【2025年最新】データ復旧業者おすすめランキング10選|料金・口コミ・技術力で選ぶ|サイバーセキュリティ.com

【2025年最新】データ復旧業者おすすめランキング10選|料金・口コミ・技術力で選ぶ

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※この記事は2025年3月に更新されています。

HDD(ハードディスク)やPC(パソコン)が突然故障し、大切なデータを突然失ってしまうことがあります。

仕事で使用するはずのデータが壊れた!「結婚式や子供の写真など、大切なデータが見られなくなった…

緊急事態を解決するのがデータ復旧(復元)サービスです。実は日本国内には100社以上のデータ復旧業者が存在するといわれ、復旧業者によって復旧技術のレベルや対応規模、実績も大きく異なるため、①技術力②信頼性③サービスの利用しやすさの3ポイントで業者を比較するのがおすすめです。

  • 「はじめて利用するのでどこに頼めばいいのかわからない」
  • 「技術力が高く、安心して任せられるデータ復旧業者は?」
  • 「料金の相場はどれくらい?」
  • 「修理会社やメーカーサポートとの違いは?」
  • 「口コミや実績、何を基準に選べばいい?」
  • 「そもそも業者に依頼せず自力で復旧できないか?」

このような疑問を解消すべく、データ復旧サービスの概要や料金、失敗しない業者選びのポイントを徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。

データ復旧業者選びで1番大事なのは復旧技術(復旧率)です。データ復旧業者は全国に100社以上存在しますが、技術力は大きく異なります。

数ある業者の技術力を見極めた上で、編集部が特におすすめするデータ復旧サービスはこちらのデジタルデータリカバリーです。

デジタルデータリカバリーのおすすめポイント
復旧率最高値95.2%!全国トップクラスの技術力
✔14年連続データ復旧国内売上No.1
✔依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応

国内最大規模の業者で、非常に高い技術力を持ち、診断&見積りを無料で依頼できるので、初めてデータ復旧サービスを利用する方でも安心です。

【データ復旧は一度きり】最初の業者は技術力で選ぶのが復旧成功のカギ

データの復旧率が高い業者と低い業者の違い

データが消えてしまったとき、最初に持ち込む先は【技術力の高い業者】を選ぶことが復旧成功のカギになります。なぜなら、データ復旧は外科手術と同じで何度もできるものではなく、最初の対応がその後の復旧率を左右するカギであると言われているからです。

焦っていると近所の店舗に持ちこみそうになる気持ちも分かりますが、技術力が低くて復旧に失敗した場合、データが二度と戻ってこなくなる危険性があります。だからこそ、データ復旧を業者に依頼するときは基本的に「技術力の高い業者」を見極めることを覚えておいてください。

→【2025年最新】技術力が高いデータ復旧業者を見極める8つのポイント

データ復旧業者選びに失敗するとどうなる?最悪、データが二度と戻らなくなる可能性も

国内には100社以上のデータ復旧業者が存在しますが、すべての業者が高い技術力を持っているわけではありません。データ復旧は一度きりのチャンスが多く、業者選びを誤ると、最悪の場合、大切なデータが二度と戻らなくなる可能性があります。

特に、物理的に破損したHDDの場合、復旧作業そのものの難易度が非常に高く、一般的なデータ復旧業者では、HDDを開封してディスクに傷があることを確認した時点で、多くの場合、復旧不可能と判断する傾向があります。また、開封時点でディスクは劣化するため、データ復旧失敗後、他社に依頼しても、データ復旧がより困難になってしまうことも珍しくありません。したがって、業者の技術力を確認する際は、公開されている復旧率や、過去の復旧事例を基準にして、難しい案件にも対応できる実績豊富な業者を選びましょう。

費用・口コミを見て業者を選ぶのはNG?

データ復旧業者についてネットで調べる方も多いと思いますが、口コミの情報も100%完全に信じるのは危険です。ネット上の口コミ評価は匿名性が高い情報のため、口コミ評価だけで良し悪しを判断するのは難しいでしょう。悪質な業者に引っかかった、後から見積もりと異なる高額な費用を請求されたなどの口コミを見つけて不安になるのであれば、データ復旧業者の技術力が高い業者に依頼するほうが安全です

詳しくは後述しますが、定額料金制・完全成功報酬制を売りにしている業者は簡易的な作業しか行わない技術レベルの低い業者の可能性が高く、必ずしもデータを復旧できるとは限りません。データ復旧業者に依頼するのであれば、データを確実に復旧できる技術力があるかどうか見極めることが重要です。

【厳選10社】データ復旧専門業者おすすめランキングを紹介

ここまで、データ復旧業者を選ぶポイントを解説してきました。国内には100社を超えるデータ復旧専門業者が存在し、その中から専門業者を選定することは難しいです。今回は上記のポイントを押さえた上で、多くの実績があり技術力がトップレベルで安心して依頼できるおすすめのデータ復旧業者を厳選しました。

  • 第1位:デジタルデータリカバリー
  • 第2位:パソコン救急バスターズ
  • 第3位:オータムサポート
  • 第4位:Win Disk Rescue
  • 第5位:LIVEDATA
  • 第6位:AOSデータ復旧サービスセンター
  • 第7位:PCエコサービス
  • 第8位:BUFFALO
  • 第9位:アドバンスデザイン
  • 第10位:A1データ

以下の表では、ランキング3位以内のデータ復旧業者をまとめています。

サービス名 デジタルデータ
リカバリー
パソコン救急バスターズ オータムサポート
復旧実績 復旧率95.2%
✓相談件数
41万件以上
✓他社不可
3,000件
✓官公庁・法人
1万社以上
パソコン修理の20年以上の修理実績

・データ復旧率非公開×

パソコン修理の20年以上の修理実績

データ復旧率非公開×

復旧設備 ✓クリーンルーム
(クラス100)
✓ドナーHDD
7,000台以上
×

なし

×

なし

ラボ公開

公開・見学可能

×

非公開

×

非公開

従業員数
(エンジニア
人数)
164名
(約40名)
×

非公開

×

非公開

初期診断・
復旧スピード
【初期診断】
無料最短5分
【復旧】
80%を48時間
以内に完了
【初期診断】
無料
【復旧】
非公開
【初期診断】
有料(機器によって異なる)
【復旧】
非公開
受付時間 年中無休

24時間受付

年中無休(年末年始は除く)

9:00~20:00

定休日:第2~第4土曜以外・日曜・祝日

第1土曜日 10:00~17:00

スピード対応 無料(依頼の約80%が48時間以内に復旧) 即日復旧可能 スピード対応非公開
セキュリティ ISO27001/Pマーク/NDA(機密情報保持契約)対応
対応可能メディア HDD/RAID/NAS/SSD/SDカード/USBビデオカメラ/カメラ/スマホ/他 HDD/SSD/NAS/USBメモリなど HDD/SSD/USBメモリ/SDカードなど
所在地 東京/神奈川/名古屋/大阪/福岡 千葉/群馬/神奈川/福島など 東京
店舗持ち込み可否 〇可能 〇可能 ×不可能

(※2024年7月時点の情報)

第1位
デジタルデータリカバリー
 


公式HPデジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは、データ復旧専門業者のなかで14年連続データ復旧国内売上No.1の最大手のデータ復旧専門業者です。

