
画像:関彰商事株式会社より引用
関彰商事株式会社(セキショウグループ)は2025年10月10日、海外グループ会社であるセキショウベトナムのサーバーに対する第三者の不正アクセスに伴い、セキショウベトナムの保有する個人情報最大1万5,535名および関連企業である株式会社セキショウキャリアプラスの日本人個人情報を含むデータが漏えいしたことを発表しました。
発表によると2025年9月10日、グループ企業であるセキショウベトナム(ベトナム・ハノイ)が運用するサーバーにて、情報漏えいの懸念が発生しました。同社らは直ちにサーバーを外部と遮断し運用を停止しましたが、外部専門機関の協力のもとに実施した調査により、不正アクセスによってサーバー内部の個人情報を含むデータが流出した、との判断を発表しました。
セキショウグループによると、対象となる情報は、主にベトナムおよびインドで開催された就職支援イベント参加者最大1万5,535名分の氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、暗号化されたパスワードなどです。また、茨城県で2021年に開催された「副業・兼業meet UP in茨城」の参加者42名、および関連イベントに出展した企業担当者252名(日本人228名、ベトナム人24名)の情報も対象とのこと。いずれの情報にも銀行口座番号やクレジットカード情報は含まれていないと説明しています。
同社は再発防止策として、システムの再構築と監視体制の強化やサーバーやアプリケーションの更新、セキュリティ監視ツールの導入のほか、アクセスログの分析や脆弱性診断の定期的な実施を発表しています。