那覇市社会福祉協議会、QRコード設定ミスで476名の個人情報外部閲覧可能に|サイバーセキュリティ.com

那覇市社会福祉協議会、QRコード設定ミスで476名の個人情報外部閲覧可能に



画像:社会福祉法人那覇市社会福祉協議会より引用

社会福祉法人那覇市社会福祉協議会は2023年6月26日、協議会がホームページ上に公開していたボランティア登録用QRコードが原因で、ボランティア476名の個人情報を外部閲覧可能な状態にあったと明らかにしました。

説明によると2023年5月26日、外部から「ボランティア登録情報がインターネット上で閲覧可能になっている」と協議会に連絡がありました。事実関係を調査したところ、協議会ホームページのお知らせ欄に公開していたボランティア保険案内のチラシのQRコードに設定ミスがあり、アクセスしたユーザーが登録者の個人情報を閲覧できる状態にあった事実が判明しました。

協議会によると、QRコード遷移先にはボランティア登録者476名の氏名や住所、連絡先などの個人情報が掲載されていました。対象期間は2021年4月1日~2023年5月26日で、期間中にアクセスした人物は、情報を閲覧できた可能性があるとのこと。

協議会は対応のため、登録フォームの非公開化を行い、該当するウェブページを抹消するなどの対策を講じました。また、情報の流出可能性のあった476名の方々に対して、文書またはメールにより詳細を説明し、謝罪を行いました。協議会は個人情報の管理について再教育を実施するなどして、再発を防止するとしています。

参照ボランティア登録者情報の漏えいの可能性に関するお詫びとご説明/社会福祉法人那覇市社会福祉協議会


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