対応メディア ■記憶媒体全般
ハードディスク、外付けHDD、NAS/サーバー(RAID構成対応)、パソコン(ノートPC/デスクトップPC)、SSD、レコーダー、USBメモリ、SDカード、ビデオカメラ、スマホ(iPhone/Android)、ドライブレコーダー等
復旧期間 最短当日に復旧完了(本社へ持ち込む場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
設備 復旧ラボの見学OK
クリーンルームクラス100あり
交換用HDD7,000台以上
特長 ✔データ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1
✔復旧率最高値95.2%の非常に高い技術力
✔官公庁や大手企業を含む累積41万件以上の相談実績
所在地 本社:東京都六本木
持込み拠点:横浜、名古屋、大阪、福岡
エンジニア人数 機器別の専門エンジニア 約40名
初期診断 相談・診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)
受付時間 24時間365日年中無休で復旧対応
セキュリティ ISO27001/Pマーク/NDA(機密情報保持契約)対応
店舗持ち込み可否 〇可能

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ

デジタルデータリカバリーの復旧技術力

デジタルデータリカバリーの復旧率最高値は95.2%で、非常に高い技術力を有しています。

データ復旧専門サービスの中でも規模が非常に大きく、依頼の8割を48時間以内に復旧しており復旧のスピードも優れています。また、官公庁や大手企業を含む累積41万件以上の相談実績があり、他社で復旧不可とされた機器の相談件数も累計7,000件を超えているので、困ったらまずデジタルデータリカバリーに相談するのがおすすめです。


引用:デジタルデータリカバリー公式ページ

社会貢献活動の実績も豊富

デジタルデータリカバリーは、警視庁からの表彰実績東京都からの技術革新による表彰実績もあり、日本全国から寄せられる最高難易度の障害復旧にも対応する信頼できる業者といえます。

社会貢献活動(CSR)も積極的に行っており、過去には東日本大震災や熊本地震、知床観光船事故時のデータ復旧支援も行ってきました。特に、令和6年能登半島地震では被災地で無償データ復旧支援を行い、多くの方々の貴重なデータを救出しました。これらの活動はテレビでの取材を受けるなど、その社会貢献実績は広く認知されています。

災害時のデータ復旧は、通常のデータ復旧とは異なり、はるかに高度な技術が求められますが、デジタルデータリカバリーでは、こうした困難な状況でも確実かつ迅速にデータ復旧できるよう、十分な設備や人員を確保し、24時間365日の体制でデータ復旧作業を行っているようです。

より詳細な情報は公式サイトに記載されているので、気になる方は以下のリンクからご確認ください。

デジタルデータリカバリー公式サイトはこちら→

 

デジタルデータリカバリーの復旧費用

デジタルデータリカバリーの復旧費用は以下の通りです。より具体的な費用は、無料の初期診断・見積もりで確認できます。

500GB未満 5,000円〜
500GB以上 10,000円〜
1TB以上 20,000円〜
2TB以上 30,000円〜

デジタルデータリカバリーは法人対応にも強く、秘密保持契約などのセキュリティ面もしっかりしています。​​

依頼前の初期診断は無料で受けられるので、依頼を検討している場合はまず電話かメールで相談してみることをおすすめします。​

デジタルデータリカバリーの口コミ評価

デジタルデータリカバリーの口コミをTwitterで調査したところ、以下のような投稿がありました。

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ

おすすめ1位のデジタルデータリカバリーのサービスの特徴・評判などを徹底調査した記事はこちらです。

データ復旧業者のおすすめランキングTOPに戻る↑

 

第2位
パソコン救急バスターズ 

公式HPパソコン救急バスターズ

パソコン救急バスターズは、株式会社バスターズが運営しており埼玉県にデータ復元センターを置く業者です。パソコンの総合メンテナンスサービスを展開しており、データ復元サービスだけでなくパソコンの販売・修理や保守、その他ホームページ作成などパソコン関連全般に対応しています。

データ復旧サービスの対応機器は、パソコンの内蔵HDD・SSDだけでなく、NAS・サーバーやUSBメモリ、SDカード、レコーダーなどです。

依頼前の診断料や送料・出張費用といった初期費用が必要になる点はネックですが、ウイルス駆除や購入した機器の設定などのサポートオプションメニューがあるので、パソコン関連全般のサポートを依頼したい時に利用するのがおすすめです。

パソコン救急バスターズの復旧費用

HDD論理障害 30,000円〜(+初期診断料 3,000円)
HDD物理障害 100,000円~(+初期診断料 3,000円)
SSD 50,000円~(+初期診断料 3,000円)

パソコン救急バスターズの特徴

特徴 ✓JR大宮駅までの送迎サービスあり
✓出張・持ち込み可能
✓営業時間:年中無休9:00~20:00(※年末年始除く)
所在地 埼玉(本社)、千葉、神奈川、群馬、福島、宮城、京都、兵庫

パソコン救急バスターズの口コミ・評判

仕事用のパソコンのデータ復旧をIT・パソコン救急バスターズさんに依頼しました。初めての出来事だったので、不安がありましたが、スタッフさんがとても親切に対応してくださったので安心して任せることができました。-生活110番

 

第3位オータムサポート  

公式HPオータムサポート

オータムサポートは、パソコン修理会社である株式会社オータムテクノロジーが運営するデータ復旧サービスです。

パソコン修理業だけで20年以上の歴史があり、復旧サービスにおいてもPC・ハードディスク・USB・SDカード・RAIDといった機器からの復旧に対応しています。

サイト上には「※当店では物理故障の媒体からデータを取り出すことはできませんので、ご了承ください。」という記載があるため何でも対応してもらえるとは言えませんが、論理障害の場合は難易度ではなく容量によって費用が決まるようです。

機器の持込も可能です。営業時間は月曜日~土曜日の10:00~19:00と記載があるため、早朝・夜間や日曜日の相談ができない点はネックであるものの、予約なしの来店でもその場で初期診断してもらえるそうです。

心配であれば他の業者とあわせて見積もりを依頼するのもおすすめです。

オータムサポート復旧費用

パソコン(ノート・デスクトップ) 6,600円~30,800円
ハードディスク 44,000円~99,000円
USBメモリ・SDカード 6,600円〜24,000円

オータムサポート特徴

特徴 ✓PC修理業20年以上
✓論理障害は容量のみで価格を決定
所在地 東京

オータムサポートの口コミ・評判

HDDの故障やメモリーカードの故障の復旧に強い。明朗会計です。-Google Map

 

第4位:Win Disk Rescue(くまなんピーシーネット)

公式HPWin Disk Rescue

WinDiskRescueは、熊本市の株式会社くまなんピーシーネットによるデータ復旧サービスです。熊本の企業ですが、全国に向けてデータリカバリーと復元設備の開発事業を行っています。

Win Disk Rescue復旧費用

HDD、スマートフォン、RAIDサーバ、NAS 50,000円〜
USBメモリ、CD-R、DVD-Rなど 25,000円〜
デジタルカメラ 20,000円〜

Win Disk Rescue特徴

特徴 ✓WesternDigital社公認データリカバリ―パートナー企業
✓日本データ復旧協会(DRAJ)会員企業
✓国内最高水準の復旧技術と設備
所在地 熊本

Win Disk Rescueの口コミ・評判

他社で不可と診断された機器でも復旧してもらえた。-Google Map

 

第5位:LIVEDATA

公式HPLIVE DATA

LIVE DATA(ライブデータ)は、東京都の秋葉原駅近くに所在するデータ復旧業者です。20年以上のキャリアのある熟練の技術者が在籍しており、高い技術力を誇ります。

LIVE DATA復旧費用

障害の種類 料金
セクタ不良のような軽度障害 43,200円~
基板の損傷のような中度障害 64,800円~
モータの不調のような重度障害 108,000円~
復元作業の上限金額 270,000円

