JAXA、脆弱性利用したサイバー攻撃で情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

JAXA、脆弱性利用したサイバー攻撃で情報流出の可能性



内閣官房・松野博一官房長官は2023年11月29日の記者会見にて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)がサイバー攻撃を受け、情報流出した可能性が高いことを明らかにしました。

情報によると、攻撃者はJAXAが通常業務に使用しているネットワークに内在する脆弱性を利用して、不正アクセスしていた疑いが持たれています。JAXAは2023年6月に外部機関から連絡を受け、問題を修正しましたが、発覚までの間に情報を持ち去られた可能性が生じています。なお、対象となるのはJAXAが通常業務に使用している情報で、宇宙関連技術は対象外とのこと。JAXAは宇宙関連技術の機微情報も保有していますが、これらは通常のネットワークとは異なる環境で保管されているため、漏えいはなかったと説明しています。

なお、公表時点で攻撃者の属性や影響範囲の詳細は明らかになっていません。JAXAは現在、セキュリティ担当者が中心となり調査しています。

参照松野長官、JAXAサーバーへの不正アクセス説明/Yahoo!ニュース


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