
画像:太平興業株式会社より引用
太平興業株式会社は2025年7月2日、同社の基幹システムがランサムウェアに感染し、一部データが破損していることが判明した旨、発表しました。
説明によると、不正アクセスは同社で発生した社内システムの異常を、情報システム部が調査した際に判明しました。攻撃は感染先のデータを暗号化し、読み取れなくする「ランサムウェア」によるもので、同社は警察に被害を報告しました。
同社はその後、グループ会社協力のもとに復旧作業を進め、調査専門会社による調査を実施しています。調査の結果、侵入経路の特定には至らなかったものの、一部の被害システムにおいて情報漏えいの可能性を否定できない状態であると判明。同社はこのため、個人情報保護委員会に事実を報告し、再発防止に努める考えを明かしました。
参照不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性について|太平興業株式会社