画像:山口県より引用
山口県は2021年12月2日、同県の動物愛護センターのホームページが不正アクセスに改ざんされたことを明らかにしました。
情報によると、不正アクセスが確認されたのは2021年11月29日のことで、同県宛に寄せられた匿名のメールにより事態を把握したとのこと。同県が調査を実施したところ、被害を受けたホームページのリンクアドレスが不正改ざんされており、訪問者を本来の想定しているページとは異なるページに転送していました。
山口県はこのため、被害を受けたホームページの公開停止を決定しています。今後は具体的な発生時期や原因等を明らかにするため調査を継続する考えです。
アクセスユーザー「マルウェア感染の可能性アリ」
山口県は愛護センターのホームページ不正改ざんに伴い、不審なリンクアドレスに転送する設定がなされていた事実を公表しています。
このため、同県は改ざん期間中にアクセスしたユーザーが「マルウェアに感染した可能性がある」と注意を発出。対象ユーザーにはウイルスチェックを実行するよう呼び掛けています。
なお、同県動物愛護センターホームページが格納されていたサーバーには、個人情報は含まれないとのこと。情報流出はないとの見方です。
参照山口県動物愛護センターホームページへの不正アクセスについて/山口県