電子メール誤送信で漏えいするも報告せず、後日発覚│長崎国際観光コンベンション協会|サイバーセキュリティ.com

電子メール誤送信で漏えいするも報告せず、後日発覚│長崎国際観光コンベンション協会



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画像:長崎国際観光コンベンション協会より引用

一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会は2025年7月18日、長崎市から受託している「ながさき平和・歴史ガイド管理運営業務」に関連した電子メールについて誤送信があり、166名の個人情報を漏えいしたと発表しました。

長崎国際観光コンベンション協会によると2024年12月9日、協会職員Aが業務上の理由により特定のガイド10名に登録ガイドに関係する電子メールを送信しました。ところがメールの内容は誤りであるうえ、添付ファイルには要配慮個人情報を含む登録ガイド166名の個人情報が添付されていました。このため、一部のメール受信者は職員Aに誤りであることを伝えていましたが、職員Aはメールを修正するのみの対応に留まり、上司への報告をしませんでした。

ところが2025年6月23日、別の職員Bが過去のメールから誤送信の事実を把握します。結果、協会も職員Aによる誤送信を知るところとなり、事実を公表。関係したガイドらに謝罪しました。協会は今後、業務フローの見直しにより再発を防止するとしています。

参照長崎国際観光コンベンション協会が収集・管理する個人情報の漏えいについて|長崎国際観光コンベンション協会

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