サイバーセキュリティーサービスの比較・資料請求サイト|中小企業向けのセキュリティ対策を考える「サイバーセキュリティ」に関する情報メディア。日本の中小企業の情報を守るため、最新のセミナー・人材育成・製品・中小企業向けのセキュリティ対策を考えるサイバーセキュリティ情報サイトです。

物理セキュリティキーとは?その仕組みやメリットデメリットについて徹底解説



Googleが二段階認証キーの「Google Titan」を発売しました。これは、USB端子のついたキーとBluetooth接続が出来る2種類のキーからなる製品で、従来からのスマホなどを利用した2段階認証に使えるものとなっています。

参照Titan セキュリティ キー/Google Cloud

こうした物理セキュリティキーは、従来からの2段階認証と比べてどういったメリットがあるのでしょうか。また、利用する際にデメリットは注意すべき点はあるのでしょうか。

物理セキュリティキーとは

従来のパソコンやスマホでの認証では、SMS(ショートメッセージ)などを活用した2段階認証が行われていました。しかし、この方法では毎回の2段回目にSMSでセキュリティコードを受け取り、ログイン画面で入力するといったかなりの手間がかかります。

これを解決するために開発されたのが、「物理セキュリティキー」です。物理セキュリティキーは、物理的な鍵のように使用され、これを持っていれば自動的に認証がされるといった仕組みです。

物理セキュリティキーの仕組み

従来の2段階認証と異なり、物理セキュリティキーを使う場合は、どういった仕組みで認証がされるのでしょうか。

たとえば、先ほどのGoogle Titanでは、USB端子タイプはパソコンなどの機器のUSB端子に挿す、BluetoothタイプはBluetoothでスマホやタブレットなどの機器に接続した上で、セキュリティキーのボタンを押すことで認証されます。

物理セキュリティキーのメリット

スマホなどの2段階認証を使うのに比べて、物理セキュリティキーを使うとどういったメリットがあるのでしょうか。

フィッシング被害のリスク低減

従来の認証方法では、ウェブサイトなどでパスワードやSMSで送られてくるパスコードを入力する必要があります。これがもし偽のサイトだった場合は、パスコードは外部に流出してしまいます。

それに対して物理セキュリティキーを使う場合は、パスワードやパスコードの入力は必要なく、認証はあくまでキーを持っていた場合にのみ承認されます。したがって、フィッシング詐欺が起こりにくくなります。

スマホを持っていなくても使える

従来の2段階認証では、多くの場合スマホを使うことになります。これだとスマホを持っていないと使えませんし、そういった人でも使えるようにするためにはパスワードのみの認証でもログインできるようにするなどでセキュリティリスクが高くなる場合もあります。

物理セキュリティキーは、スマホが必要ないので誰でも使えるため、共通の単一のログイン方法のみとできるためセキュリティが向上するメリットがあります。

物理セキュリティキーのデメリット

従来の2段階認証に比べて、物理セキュリティキーを使うと逆にデメリットとなるケースもあります。たとえば、以下のような場合は、デメリットであると言えます。

  • セキュリティキーを紛失するとログインできない
  • セキュリティキーの管理を厳重にする必要がある

キーの紛失や盗難は当然あってはならないことです。また、管理を厳重に行うのは、セエキュリティデバイスとしては。こちらも当たり前と言えるでしょう。

物理セキュリティキー使用の注意点

実際にこれまでの方法ではなく、物理セキュリティキーを使う場合は、どういった点に注意すれば良いのでしょうか。

  • 紛失や盗難に気を付ける
  • Bluetoothタイプの場合は、バッテリー切れになると認証できなくなる

先ほどのデメリットとも重なりますが、紛失や盗難に遭うと認証できなくなるので注意が必要です。また、USBタイプを使う場合は問題ありませんが、Bluetoothタイプでは、バッテリーや電池がなくなると機器が使えなくなり、認証できないので注意しましょう。

物理セキュリティキーの今後

将来、認証方法としての物理セキュリティキーはどのようになっていくのでしょうか。

Google以外にも多くのプラットフォームで物理セキュリティーの採用が進められています。例えばプログラム開発のオンラインプラットフォームであるGitHubでは、2段階認証の採用と、WebAuthnと呼ばれるブラウザ上で物理セキュリティキーなど多様な方法で認証を行うための仕組みを使えるようにしています。そして、将来的にはパスワードではない方法での認証に移行することを目指しています。

このように、将来的に物理セキュリティキーのようなパスワードレスな認証方法はどんどんと利用が拡大していくことでしょう。

まとめ

Googleから発売された「Google Titan」は、USBタイプとBluetoothタイプからなる物理的セキュリティキーの一つです。従来の2段階認証では、パスワード認証と併せてスマホなどの別端末を用いて認証を行う必要がありました。

こうした2段階認証では、スマホを持っている必要があり、偽のサイトで情報を抜き取られるフィッシング詐欺などのリスクがありました。しかし、キーを持っている人のみログインできる物理セキュリティキーの場合は、こうしたフィッシングによる被害は激減することがGoogleでの採用の結果、明らかとなっています。

将来的には、まだまだ乗り越えるべき課題も多くありますが、こうした物理セキュリティキーの採用はセキュリティレベルの強化を求める市場ニーズに応える目的もあり、どんどんと拡大していくことでしょう。



  • LINEで送る

書籍「情報漏洩対策のキホン」プレゼント


当サイトへの会員登録で、下記内容の書籍「情報漏洩対策のキホン」3000円相当PDFプレゼント
(実際にAmazonで売られている書籍のPDF版を無料プレゼント:中小企業向け大企業向け

下記は中小企業向けの目次になります。

  1. 1.はじめに

  2. 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?

  3. 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
    •  3-1.ランサムウェアによる被害
    •  3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
    •  3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
    •  3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
    •  3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
    •  3-6.内部不正による情報漏洩

  4. 4.情報漏洩事件・被害事例一覧

  5. 5.高度化するサイバー犯罪
    •  5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
    •  5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
    •  5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊

  6. 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
    •  6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
    •  6-2.構想を具体化する技術的対策
    •  6-3.人的対策およびノウハウ・知的対策

  7. 7.サイバーセキュリティ知っ得用語集

無料でここまでわかります!
ぜひ下記より会員登録をして無料ダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

無料会員登録はこちら

SNSでもご購読できます。