キルネット関与疑いのアクセス不良、4省庁23サイトにて確認|サイバーセキュリティ.com

キルネット関与疑いのアクセス不良、4省庁23サイトにて確認



ロシア系サイバー犯罪集団「キルネット」が政府系ウェブサイトや民間企業に対してサイバー攻撃を仕掛けたと噂される問題について、松野官房長官は2022年9月7日、記者会見を開き、攻撃について語りました。

松野官房長官によると、一連のアクセス不良は、会見時点でデジタル庁など4省庁23サイトに及んでいました。ただし、いずれのサイトにおいても情報漏えいは確認されておらず、政府はサイバー攻撃を想定し平素から対策を行っているとしています。

キルネットはアクセス不良発生時、日本政府や民間企業に対するサイバー攻撃を宣言していました。公表時点で彼らの関与は可能性の範囲に留まりますが、日本政府は今後、原因等について調査を継続する方針です。

なお、この問題について河野デジタル大臣は2022年9月9日、閣議後の会見にてキルネットによる宣戦布告を認識していると話したうえで、監視体制の強化やセキュリティの再点検等を通じて、対策を強めると話しています。

参照“アクセス障害は4省庁23サイト” 情報漏えいなど確認されず/NHK NEWS WEB

参照「e-Gov」などの障害 “セキュリティー再点検”河野デジタル相/NHK NEWS WEB


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