画像:那覇市より引用
沖縄県那覇市は2021年4月14日、同市所管の公立こども園がした電子メールについて誤送信が発生し、送信先である園児72人の氏名や保護者らのメールアドレスが流出したと明らかにしました。
那覇市によると、誤送信の原因は送信形式の設定ミスによるものです。
子ども園が2021年4月7日に電子メールによる緊急連絡先の確認テストを実施した際、運用オペレーション上で予定されていた「BCC」ではなく、別の送信形式でメールを発信する事象が発生。これにより、すべての保護者のメールアドレスに加えて、テストメールに記載されていた園児の氏名が、送信先で表示されたと明らかにしています。
確認作業怠りミスに気付かず
那覇市によると、こども園ではテストメール発信時、メールの誤送信に気付いていませんでした。
市では誤送信を抑止する意図から外部メール発信時に確認作業を実施するよう求めていましたが、園の担当者はこれを怠っていたとのこと。このため、テストメールの送信後、保護者らから指摘が入ったことにより、ミスが判明した形です。
なお、市は誤送信の発生を受け、こども園を通じて保護者らに謝罪。また、誤送信メールの削除を依頼したとしています。