
画像:株式会社ダックスより引用
株式会社ダックスは2020年8月28日、同社の社内端末がマルウェアに感染したことにより、外部に複数のなりすましメールが発生したと明らかにしました。
ダックスによれば、感染した端末には同社が過去にやりとりしたメール送信受信履歴に辿り着く術が記録されており、これがマルウェアの影響で流出。
以後、同社と関係のある取引先や顧客に向けて、同社従業員を名乗る攻撃者や特定のメールアドレス(anoa_info@dax-jp.com)から、請求書や商品発送を装うメールが発信されているとのことです。
商品発送や請求書など多彩なパターン
株式会社ダックスを装う迷惑メールには複数のパターンが確認されています。
同社が公開しているものだけでも、「会員登録のご完了」や【発送のご連絡】などのタイトルを確認。同社は浄水サービスのウェブサイト【ダックス アノア】を運営しており、攻撃者はこれを偽装し迷惑メールを発信しているものと見られています。
このため、ダックス社は現在、迷惑メールの受信者らにメールを開封しないように要請しています。メールには不審なURLの他にdocファイルを添付したものもあるとのこと。docはEMOTETの感染源として知られている拡張子です。
参照【重要】不審メール発生に関するお詫びとお知らせ/株式会社ダックス
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- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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