TBカワシマがサイバー攻撃被害、データ暗号化や流出懸念|サイバーセキュリティ.com

TBカワシマがサイバー攻撃被害、データ暗号化や流出懸念



画像:トヨタ紡織株式会社より引用

自動車用フィルターなどを手がけるトヨタ紡織株式会社は2022年6月23日、グループ会社のTBカワシマの子会社であるタイの販売会社が何者かのサイバー攻撃を受けたと明らかにしました。

説明によると、タイ子会社では被害が確認された後に機器をネットワーク接続から切り離しましたが、保有データが暗号化されたほか、情報流出も懸念される状況とのこと。関連性は不明ながらも、2022年6月18日にはハッカー集団がTBカワシマに対する犯行声明も出していました。

ただし、同社によると公表時点で他の拠点への影響はなく、トヨタ紡織グループの生産にも影響は出ていないとのこと。同社は今後、捜査機関やセキュリティ専門機関と相談しながら対応を取る方針です。

参照グループ会社への不正アクセスについて/トヨタ紡織株式会社


SNSでもご購読できます。