LIVE DATA特徴

特徴 ✓データ復旧歴20年のエンジニアが在籍
✓サービス内容・料金が明瞭
✓リピート率が高い
所在地 東京

LIVE DATAの口コミ・評判

他社で対応できないHDDも復旧できた。重度障害の復旧率も高かった。-Google Map

 

第6位:AOSデータ復旧サービスセンター

公式HPAOS

『AOSデータ復旧サービスセンター』は、復元ソフト「ファイナルデータ」の開発会社で、1999年からデータ復旧を手がけています。

AOSデータ復旧サービスセンター復旧費用

35,530円~(税込・納品媒体費別)

AOSデータ復旧サービスセンター特徴

特徴 ✓定額料金/完全成果報酬型
✓自社開発の独自ツール・ソフトを使用
✓NEC、Lenovo、SONY、BUFFALOなど多くのメーカーと提携
所在地 東京 (虎ノ門)
※来社持込み不可の場合は郵送

AOSデータ復旧サービスセンターの口コミ・評判

データをしっかり全て復元できた。成功報酬で費用も良心的だった。-Google Map

 

第7位:PCエコサービス

公式HPPCエコサービス

PCエコサービスは、定額料金制を採用しているデータ復旧業者です。ただ、自社内にクリーンルームを保有していないため、開封作業が必須になる物理障害など、重度の障害には対応できない点は懸念点です。もし万が一にも復旧に失敗したくない場合や、法人のデータ復旧などを依頼したい場合は、自社内にクリーンルーム等の設備を構えた大規模な業者とも比較して決めるのがよいと思います。

PCエコサービス復旧費用

一律39,800円(定額)

PCエコサービス特徴

特徴 ✓最短3日でデータ復旧可能
✓論理障害・物理障害の両方に対応
✓完全成果報酬制
✓希望データが復旧できない場合は無料でキャンセル可能
所在地 東京

PCエコサービスの口コミ・評判

他社と比較して金額設定も安く、良心的な業者。-Google Map

第8位:BUFFALO

公式HPBUFFALO

BUFFALO データ復旧サービスは、外付けHDD・NASシェアの国内シェアNo.1のメーカーが提供するサービスです。その特長は次の通りです。

  1. 26年の経験:HDDを26年間製造してきたバッファローが運営しており、豊富なノウハウがあります。
  2. 迅速な対応:デバイス到着後、1営業日以内に診断結果と見積もりを提供。持ち込みの場合は即日対応可能で、最短1日で復旧作業が完了します。
  3. 成果報酬型料金:データ復旧が不可能な場合は費用がかからず、返送料も負担。初期相談から見積もりまで無料で、キャンセル料も不要です。

データ復旧を依頼する際には、店舗持ち込みか郵送が可能ですが、福岡拠点は持ち込みのみ対応となります。また障害の種類によって料金が変動する可能性があるため、詳細は都度見積もりが必要です。

BUFFALO復旧費用

メディア種類 障害の種類 税込費用
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 軽度の論理障害 保証期間内は無料 / 保証期間外は¥49,500
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 中度の論理障害 ¥74,250
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 重度の論理障害 別途見積もり
他社外付けHDD / NAS(1ドライブ) 軽度の論理障害 ¥60,500
他社外付けHDD / NAS(1ドライブ) 中度の論理障害 ¥85,250
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 軽度の物理障害 ¥99,000
他社外付けHDD / NAS(1ドライブ) 軽度の物理障害 ¥110,000
BUFFALO製 外付けHDD / NAS(1ドライブ) 中度の物理障害 ¥198,000
他社外付けHDD / NAS(1ドライブ) 中度の物理障害 ¥209,000

BUFFALO特徴

特徴 ✓HDD製造歴25年以上
✓テレビ録画復旧にも対応
✓全国4か所で受付対応所在地愛知
所在地 東京

BUFFALOの口コミ・評判

早急に対処してもらえた。データ復旧センターの受付対応が好印象だった。-Google Map

第9位:アドバンスデザイン

公式HPアドバンスデザイン

アドバンスデザインは、データ復旧業界で20年以上の歴史を持つ日本のパイオニア的存在です(2017年にBuffaloに買収)。米大手HDDメーカーSeagateとの技術提携実績を持ち、世界最高レベルの設備とツールを完備しています。大手企業の法人顧客が多く、クラウドや仮想環境の復旧実績も豊富です。

アドバンスデザイン復旧費用

障害状況 論理障害※ 物理障害※
軽度 33,000円~ 66,000円~
中度 132,000円~
重度 別途見積り

アドバンスデザイン特徴

特徴 ✓完全成果報酬型を採用
✓大規模なデータ復旧やサーバートラブルにも強みがある
✓国際規格に基づくセキュリティや品質管理が徹底されている
✓初期診断や見積りは無料で迅速対応。
所在地 東京

アドバンスデザインの口コミ・評判

費用を抑えられた。無事にデータを復旧できた。-Google Map

第10位:A1データ

公式HPA1データ

A1データ株式会社は、データ復旧業界で20年以上の歴史を持つデータ復旧業界の老舗です。数多くのデータ復旧を行ってきた実績・経験を活かし、確かな技術力を持ちます。

A1データ復旧費用

メディアの種類 復旧費
HDD 27,000円~(税別)
SSD 27,000円~(税別)
SDカード
MicroSDカード
30,000円~(税別)
USBメモリー 30,000円~(税別)
コンパクトフラッシュ 30,000円~(税別)
CD 40,000円~(税別)
DVD 50,000円~(税別)
MO 50,000円~(税別)
ブルーレイディスク 60,000円~(税別)
その他記憶メディア
(ビデオカメラなど)
別途見積もり
障害の種類 料金
簡易障害 税込29,700円~
論理障害 税込172,480円~
物理障害 税込215,600円~

A1データの口コミ・評判

他社では不可能だったデータを復旧してもらえた。元通りの状態でデータが戻ってきた。-Google Map

その他のデータ復旧業者一覧

日本には、100社以上のデータ復旧業者があります。ただし、業者によって技術力が大きく異なります。今回、本記事ではおすすめの3社を紹介しましたが、別の業者も比較したうえでどの業者に依頼するかを選択する必要があります。以下の記事でデータ復旧業者を一覧で紹介していますので、是非参考にしてください。

ただし、技術力が高い業者は一握りです。データ復旧はスピードが重要ですので、比較しているうちにも機器の状態は悪化していく可能性があります。なるべく早くデータ復旧業者に相談した方が復旧できる可能性は上がります。もし業者を選ぶのが難しい場合は、今回紹介したデータ復旧業者に相談してください。

技術力が低い可能性大!避けた方がいいデータ復旧業者の特徴

復旧率の低いデータ復旧業者データ復旧業者の選定ポイントの前に、まず避けた方がいい復旧業者の特徴を解説します。

データ復旧サービスを依頼する際は業者に確かな技術力があるかを見極めるのが最も重要です。データ復旧は非常に専門的な技術であり、エンジニアの技術・設備・経験値には意外にも大きな差があるものです。データ復旧の技術力が低い可能性がある業者は、下記の特徴に当てはまることが多いため、避けるようにしてください。


データ復旧の技術力が低い業者の特徴

  1. 復旧ラボや社内の様子が非公開の業者(見学ができない、HPに社内の写真がない等)
  2. 復旧エンジニアの人数が少ない、機器別の専門エンジニアがいない業者
  3. 完全成功報酬・定額制の料金形態を採用している業者
  4. ネット上での口コミを売りにしている業者
  5. 定額制の料金形態を採用している業者

