アフラックとチューリッヒ、外部事業者サイバー攻撃被害で約200万人流出か|サイバーセキュリティ.com

アフラックとチューリッヒ、外部事業者サイバー攻撃被害で約200万人流出か



画像:アフラック生命保険株式会社より引用

アフラック生命保険株式会社とチューリッヒ保険会社は2023年1月10日、外部委託事業者のサーバーが第三者による不正アクセスを受け、両社が保有する保険加入者および過去加入者最大208万931名の個人情報が流出したと明らかにしました。

説明によると両社が委託していたのは米国の外部事業者で、管理するサーバーが2022年1月7日以降、不正アクセスを受けた可能性が浮上しています。両社が事実を把握したのは2023年1月9日のことで、海外の個人情報リークサイトに保険加入者の個人情報が掲載されているとの情報があり、同社らが調査したところ、事実であると判明しました。

流出対象となったのは、アフラック社のがん保険加入者最大約135万人、チューリッヒ社の自動車保険契約または過去契約者最大約75万人です。流出項目は姓や性別、生年月日や保険情報など、各社が保有する個人情報の一部とのこと。

両社は現在、詳細は明らかにすべく調査を継続しています。被害が懸念されるユーザーについては個別に連絡するほか、アフラック社は対象事業者のサーバーから個人情報の削除確認を発表しています。

参照個人情報流出に関するお詫びとお知らせ/アフラック生命保険株式会社

参照個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ/チューリッヒ保険会社


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