
画像:特定非営利活動法人ゆう より引用
障害福祉関連サービスの特定非営利活動法人ゆうは2025年7月16日、運用する職員用のファイルサーバー(NAS)が外部から不正アクセスを受け、保存されていたデータがランサムウェアにより暗号化された旨、発表しました。
説明によると、攻撃は2025年7月14日に確認されました。対象サーバーには、業務上の理由により取得した個人の氏名、生年月日、住所、電話番号(一部)などの基本情報に加え、個別支援計画など利用者の生活状況に関する記録も含まれているとのこと。攻撃者は法人に対して「データをすでにダウンロードしており、身代金を支払わなければ漏えいまたは販売する」と脅迫しており、個人情報が外部に流出した可能性が否定できない状況です。
同法人は判明後、攻撃を受けたネットワークを遮断するなど、セキュリティ対策を実施。警察に相談し、連携して対応にあたっています。不審な連絡や詐欺的な勧誘などがあった場合には、応じずに法人もしくは最寄りの警察署へ相談するよう呼びかけています。
参照個人情報の漏えいの可能性についてのご報告とお詫び|特定非営利活動法人ゆう