復旧ラボや社内の様子が非公開の業者(見学ができない、HPに社内の写真がない等)

データ復旧業者の規模は差が大きく、残念ながら業者によっては復旧設備を社内に保有していなかったり、すべて海外業者への外注や、復旧ソフトを使用するのみで作業を行わない業者も存在します。しかし、素人目線ではネット上の情報だけでこれらの実態を見極めるのは至難の業です。

一つの判断基準として、実際に自社で復旧作業にあたっている復旧業者は、社内見学OKとしているようです。また、メディアで紹介されていたり、HPやSNS等で復旧設備や社内ラボの様子を発信している業者は信頼できるといえます。裏を返せば、社内見学ができなかったり、設備を一般公開していない業者は実態が確認できない可能性が高いため避けたほうがいいでしょう。

復旧エンジニアの人数が少ない、機器別の専門エンジニアがいない業者

データ復旧の対象となるHDDやSSD、スマートフォン、USBメモリ等の機器は、機器の種類によってデータの保存形式や発生する障害の種類が大きく異なります。つまり、機器によって必要とされるデータ復旧の技術やノウハウも異なるのです。

実際にデータ復旧業者では、業者によって対応できる障害レベルの範囲や、対応機器が大きく異なっています。これは病院に例えればどのような症状にも対応できる総合病院か、特定の診察を行う診療所のような差があるといえるでしょう。業者に復旧を依頼する際は「自分の機器の復旧を行えるエンジニアが在籍しているか」「復旧設備の体制が整っているか」を見極めるのが重要なポイントになります。

ネット上の口コミなどからは見極めづらい、「本当に技術力が高いデータ復旧業者を見極める8つのポイント」については下記で詳しく紹介しています。


技術力の高い業者

  • 復旧技術を高めるために機器の種類や障害ごとに専門チーム体制を敷いている
  • 復旧エンジニアの人数が多い(30名以上~)
  • 相談実績20万件以上~等、経験が豊富でノウハウが蓄積されている

技術力の低い業者

  • 数人しかエンジニアが在籍していない
  • 社内にエンジニアがおらず全て外注している
  • 特定の機器の復旧しか対応していない

業者の技術力や規模を把握するおすすめの方法

  • 運営会社の「社員数」を調べる
  • 相談時に「在籍しているエンジニアの人数は何人か」「どういうエンジニアが復旧にあたるのか」「技術開発で公的な表彰実績があるか」等、実態がわかる質問をしてみる

完全成功報酬・定額制の料金形態を採用している業者

データ復旧業者の料金形態の中でも、完全成功報酬制・定額制の料金形態を採用している業者には注意しましょう。データ復旧費用は作業内容と連動するため、定額制では事前に作業内容が決まっていたり、完全成功報酬制の業者ではそもそも簡単な依頼しか受け付けてもらえず復旧を断られるケースが多いことが予想されます

完全成功報酬制でも復旧率が非開示だと危険!

完全成功報酬制(完全成果報酬制)や一律定額制を一番の売りにしている業者の場合、簡易的な作業しか行わない技術レベルの低い業者の可能性が高いため注意が必要です

完全成功報酬制とは?
定額成功報酬制とは、復旧作業に成功した場合のみ費用を請求し、失敗したら作業費も含めて費用が¥0になる料金システムのことです。費用面でリスクが低い一方で、難易度の高い依頼はそもそも断られてしまうというケースもあります。

業者を選ぶ際に「どれくらいの確率で復旧できるのか?」という点は非常に重要です。

完全成功報酬制の場合、復旧に失敗したら費用が0円になる仕組みですが、どれだけ復旧に成功/失敗しているのか、復旧率も提示しなければ、業者の真の実態はわかりません。

実際に調査してみたところ完全成功報酬制を謳っている業者で復旧率や復旧設備を公開している業者は1社もありませんでした。

これでは本当に復旧できているのか、そもそも自社内で復旧しているのかも不透明です。「完全成果報酬制だから安心」と謳う業者もありますが、冷静に業者の実態を見極めましょう。

完全成功報酬制の業者で考えられるリスク

  • 「完全成功報酬制」で安心を謳うことで宣伝材料とし、自社の技術レベルが低いデメリットを隠している
  • 市販の復旧ソフトでも復旧できる簡易的なレベルの作業しか引き受けず、作業工数がかかる専門的な復旧作業には対応できない

復旧に失敗されて被害を被るのは依頼者側です。復旧に失敗すると、その後の復旧可能性を大きく下げ、最悪の場合完全にデータを消失する結果にもなり得ます。

このような事態を避けるためにも、一番初めに最も復旧可能性の高い業者へ依頼することが大切です。

定額制の料金形態を採用している業者

最近は、「データ復旧を定額制で行う」という業者も登場しています。

しかし、定額制の料金体系にはメリット・デメリットの両面が存在します。メリットは、事前に料金が決まっているので安心な点です。しかし、市販の復旧ソフトで復元できる程度の障害しか対応していない場合もあり、重度の障害には定額料金内で対応できないため、追加費用を請求されることがあります。

最初から技術力の確かな業者に依頼すれば軽度障害から重度障害まできちんと対応してもらえます。障害の程度は素人が見ただけでは判断できないので、復旧率を下げないためにも安易な自己診断は避けましょう。きちんと個別の復旧プランを提示している業者に見積を出してもらってから、どこに依頼するか決めても遅くはありません。

ネット上での口コミを売りにしている業者

口コミ・評判だけを見て業者を選ぶと、思わぬ落とし穴にはまってしまうリスクがあります。また、料金プランと同様に、口コミ評価の良さだけを売りにしている業者も、復旧実績が非公開なのであれば、技術力が低い可能性があります。

口コミにはサクラや嫌がらせが混じっている可能性もある

  • ネット上の口コミは基本的に匿名のため信ぴょう性が低い
  • 場合によってはサクラやいやがらせを目的とした悪質な口コミの可能性もある
  • 一部のデータ復旧業者ではいい口コミを書くことを条件に値引きを交渉する悪質な業者も存在する

等を考慮すると、ポジティブな内容であってもネガティブな内容であっても、口コミの評価は参考程度に留めるのがいいでしょう。何社かの口コミを調査したところ、残念なことに一部の業者には同業他社からのいやがらせ目的と思われるような悪質な口コミも見受けられました。データ復旧業者の口コミと、本当に優良な業者はどこなのか実態調査した結果は以下の記事で紹介しています。詳しく知りたい方はご覧ください。

実績が非公開で技術力がないのに高額請求してくる業者

データ復旧の実績が非公開の業者はおすすめできません。技術力が高く、信頼できるデータ復旧業者ほど、数十万件以上の復旧実績を持っているはずです。つまり、実績を公開していないということは技術力が低い・信頼性が低い可能性があります。技術力が低い業者が、データ復元ソフトを利用した、本来誰でもできる簡単な作業を安価に行うケースはありますが、中にはデータ復旧できる技術力がそもそも乏しいにも関わらず高額請求してくるような悪質な業者もいます。

データ復旧の実績は、信頼できるデータ復旧業者ほどホームページにて公開しているケースが多いです。まずは、各データ復旧業者のホームページを確認し、過去に相談を受けた実績や復旧した実績が公開されているか、その実績の信頼性が高そうかを確認してください。

作業前に見積が確定せず、後から追加料金が発生する業者

データ復旧サービスは、削除してしまった・故障したデータを取り出すために「専門的な技術」や「設備」が必要なため、ある程度高額な費用が発生するサービスです。しかし、基本的には作業を実施する前にデータ復旧作業に必要な料金というのが決定します。

