
画像:株式会社富士山マガジンサービスより引用
株式会社富士山マガジンサービスは2025年6月20日、同社が運営するウェブサイト「Fujisan.co.jp」が外部からの不正アクセス受け、個人情報が流出した疑いがあると発表しました。
富士山マガジンサービスによると同社ウェブサイトに対する海外からの大量の不審なアクセスが2025年5月31日に検出されました。さらに2025年6月6日に「情報漏洩の可能性を指摘する問い合わせ」が顧客向けに展開する同社サポートデスクに入り、2025年6月13日には別の3名において同社サービスのユーザーマイページにおいて不審なログインが判明。その後、同社の調査により別の6名においてもマイページへの不審ログインが発生し、これを起点にしたアクセスにより、他のユーザーの「住所録の変更」ページを閲覧履歴も確認されました。
同社は判明後、攻撃元IPアドレスのブロックやその他セキュリティ措置により、攻撃者によるものと思われる不審なアクセスを遮断しました。また、不審ログインが確認された9名のアカウントとは別に、マイページを起点にしたなりすまし行為に伴い、最大2,528,491人の住所情報が閲覧された可能性があると発表。影響を受けた可能性がある顧客を特定し、順次案内を行う方針を発表しました。なお、同社は今後も調査を続け、知らせるべき内容が判明した場合、速やかに情報を開示するとしています。
参照当社への不正アクセスによる個人情報流出の可能性に関するお知らせ|株式会社富士山マガジンサービス