ヤマハ米子会社、ランサムウェア感染で情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

ヤマハ米子会社、ランサムウェア感染で情報流出の可能性



画像:ヤマハ株式会社より引用

ヤマハ株式会社は2023年6月16日、同社の米国販売子会社であるヤマハ・コーポレーション・オブ・アメリカ(YCA)の社内ネットワークが何者かのサイバー攻撃を受けたと明らかにしました。

同社によると不正アクセスは2023年6月15日に確認されたもので、調査により、ランサムウェア攻撃によるものと判明しました。YCAではネットワーク機器を遮断するなどの初動対応を取りましたが、YCA取引先の情報流出の可能性を否定できない状況であり、今後も継続して調査するとしています。

説明によるとYCAは現在、通常通りに稼働している状況です。また、日本法人への影響がないことも確認しているとのこと。業績への影響も調査中で、今後はセキュリティ対策を強化し、再発防止に取り組むとしています。

参照米国子会社への不正アクセスについて/ヤマハ株式会社

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