作業までに決定版の見積が発行されず、後から追加料金が発生する可能性がある業者では、法外な高額請求がされるケースがあります。必ず依頼前に見積を出してもらえるかどうかを確認してください。

【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める

データ復旧業者の技術力を見極めるポイントとして、たとえば下記のような項目があります。


  • データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している
  • 海外からの技術導入を積極的に行っている
  • 他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある
  • クリーンルーム等、データ復旧に必要な設備や部品を保有している
  • 復旧ラボを自社内に保有し、公開している
  • 対応できる機器の種類や症状が豊富である
  • 優秀な復旧エンジニアが多数在籍し、機器ごとの専門に分かれている
  • 初期診断・復旧スピードが速い
  • 研究開発などの取組みが第三者(公的機関)に認められた実績がある

このような観点でよく名前を聞く5社を比較してみると、WEB上でしっかり情報を公開している業者は思いのほか少ないことが分かりました。

サービス名 デジタルデータ
リカバリー
パソコンドック24 データレスキュー
センター
A1 Data アドバンス
デザイン
復旧実績 復旧率95.2%
✓相談件数
41万件以上
✓他社不可
3,000件
✓官公庁・法人
1万社以上
復旧率非公開× 復旧率非公開×
✓受付件数
15万件以上
復旧率非公開×
✓復旧件数
7万件以上
復旧率非公開×
✓大手法人
1,000社以上
設備 ✓クリーンルーム
(クラス100)
✓ドナーHDD
7,000台以上
×

なし

×

なし

✓クリーン
ベンチ
✓ドナーHDD
2万台以上
✓クリーンルーム
ラボ公開

公開・見学可能

×

非公開

×

非公開

×

非公開

×

非公開

従業員数
(エンジニア
人数)
164名
(約40名)
29名(-) 23名(-) 66名(-) 20名(-)
初期診断・
復旧スピード
【初期診断】
無料最短5分
【復旧】
80%を48時間
以内に完了
【初期診断】
非公開
(※一部有料)
【復旧】
非公開
【初期診断】
6~48時間
(※一部有料)
【復旧】
非公開
【初期診断】
1~3日
【復旧】
非公開
【初期診断】
1~3日
【復旧】
非公開
受付時間 年中無休
24時間受付
※店舗により異なる 年中無休
9:00~18:00
平日のみ
24時間受付
平日のみ
9:00~17:30
スピード対応 無料(依頼の約80%が48時間以内に復旧) 別途料金 別途料金 別途料金 別途料金
セキュリティ ISO27001/Pマーク/NDA(機密情報保持契約)対応 ISO27001 ISO27001 ISO9001/ISO27001
対応可能メディア HDD/RAID/NAS/SSD/SDカード/USBビデオカメラ/カメラ/スマホ/他 HDD/SSD/NAS/USBメモリなど HDD/SSD/RAID/USBメモリ/SDカードなど HDD/SSD/NAS/RAID/サーバー/USBメモリなど HDD/SSD/NAS/RAID/など
所在地 東京/神奈川/名古屋/大阪/福岡 大阪 福岡 東京/神奈川/埼玉 東京/神奈川/大阪
店舗持ち込み可否 〇可能 〇可能 ×不可能 〇可能 〇可能

(※2024年8月時点の情報)

また、復旧率が非公開の業者は、復旧スピード・復旧ラボの設備規模・エンジニア人数も非公開だったため、全体像がつかみづらい印象でした。

デジタルデータリカバリーの在籍エンジニア人数を参考にすると、他の業者のエンジニアは2~3名ほどとかなり少ないかもしれません。

技術力の高い業者を見極めるうえでWEB公開情報は貴重な判断材料になります。主要な項目についてどのように判断したらよいか、さらに詳しく解説します。

データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している)

各データ復旧業者の復旧実績や復旧率は公式HPなどで確認ができる場合が多いです。「復旧実績〇件」復旧率〇〇%」など数値で示されている場合は、客観的な指標であるので信頼できる情報と言えます。

復旧技術は業者によって雲泥の差があるため、そもそも復旧率や件数を非公開としている業者は技術力が低い、または実績が少ないと考えていいでしょう。また、専門の解析ツールクリーンルームなどの復旧設備の有無を確認することでも、その業者の復旧率(技術力)を確認することができます。

他にはデータ復旧の技術レベルが特に高い業者の特徴として、下記があげられます。


データ復旧技術のレベルが特に高い業者の特徴

  • データ復旧の中でも最高難易度といわれる「データの記録される面に傷のついたHDD(スクラッチ障害)から復旧実績がある業者」は技術レベルが非常に高い
  • 相談実績や復旧の成功度合いを明示している(20万件以上~、復旧率〇%等)
  • HDDだけでなく、SSDやUSBメモリ、SDカード、スマートフォンといったメモリ媒体の障害にも対応している
  • RAID構成のNAS・サーバーやデータベースの復旧に対応している

復旧率が高い業者は信用できない?

復旧率が高いだけでは信用できない」という見方も存在します。復旧率の計算方法が業者によって違うため、単純比較が難しいことが理由です。しかし、全国100以上あると言われるデータ復旧業者から依頼先を決めるうえで、復旧率という客観的な指標が判断材料の一つとなるのも確かです。もしも信ぴょう性が気になる場合は、「データの根拠まで明記しているか?」「第三者機関のチェックを通しているか?」というポイントにも注目するとよいでしょう。

復旧スピードが速い

納期のあるデータや、失ったことで業務が止まってしまうデータを紛失した場合、一刻も早く復旧したいと思うものです。そこで気になるのが復旧業者のスピードです。


復旧スピードが速い業者の特徴

  • 交換用の部品を大量に保有し、部品調達の時間をカットしている
  • 土日祝日も復旧対応をしており、復旧エンジニアの人員が多い
  • クリーンルーム等の設備導入が進んでおり、復旧できる台数が多い

復旧スピードには交換部品の在庫数エンジニアレベルなどの要因があります。

たとえば機器に物理的な障害がある場合、内部で破損した部品を交換する必要があります。HDDなどの記憶媒体は外見や型番が同一でも、製造年などで部品が異なる場合があります。交換部品を多く取り揃えている専門業者では、必要な部品を海外から調達している時間をカットできるため、迅速な復旧・納品が可能です。

自社内にクリーンルームなどの復旧専用設備を保有している業者では、復旧作業を安全かつ迅速に自社で完結させることができ、結果として復旧スピードが向上します。専門業者によっては、復旧スピードの目安が明記されていることもあるので公式HP等で確認してみてください。

他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある

一度他社で復旧作業を行い、復旧できなかった機器であっても業者によっては受け付けてくれる場合があります。技術力の高い業者であればあるほど、他社で復旧できなかった機器の復旧実績が多くなる傾向にあります。一度復旧ができなかった場合も、他の業者に依頼をしてみると復旧できる可能性があるので、諦めずに相談してみるのがいいでしょう。

また、繰り返しになりますが、このように一度復旧に失敗し他の業者に依頼するといったダブルコストをかけないためにも、最初に最も技術力の高い業者へ依頼することをおすすめします。

公的機関からの表彰歴がある

公的な機関からの表彰歴なども、技術力をはかる指針となります。

特に、一般の団体ではなく自治体や政府機関・警察などからの表彰歴・感謝状の受賞歴があるデータ復旧業者は、それだけの実績を残していることを信頼してもよいでしょう。

HPに掲載されている表彰歴・受賞歴などを確認してみてください。

【ポイント2】信頼できる復旧業者かを見極める

技術力以外にも、その業者が信頼できる業者かどうかは気になるところです。データ復旧業者が信頼できるかを見極めるために、具体的には下記のような点に着目するといいでしょう。


