愛知県のスタートアップ施設「STATION Ai」でまたも漏えい、誤送信で流出|サイバーセキュリティ.com

愛知県のスタートアップ施設「STATION Ai」でまたも漏えい、誤送信で流出



画像:STATION Ai株式会社より引用

愛知県は2025年4月21日、愛知県が委託しSTATION Ai株式会社に運営を委託しているスタートアップイノベーション施設「STATION Ai」が発信した電子メールにつき誤送信が発生し、施設利用申込者のメールアドレスが漏えいしたと発表しました。

愛知県によると、STATION Ai社は2025年4月18日、「STATION Ai」イベントスペースや貸会議室の請求案内メールを、申込者に宛て送信しました。ところが、申込者らに電子メールを送信する際、本来ならBCC欄を使用し送信すべきところを「宛先欄」を使用し送信しました。これにより、送信先となった申込者38名の間で、お互いのメールアドレスが漏えいする事態となりました。

事態を受け愛知県は、個人情報の適正な管理及び取扱いについて、STATION Ai社を指導しました。今後は情報管理を徹底し、再発防止に努めるとしています。なお、STATION Aiは2025年1月にも、他の会員が登録したゲストを別の会員が閲覧できる状態となる事態が生じています。

参照STATION Ai株式会社による個人情報の漏えいについて|STATION Ai株式会社

参考:1月漏えい
https://www.pref.aichi.jp/press-release/20250128stationai.html

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