OSの再インストールを行いましょう。

【Windowsの場合】

Windowsのバージョンによって方法は異なりますが、Windows10の場合は内部プログラムで行えるため、ディスクを探す必要がありません。下記の方法で行うことができますので、参考にしてみてください。

Windows10のリカバリー方法
①スタートメニューをクリック
②「設定」をクリック

③表示されるWindowsの設定画面で「更新とセキュリティ」をクリック

④「回復」をクリック
⑤パソコンを初期状態に戻す部分の「開始する」を選択

⑥「個人用ファイルを保持する」又は「すべて削除する」を選びクリック
⑦「クラウドからダウンロード」又は「ローカル再インストール」を選びクリック
※ハードディスクの空き容量に余裕がある場合は「クラウドからダウンロード」を選択した方がクラウドから新しいWindowsをダウンロードできます。
⑧「次へ」をクリック
⑨「リセット」をクリック

コストを抑える場合は、無料のオンラインスキャンやフリーソフトを使っても良いでしょう。時間やコストのかかるセキュリティソフトウェアによるチェックも重要ですが、より手軽に出来る今回の方法も取り入れて、マルウェアの被害にあわないように日頃から注意しましょう。

【Macの場合】

  • Appleシリコン搭載Macの場合
    アップルメニュー  >「シャットダウン」を選択し、「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで電源ボタンを押し続ける。その後、「オプション」を選択し、「続ける」をクリックしてから、画面に表示される指示に従う
  • Intelプロセッサ搭載Macの場合
    アップルメニュー  >「再起動」と選択し、すぐにCommand+Rキーを押す

①「復旧」アプリケーションのウインドウで「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリック
②「ディスクユーティリティ」で、サイドバーで消去するボリュームを選択し、ツールバーの「消去」をクリック
③「名前」フィールドにボリュームの名前を入力して、「フォーマット」ポップアップメニューをクリックする
④「APFS」を選択して、「ボリュームグループを消去」をクリック
⑤消去プロセスが完了したら「完了」をクリック
⑥「ディスクユーティリティ」>「ディスクユーティリティを終了」を選択
⑦「復旧」アプリケーションのウインドウで、「MacOS Big Surを再インストール」を選択し、「続ける」をクリック。その後は画面に表示される指示に従って操作する

マルウェアに感染しないための5つの予防・対策方法

マルウェア感染による被害は最悪の場合、OSの再インストールを行うことになります。未然に防ぐ方が遥かにリスクが小さく、簡単ですよ。

OS・ソフトウェアを最新の状態にする

まずは、WindowsやMacなどのOS、利用しているソフトウェアを最新の状態にしましょう。セキュリティを考える際に、対策の第一歩としてまず最初に実施すべき項目です。最新の状態にすることは、新たに発見された脆弱性をなくす対策にもなります。

Windows10での更新確認方法
下記の手順で現在ご利用のWindows10が最新版か確認することが可能です。

①スタートボタンを右クリックして表示されるメニューの中の「設定」をクリック
②「更新とセキュリティ」をクリック
③表示される「更新プログラムをチェック」をクリック

【更新プログラムがある場合】
④「利用可能な更新プログラム」と表示され、自動的にダウンロードやインストールが始まるので、そのまま完了するまでしばらく待つ
④-2「再起動が必要です」と表示されたら、起動しているアプリを終了して、「今すぐ再起動する」をクリック

【最新版の場合】
⑤「最新の状態です」と表示される

Macでの更新確認方法

①画面の左上にある「Apple メニュー」 から「システム環境設定」を選択

②「ソフトウェア・アップデート」をクリック

【更新がある場合】
「今すぐアップデート」または「今すぐアップグレード」をクリックしてインストール

【最新版の場合】
「Macは最新の状態です」と表示される

不審なメールを閲覧しない

取引先や顧客を装ったメール攻撃は、感染経路としては古典的な方法です。最近は文面が非常に巧妙化しているものの、手口そのものは変わりません。迷惑メールフォルダへのフィルタリングも精度が高くなっているものがありますので、まずは迷惑メールフォルダに振り分けられるようなメールを開かないこと、さらには知らない送信元からのメールで、金銭に関することなど興味をそそるようなメールの内容は疑った方が良いでしょう。

怪しいサイトを閲覧しない

メール攻撃同様にこちらも古典的なサイバー攻撃です。掲示板やSNSに貼られたURLの中には、マルウェアページにアクセスさせることも考えられるので、普段使うサイトでも注意が必要です。URLのチェックなどは、前章でご紹介したチェックツール「VirusTotal」を利用すると効果的です。

リンク先をチェックする

普段訪れるサイトが、サイバー攻撃により書き換えられている可能性もあります。「普段と違うな…?」と感じたらリンク先をチェックしてみて下さい。

また上図のように、メールの中に記載されているリンクも注意が必要です。標的型攻撃などのターゲットになっている可能性もありますので、十分注意しましょう。

マルウェア対策に適したセキュリティ製品を導入する

従来のセキュリティソフトで防御できるマルウェアは全体の約45%と言われており、現代のマルウェアに対応したセキュリティ製品は一定数存在しています。たとえば、マルウェア感染後の監視型駆除や、外部との不正通信を遮断する新しい機能を持ったセキュリティ製品であれば、マルウェアへの対策が可能です。おすすめ製品については、下記の記事で紹介しています。

上記5つの予防策を講じた上で、もし漏洩してしまったらという事を考えて

  • 重要なファイルは漏洩しても、開けないように暗号化しておく
  • 機密情報を保存してあるサーバーは、許可のないデバイスから隔離しておく

を行い、念には念を入れておくのも大切です。

まとめ

マルウェアに感染すると個人・企業問わず莫大な被害が生じます。基本的にはセキュリティソフトの導入が最も有効な対策なので、予算が許すならば導入を検討すべきです。
また、不審なサイトやフィッシングメールにも注意していきたいところです。

よくある質問

スパイウェアとは?

自分でも気付かないうちにデバイスにインストールされ、個人情報や履歴などをを収集し送信するソフトウェアのことです。

通信がおそくなりました。マルウェア可能性はありますか?

急に通信がおそくなったり、デバイスの動作が重たくなると、感染しているかもしれません。
無料での確認、チェック方法を紹介していますので詳しくはこちらをご覧ください。

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下記は中小企業向けの目次になります。

  1. 1.はじめに

  2. 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?

  3. 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
    •  3-1.ランサムウェアによる被害
    •  3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
    •  3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
    •  3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
    •  3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
    •  3-6.内部不正による情報漏洩

  4. 4.情報漏洩事件・被害事例一覧

  5. 5.高度化するサイバー犯罪
    •  5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
    •  5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
    •  5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊

  6. 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
    •  6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
    •  6-2.構想を具体化する技術的対策
    •  6-3.人的対策およびノウハウ・知的対策

  7. 7.サイバーセキュリティ知っ得用語集

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