  • 大手法人や官公庁の取引実績が多数あり、運営会社が信頼できる
  • サービス対応が丁寧で信頼できる
  • プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている
  • 復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)

大手法人や官公庁の実績が多数あり、運営会社が信頼できる

技術力が高いと謳っていても、相談件数・復旧件数が少ない等実績が伴わなければ、信ぴょう性は疑わしいものとなってしまいます。そのため、下記のような観点で実績の確認を必ず行いましょう。

データ復旧業者の中には、その取り組みが認められ第三者機関に表彰されている業者も存在します。信頼できる業者へ依頼するために、HP上で具体的な数値で実績を明記している業者を選んだ方がいいでしょう。


実績のあるデータ復旧業者の特徴

  • 大手企業や官公庁からの依頼がある
  • HP上に「相談件数〇〇件」「復旧実績〇〇件」と具体的な数値で示している
  • 公的機関(官公庁、警視庁等)からの表彰実績がある
  • メディアでデータ復旧業者として取り上げられた実績がある

プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている

企業データ技術データなど、外部に知られてはいけないデータを復旧しなければいけない場合もあります。そのような場合は、各専門業者のセキュリティ対策を確認しましょう。

上記の実績部分でも触れましたが、大手企業や官公庁からの依頼がある企業はセキュリティ対策が万全である業者が多いです。取引実績のほかにも「ISO27001」や「Pマーク」など、世界基準で規定されているセキュリティの認定を取得していることや、防犯カメラ外部部機器の持ち込み制限など、情報漏洩対策がしっかりされているかを確認しても良いでしょう。

ISO27001・Pマークとは

ISO27001(ISMS)やPマークとは、情報セキュリティマネジメントシステムの規格です。

ISO27001(Information Security Management Systems)とは、組織における情報管理のセキュリティ、管理方法、マネジメント方法について定めた規格です。

個人情報保護法よりも対象とする情報の範囲が広く、国際的に統一された規格なので、ISO27001/ISMSの認証を取得している企業であれば、大切なデータを預けても安心です。

また、Pマーク(プライバシーマーク)とは日本国内の規格で、こちらも個人情報保護マネジメントシステムを運用していることの証明となります。

復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)

「避けた方が良いデータ復旧業者の特徴」で紹介した通り、データ復旧業者の中にはWebサイト上に掲載している社内風景と実態が異なる怪しい業者も存在します。大切なデータを預ける上で、信頼できる業者か、対応している人の顔が見えるかは非常に重要な点といえます。

データ復旧の設備を自社内に保有し運営している業者は、復旧ラボへの持込みや見学を受付ていたり、SNS等で作業風景を発信しているケースもあります。心配な場合は「作業現場の見学は可能ですか?」「設備を自分で確かめたい」等を相談するといいでしょう。セキュリティ等を理由に断られた場合、その業者は怪しいと判断したほうがいいです。正確な実態を確認するようにしましょう。

設備の規模を見極めるポイント

  • クリーンルーム(クラス100等)を設置している
  • 交換用HDDなどの復旧に必要な部品のストック数が多い
  • 復旧ラボが公開されている
  • 在籍しているエンジニアの数が多い
  • 同時復旧可能な台数が多い

クリーンルームとは?

クリーンルームとは空気の清浄度が高い部屋のことで、HDD復旧作業の工程で必要になることがあります。クリーンルームには清浄度の規格があり、HDDの復旧作業では「クラス100」と呼ばれる無菌手術室と同等レベルの設備がないとできない作業もあります。「クリーンベンチ」はクリーンルームより簡易的な設備であり、行える作業が限られます。多くの業者では簡易的なクリーンベンチしかない・そもそも専用の設備がなく、精密な作業は他社に外注している業者も存在します。

【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める

データ復旧サービスの利用しやすさを見極める項目としては、下記があげられます。


  • 土日祝日の復旧対応や夜間窓口があり、相談しやすい
  • 出張での復旧に対応している
  • 依頼前の初期費用がかからない
  • 特急料金がかからない
  • データ納品時の追加費用がかからない

土日祝日の復旧対応や夜間窓口があり、相談しやすい

急ぎでデータが必要な場合や、仕事で平日の相談が難しい…といった場合も、土日祝日対応の業者であれば、安心です。業者によっては24時間受付を行っている業者もあるため、緊急時や急ぎの復旧依頼を行いたい場合は、営業時間を確認するといいでしょう。また、データを見られずに復旧したい場合は以下の記事を参照にしてください。

依頼前の初期費用がかからない

自身の機器の状態が分からないまま専門業者に依頼するのは不安だ」という方は少なくないでしょう。そのような場合は初期費用の発生しないデータ復旧専門業者へ相談しましょう。

初期費用というのは「データ復旧の作業に着手するまでの費用」のことを指します。


データ復旧依頼前に請求される可能性のある初期費用

  1. 症状の相談
  2. 機器の配送料金
  3. 機器分解料金
  4. 初期診断・見積費用

業者によっては、依頼前であるのにも関わらず見積のための機器配送料や機器の分解料金、初期診断費用が発生することがあります。また、診断の結果、復旧が不可能だったり依頼をキャンセルしたとしても、その費用は初期診断代として返金されません。データ復旧専門業者を選定する場合は、必ず上記の初期費用の発生しない専門業者へ相談をしましょう。

特急料金がかからない

急ぎで初期診断や復旧対応を依頼したい場合、特急料金がかかる業者があります。また業者によって営業時間や復旧・納品までのスピードには差があるため、依頼の際は気をつけましょう。特急料金がかからない、かつ土日祝日等にかかわらず最短で復旧対応を行ってもらえる業者を選ぶといいでしょう。

データ納品時の追加費用がかからない

データ復旧後、納品用の機器代金やデータのコピー代金を別途請求されるケースがあります。心配な場合は、依頼前にデータ納品時の形態や、追加費用の有無を確認しておくといいでしょう。

データ復旧サービスをネットで検索した際によく見るのは、デジタルデータリカバリー、アドバンスデザイン、AIデータ、Livedata、AOSデータ復旧サービスセンター、PCエコサービス、データレスキューセンターなどです。データ復旧業者は全国で100社以上もあると言われるので、その中で主要な業者だと思われます。しかし、しっかり条件を見比べてみると、初期診断や機器の配送料が有料だったり社内にクリーンルーム(HDDを開封するのに必要な設備)を保有していなかったりと、ネットで上位の業者でもサービス内容には差があるようです。

データ復旧サービスの利用時の注意点

記憶媒体が故障した際に、誤った対処をしてしまうと、記憶媒体に発生している症状が悪化し、最悪の場合にデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。

取り出せたはずのデータが取り出せなくなってしまっては本末転倒ですので、対処する際の注意点を紹介します。注意点は以下のようなものがあります。

  • 修理サービスとデータ復旧サービスは目的が異なる
  • 機器に異常を感じた時点で通電しない
  • 業者によって技術力・実績・対応可能機種が異なる
  • HP上で情報が少ない業者は怪しい

