千葉市教委で新型コロナウイルス感染児童3名の情報を誤送信|サイバーセキュリティ.com

千葉市教委で新型コロナウイルス感染児童3名の情報を誤送信



千葉市教育委員会は2022年2月14日までに、新型コロナウイルスに感染した児童3名の氏名や検査結果等を記載した電子メールを外部に誤送信したと明らかにしました。

千葉市教委によれば、誤送信は2022年2月5日と12日に発生したもの。管轄内の学校で新型コロナウイルスに感染した児童が確認されたため、担当者が管理職に児童らの個人情報を電子メールで送信しましたが、アドレスを手動入力したためミスがあり正規の宛先とは異なる宛先に情報が流出しました。

事態を把握した千葉市教委は被害を受けた児童の家族に謝罪しました。また、誤送信メールは正常に送達されているため、送信先に向けメールの削除を依頼しています。ただし、記事公開時点で削除の応答が確認されていないとのことです。

私用アドレスの入力ミスが原因

今回確認された誤送信の直接的な原因は、担当者のアドレス入力ミスによるものです。

地方自治体は総合行政ネットワークによるメールシステムを使用していますが、組織全員のアドレスが登録されているため、通常は手入力の必要がありません。

しかし、千葉市教委によると電子メール発信日の5日と12日はいずれも土曜日であり、管理職が出勤していなかったとのこと。

このため、担当者はSNSアプリ「LINE」を使用し管理職の私用メールアドレスを確認し送信する手段を取りましたが、入力時に手動によるアドレス入力を行ったため、ミスが発生したとしています。

参照新型コロナ感染児童の情報 メールで誤送信 千葉市、入力ミス/千葉日報


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