「スマートフォンはパソコンと同じである」とはよく言われます。
読者の方の中には「ん?携帯電話と同じじゃないの?」と思われる向きもあるかもしれません。
しかし、次のようなスマートフォンの特徴を見ればパソコンと同じであるということを理解いただけると思います。

スマホとパソコンの共通点

基本ソフト(OS)はパソコンと同じ

現在の主流となっているスマートフォンはAndroidとiPhoneですが、基本ソフトはLinuxであったりMacOSであったりとパソコンと同じものです。
WindowsPhoneというものもありますが、これはもちろんパソコンでよく使われているWindowsが採用されています。

アプリはパソコンの“ソフト”と同じ

スマートフォンのアプリはパソコンのソフトと同じようなプログラム言語で書かれ、同じようにインストールして使用します。

パソコンと同じようにウィルスに感染する

一番重要ですが、スマートフォンはパソコンと同じようにコンピュータウィルスに感染します。

スマートフォンを処分する際のリスク

さて、こういったことを踏まえた上で、スマートフォンを処分する場合のリスクについて考えてみましょう。
従来の携帯電話でも当然のことながら、連絡先等はしっかり削除しておかないと情報の漏えいにつながる恐れがあります。
しかし、上で述べたようにスマートフォンはパソコン並みの情報を保持しています。従って、以下のような点に気を付けて情報の漏えいを確実に防ぐようにしましょう。

スマートフォンからの情報漏洩を防ぐ4つの注意点

  1. 端末の初期化を行う
  2. SDカードなどの記憶媒体は確実に抜いておく
  3. SIMカードの抜き忘れに注意
  4. 業者に廃棄を依頼する場合は、信頼できる業者に

端末を廃棄する場合に最も重要なことは「個人情報を残さない」ということです。
個人情報を残してしまうと、そこから情報が漏えいし様々な犯罪などにも悪用されてしまう可能性があります。
そこで最も手軽で確実な方法は、1の「端末の初期化」です。

端末の初期化

iPhoneでは「設定」画面から「リセット」-「すべてのコンテンツと設定を消去」で端末の初期化が行えます。
またAndroidでは、「端末の暗号化」と「初期化」と2段階に分けて行うのが確実です。

まず「端末の暗号化」では「設定」画面を開き、「セキュリティ」から「端末の暗号化」を選択します。
次に「初期化」を行いますが、同じく「設定」画面の「バックアップとリセット」から「データの初期化」を実行します。
これらの手順によって、端末内に残された情報は確実に消去できます。

バックアップメディア

2・3はスマートフォンを実際にキャリアのショップやその他の廃棄業者に渡すときの注意点です。

iPhoneにはありませんがAndroid端末ではMicroSDカード等のバックアップメディアを挿入し、記憶媒体として使用できる機種があります。
こういった機種の場合は、記録された情報が漏えいするのを防ぐために事前に必ずカードを抜いておくことが重要です。

また各通信キャリアのSIMカードも必ず抜いておくことが重要です。
SIMカードについてはキャリアのショップであれば対応してくれます。

廃棄について

最後に、廃棄の際は必ず信頼できる業者に依頼することが大事です。
例えば、ドコモショップやauショップなど各キャリアのショップや、家電量販店等だと安心です。

不用意に信頼できない業者に渡してしまうと、不正に情報を抜き取られたり、情報が消去されないままに端末ごと第三者に渡ってしまったりなど意図しない形で個人情報が流出してしまう恐れがありますので注意が必要です。

これらのことを踏まえて、確実に行うようにすることでスマートフォンや携帯電話の処分によって意図しない形で情報が漏えいしてしまうことを防ぐことが出来ます。

おわりに

様々な意味で情報が価値を持ち、お金でやりとりされる時代になっています。
そういった中で、自分たちの個人情報を守るために出来ることは確実に実行していきましょう。

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