修理サービスとデータ復旧サービスは目的が異なる

記憶媒体が故障し、データを取り出せなくなってしまった場合でも、メーカーによっては修理サービスを受けられることがあります。

しかし、「データ復旧」と「機器修理」はそもそもの目的が異なるため注意しましょう。データを復旧したいのにも関わらず、機器修理サービスに依頼してしまうと、「取り出せたはずのデータが痕跡すらなくなる」という事態にもなり得ます。下記に、それぞれの目的を紹介しますので参考にしてください。

データ復旧と機器修理の違い

データ復旧サービス

HDDやPCなどの記憶媒体から、「データを取り出す」ことを目的としています。そのため、記憶媒体の動作の回復はされない場合が多いです。バックアップがない場合や、バックアップデータごと消えてしまった場合はデータ復旧サービスに相談しましょう。

修理サービス

HDDやPCなどの記憶媒体の「動作を回復させる」ことを目的としています。そのため、データが保存されている部分に損傷がある場合は、その部分を交換等で正常な部品に入れ替え、故障していた記憶媒体が使えるようになります。しかし、データは破棄されてしまうので、必要なデータが1つでもある場合は、依頼を避けましょう

修理サービスで機器の初期化が行われると、データの復旧が不可能となるケースが多いため、1つでも必要なデータがある場合は、先にデータ復旧業者へ相談してみてください。

機器に異常を感じた時点で通電しない

データ復旧業者に依頼するまでの間に、本当に故障しているのか疑問で接続するかどうかを試してしまいがちです。

しかし、故障している機器に対して通電をしてしまうと、機器自体にも保存しているデータにも悪影響を与え、発生している症状を悪化させてしまう可能性があります。

機器に異常を感じた時にはなるべくそのままの状態で保管して、早急にデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。

機器が故障している時の対処法は以下の記事で紹介しています。

【HDD(ハードディスク)故障】故障の原因や診断法や対処法を解説

業者によって技術力・実績・対応可能機種が異なる

業者を選ぶ時には、データ復旧の技術力・実績・対応可能機種が業者によって異なることを念頭に置いて業者を選択する必要があります。

復旧してほしい機器・症状にそもそも対応していない業者に依頼しても復旧することができないうえに、復旧実績が少ないような対応力の低い業者で復旧作業をしてしまうと、復旧失敗してしまう可能性があります。

依頼する前に以下のような項目を確認しておくといいでしょう。

  • 業者が自分の機器の症状に対応可能か(HDD・SSD・USBメモリなど)
  • 幅広い症状の復旧に対応可能か(物理障害・論理障害)
  • 復旧実績が何件くらいあるか

復旧できなかった場合には、技術力の高い業者に再度依頼しなければならないので、時間もお金も労力も二度手間になってしまいます。HPなどに情報が載っているかと思うので、依頼する前にチェックしましょう。

HP上で情報が少ない業者は怪しい

HP上に復旧率や復旧実績、対応可能な機器や症状、料金形態などが紹介されている業者はサービスの内容が分かりやすい上に、依頼者に対して情報を公開している分良心的だといえます。

業者が公開している情報は、あくまでも「業者の強み」が中心です。HPに情報が少なかったり重要な情報が載っていない場合は、実際に依頼するタイミングで事前に知らされていない追加料金があったり、土日は復旧作業を進めてもらえず思ったより時間がかかってしまったりと、後からマイナスな点が発覚するリスクがあります。

最低限、以下の情報があるかどうかを見ておきましょう。

  • データ復旧率
  • 復旧実績
  • 自社復旧ラボの様子
  • 過去の復旧事例

これらの情報を公開していない業者は技術力が低い可能性があります。より多くの情報を公開している業者は依頼後のギャップも少なく安心です。

データ復旧専門業者に相談する際の流れ

データ復旧専門業者に依頼した際の一般的な流れは、次の通りです。

  1. 問い合わせ(電話やメール)
  2. 診断・見積もり(機器を持ち込むか郵送してエンジニアが診断・費用の概算見積りをもらう)
  3. 復旧作業(エンジニアによる復旧作業。作業時間は診断・見積もり時に確認)
  4. 引き渡し(データ引き渡し用のHDDに入った状態で戻ってくる)

データ復旧を依頼して、納品するまでの流れ

もし依頼をキャンセルする場合は、「2.診断・見積もり」の段階で機器を返却してもらいます。しかし、中には診断に費用がかかるデータ復旧業者もあるため、「復旧できないのに診断費用が発生してしまう」ということになりかねません。

依頼前に無料診断を行ってくれる業者であれば、無料で見積もりまで確認してから依頼するかどうか決定することもできます。作業工程はデータ復旧専門業者によって異なる場合があるため、問合せ段階で確認してみましょう。

復旧作業について

データ復旧専門業者では、個人での作業では不可能な作業をすることができます。そもそも、記憶媒体の障害は大きく「物理障害」と「論理障害」の2つに分けられます。

「物理障害」とは、記憶媒体を落下・水没させた、経年劣化による故障といったように、機器自体が壊れている障害を指します。機器自体が損傷しているので、「認識されない」「異音・異臭がする」といった症状があります。

「論理障害」とは、データの削除、フォーマット、暗号化といったように、保存されているデータが壊れている障害を指します。保存されているデータが損傷しているので、「エラーメッセージが出る」「ファイルが開けない」「文字化けしている」といった症状があります。

それぞれの作業の流れは以下の通りです。

物理障害の場合

物理障害であることが判明すると、どこの部品が破損しているかを特定します。その後、該当する部品の交換を行います。HDDの場合、部品交換時に機器を開封する必要があるため、「クリーンルーム」という空気の清浄度が高い部屋が必要となります。

部品交換が終わると、データの抽出作業に移ります。1回の部品交換で抽出できなければ、2回目の部品交換。2回目の部品交換で出来なければ、、、と部品の交換を繰り返します。

しかし、データが記録されている部分が破損している場合は、部品の交換をするわけにはいかないので、直接部品の修復をする必要があります。HDDの「スクラッチ」という症状の場合、傷の付いたデータ記録面(プラッタ)の直接加工が必要であったり、SDカードやUSBメモリなどの小型記憶媒体の場合は、顕微鏡を使った回線構築など、かなりの技術力が問われます

物理障害のデータ復旧方法まとめ
  1. 故障個所の特定
  2. 該当部品の交換(データ記録部分の修復)
  3. データの抽出作業
  4. 部品の再交換
  5. 2-5の繰り返し

HDDがスクラッチしている可能性があるときは以下の記事をご覧ください。

HDD(ハードディスク)のスクラッチは修復可能?復旧方法を解説

論理障害の場合

保存されているデータが破損している論理障害の場合、特殊なツールを使い破損したデータの抽出をします。軽度障害であればツールによって抽出できる場合もありますが、重度の障害になってしまうとツールだけではデータの抽出ができません。

その場合は、バイナリエディタを使い、破損している16進数のデータ構造を、1つ1つエンジニアが手作業で修復する必要があります。

論理障害のデータ復旧方法まとめ
  1. 特殊なツールを使用し、データを抽出(カービング)する
  2. バイナリエディタを使用し、破損したデータ構造を手作業で修復する

データ復旧サービスの料金システム

データ復旧の費用が決まる仕組みは業者によって異なりますが、大きく分けて2つのパターンがあります。主な料金形態は障害レベルごとに一律の料金プランが決まっている「一律料金制」と、機器の診断後に復旧作業の成果によって料金を決定する「成功報酬制」です。料金形態によって見積もりの算出方法が異なります。

  • 一律料金制(障害レベルごとに一律の料金プランが決まっている)
  • 成功報酬制(復旧に失敗したら費用0円)

