スマートフォンは従来型のフューチャーフォン、いわゆるガラケーと呼ばれる携帯電話と大きく異なり、パソコンと同じようにインターネット閲覧をしたり、アプリをインストールして使ったりするなど、まさに「小さなパソコン」と呼べるものになっています。
これはセキュリティ対策についても、従来の携帯電話と異なり、パソコンと同じような高度な対策が必要であることを示しています。ウィルスなどのマルウェアに感染するなど、これまでの携帯電話とはレベルの異なる対策が必要になるのですが、それにはどのようにすれば良いのでしょうか。
スマートフォンには大きく分けてAndroidとiPhoneがあります。iPhoneについては別記事で詳しく触れていますので、そちらを見ていただくとして、本記事ではAndroidについて取り上げます。
Androidのセキュリティ基本情報
一般にAndroidはiPhoneに比べてセキュリティ的に“安全ではない”と思われているケースも多いです。
それは、iPhoneがアプリはすべてアップル社が審査し、通過したもののみをAppStoreで配布という形をとっているのに対して、Android用のアプリはGoogle Play Storeだけでなく、他の場所でも自由に配布されていることが関係します。
つまり、アプリが非常に多く出回るという面では良いのですが、中には悪意を持って作られたアプリがあるということを意味しているのです。
Android用セキュリティ対策アプリの選び方
悪意を持って作られたアプリへの対抗策として重要なのが「セキュリティアプリ」ですが、Androidであってもその選択基準はiPhoneと変わりありません。
ただし、先ほども説明しましたが、AndroidはiPhoneと比較しても悪意のあるアプリ等が多くなる可能性があるので、より性能の高いものが求められます。
では、これを踏まえてAndroidのセキュリティアプリをいくつか挙げてみましょう。今回は、iPhone用のアプリと同じようなベンダー選定にします。
Android用セキュリティ対策主要4アプリについて
1 ノートンモバイルセキュリティ
セキュリティベンダーとしてノートンシリーズのPC用のセキュリティ対策ソフトをリリースしている大手のシマンテック社によるアプリです。
こちらはiPhone版もリリースされていますが、盗難・紛失時の対策機能に特化していたiPhone版と異なり、Android版はセキュリティ機能も充実したものとなっています。
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2 ウィルスバスターモバイル
セキュリティベンダー大手のトレンドマイクロ社によるアプリです。
こちらもiPhone版がありますが、Android版の方がセキュリティ機能は充実しています。
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3 カスペルスキーセキュリティ
ロシアのセキュリティベンダーであるカスペルスキー社によるアプリです。
iPhoneではKaspersky Safe Browserというあくまでもブラウザでしたが、こちらは統合セキュリティ対策アプリとなっています。
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4 マカフィー・モバイル・セキュリティ
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最後に
比較を見てみると、いずれのアプリも機能としては充実していることがわかります。
どの製品を選んでも満足いく効果が得られると思いますが、カスペルスキーセキュリティなどPCなどにも使えるソフトもありますので、選ぶ際はそれを選択するとコストパフォーマンスが良いでしょう。
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[参考:端末別のセキュリティソフト・アプリの選び方]
▷【24年最新】おすすめセキュリティソフト9製品を比較!価格やスマホ向け比較まで
▷iPhoneのスマホセキュリティ対策!その感染経路と具体的な対策・アプリ(ソフト)を徹底解説
▷Android用セキュリティアプリの選び方と主要4アプリ比較
▷Mac用【24年最新】おすすめセキュリティソフト8製品を比較!価格やスマホ向け比較まで
▷iPad用セキュリティアプリの選び方と主要4ソフト比較