公益財団法人「e―とくしま推進財団」は2021年2月2日、同財団が発信したメールについて誤送信が発生し、本来公開すべきでない個人3名の情報が流出したと明らかにしました。
発表によると誤送信は2021年1月26日に発生したもので、財団がホームページ講習会に関する案内メールを徳島県内の17市町村教育委員会に発信したところ、メールを受信した中学校の教員から「添付の案内状に個人3名の氏名や連絡先が記載されている」と指摘が入り発覚。
このため、同財団は関係先にメールの削除を要請するとともに、被害者らに謝罪する対応を取りました。
ダブルチェックで再発防止へ
添付ファイルや宛先設定のミスなど、人為的な情報流出はゼロリスク化が非常に難しく、様々な組織で流出事案が起きています。
こうした流出への対策としては、チェック体制の強化が最も多く採られますが、e―とくしま推進財団も今後の再発防止策として、送信前に複数名でチェックすると発表。
再発防止に向け、情報保護に取り組む考えを示しました。
参照個人情報流出 e―とくしま推進財団、案内メール送信時