同じ機器であっても、業者によって復旧料金に違いが出ることがあります。その理由は大きく3つです。

  • 対応できる作業の違い
  • 料金システムの違い
  • 一社目に依頼するか二社目かの違い

料金システムが業者によって異なる理由は「対応できる作業の違い」

同じ症状であればどの業者でも同じ作業・復旧率というわけではなく、実際には、データ復旧業者によって技術力や保有している設備のレベルに大きな差があります。具体的には、以下のような違いがあります。

  • 対応できる症状の違い(物理障害・論理障害など)
  • 復旧設備が充実している(クリーンルームなど)
  • 復旧エンジニアの人数

見積もりが出るときはあくまでも対応可能な範囲内の作業で算出するため、技術力が低く対応範囲が限られていればその分見積もり額も安くなる可能性があります。しかし、安いからと依頼した結果、重度障害で対応できずに復旧に失敗するケースも数多くあるため注意が必要です。

格安プランの業者への依頼はリスクあり

見積もりが出るときはあくまでも対応可能な範囲内の作業で算出するため、技術力が低く対応範囲が限られていればその分見積もり額も安くなる可能性があります。しかし、安いからと依頼した結果、重度障害で対応できずに復旧に失敗するケースも数多くあるため注意が必要です。

物理障害・論理障害だけでなく重度・軽度の障害などによって対処方法が異なるため、業者によって対処できる業者とできない業者があります。業者の料金システムによっては「診断費用・追加作業費・特急料金」などの追加料金が発生するケースもあります。

また、復旧エンジニアの人数によっても対応できるキャパシティが変わるため、必ず技術力もセットで見るようにしましょう。

完全成功報酬制で「復旧率非開示」の業者に依頼しても大丈夫?

完全成功報酬制とは「希望データが復旧できなければ一切費用はかからない」料金システムのことです。価格面のリスクが少ないため、「完全成功報酬制の業者の中から選ぶべき」と言う人もいます。

しかし、完全成功報酬制を採用している業者は復旧率非開示であることがほとんどです。

復旧率が分からなければ、どのくらいの確率で成功/失敗するのか利用者が事前に判断することはまず不可能です。客観的な判断指標が欠けた状態では業者の技術力が不透明なまま依頼することになるため、かえってリスクが高い可能性があることを知っておきましょう。

まずは無料の初期診断を受ける

データ復旧業者で相場・見積を知りたい場合には、初期診断を受けて症状を明確にすることが先決です。データ復旧が必要な機器は機器ごとに障害が発生しているため診断をしなければ復旧料金を割り出すことはできません。

業者によっては診断をする前から料金が決まっている一律料金の業者もありますが、これらの業者は簡単な作業で復旧できる機器のみを復旧対応している可能性が高いです。逆に復旧に手間がかかる機器や復旧が難しい機器は、技術力の高い業者であれば復旧できる可能性があっても、技術力がないため復旧不可になる可能性があります。

まずは無料で初期診断している業者に依頼して、自分の機器に起きている障害を理解し、復旧に必要な費用感を掴むことが大切です。

最初に相談するなら料金プランが成功報酬制で技術力の高い業者がオススメ

結論から言うと、もし最初に相談するのであれば、成功報酬制で技術力の高い業者をオススメします。実は、データ復旧の料金プランと業者の技術力は密接な関係があります。

データ復旧では、機器の障害レベルによって、復旧ツールにかければ直せるような場合から、国内でもごく一部の高い実力を持つ業者でしか対応できないような高難易度な復旧まで存在します。一律料金制や完全成果報酬制の業者では、マニュアル作業となるため、対応できる障害に限りがあり、「依頼した後に復旧に失敗されてしまった」「追加費用を請求された」といったトラブルに見舞われるリスクが高いです。

一つ一つの機器の障害レベルを見極めて、オーダーメイドで復旧工程を組み、見積プランを提示してくれる成功報酬制の業者であれば、このような失敗を避けることができます。

よくある質問

データ復旧業者を選ぶ時によくある質問を紹介します。

少しでもお得にデータ復旧するためには?

少しでもお得にデータを復旧するためには、以下のような点もチェックしましょう。

  • 無料の初期診断を受ける
  • 復旧期間を急がない
  • 一社目のデータ復旧業者で確実に復旧を完了する

業者によっては、初期診断から料金が発生する業者もあります。また、緊急で復旧したい方に「特急料金」でスピード復旧している業者があるため、特急依頼をしなければ料金を少し抑えられる可能性があります。

また、何度も繰り返し業者に依頼すると、その分復旧料金が発生してしまうので、一社目で確実に復旧できる業者に依頼するようにしましょう。

他にも見ておいた方がいい業者を選ぶポイントはある?

今回紹介した要素の他にも見ておいた方がいい業者を選ぶポイントは以下のようなものがあります。

  • 業者の規模
  • 専門アドバイザーの対応
  • HP上の顔出しの評判

業者の規模

データ復旧業者を選ぶ時も、業者の規模を確認しておくといいでしょう。

業者の規模によって、エンジニアの人数や自社ラボの規模、復旧設備の数などが分かれば、データ復旧の技術力が高い業者かどうかイメージできます。

また、一度に対応できる依頼の数なども変わってくるため、復旧完了までの期間も変化します。

専門アドバイザーの対応

専門アドバイザーの対応がいい業者はストレスなく復旧作業を進めることができます。

電話での診断時に機器の相談に乗ってくれる、復旧完了までの作業の説明が分かりやすいなど、親身に対応してくれるようなアドバイザーは、エンジニアとの情報共有が十分にできていることから、円滑に復旧作業を進められることが考えられます。

まずは技術力の高そうな一度電話してみて、専門アドバイザーの対応を確認してみるといいでしょう。

HP上の顔出しのお客様の声

HP上でお客様の声を提示している業者はありますが、その中でも顔出ししてのお客様の声を提示している業者は信頼されている可能性があります。

依頼したことに対して顔出しでお客様の声の掲載を許可しているということは、それだけ業者のサービスに満足していることが予想できるため、復旧できる可能性が高い業者の可能性が高くなります。

初期診断完了までの期間は?

初期診断の完了までの期間は短くて即日、時間がかかる業者では1週間以上かかる場合もあります。

なるべく早く初期診断を完了させたい・データ復旧したい方は、技術力の高いデータ復旧業者に依頼しましょう。

当日に機器を復旧依頼することは可能?

データ復旧業者によっては当日に復旧依頼をすることが可能で、技術力の高い業者に依頼するとその日中にデータ復旧が完了するケースもあるので、業者のホームページなどから当日中の依頼が可能かチェックしましょう。

即日依頼してなるべく早く復旧完了したい場合には、機器の持ち込みが可能な業者に直接持ち込みで依頼するのが、一番早い復旧方法です。

パソコンの解体作業は一緒にやってもらえるの?

業者次第で、データ復旧業者にパソコンごと持ち込むことによって、内蔵HDDやSSDを取り出しも一緒に対応できる業者もあります。

自力で取り出そうとして、記憶媒体の状態が悪化してしまったり、パソコンが元に戻せなくなってしまう可能性も考えられます。不安な方は自分で対処するのは控え、データ復旧業者にまとめて依頼するようにしましょう。

エリア別のおすすめデータ復旧業者まとめ

まとめ

今回は、データ復旧サービスの概要や費用、データ復旧業者を選ぶポイントについて解説しました。不明点があれば、データ復旧業者に直接問い合わせてみてください。

故障した機器からデータをサルベージ(取り出し)するためには、データ復旧業者への相談をしなければ何も始まりません。大切なデータを取り戻すために、最善の選択をしてください。

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