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IPA、夏季休暇前のセキュリティ対策を公表



画像:情報処理推進機構(IPA)より引用

情報処理推進機構(IPA)は2022年8月3日、多くの企業が夏季休暇に入りセキュリティリスクの高まる時期として、長期休暇前・後の対策を公表しました。

IPAはシステム管理者の長期不在や旅行や外部接続の増加など、複数のセキュリティを挙げたうえで、長期休暇時はウイルス感染や不正アクセス発生時の対応力が低下すると指摘しています。特に近年は外出自粛によりパソコンを使用する機会が増えているため、セキュリティリスクが懸念される状況です。

IPAはまた、長期休暇向けの対策として、必要な対策を紹介しています。

具体的には管理者に対し、休暇前に緊急連絡体制の確認や休暇明けにサーバーログを確認するよう呼び掛けています。また、一般的な注意として、外部接続時のルール確認や遵守・使用しない機器の電源OFF、修正プログラムの適用・定義ファイルの更新、不審メールへの警戒なども呼び掛けています。

休暇明けは毎年、様々な企業でサイバー被害が公表されます。被害抑止に向けたセキュリティ対策が求められます。

参照夏休みにおける情報セキュリティに関する注意喚起/情報処理推進機構(IPA)


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