プロトタイプ汚染|サイバーセキュリティ.com

プロトタイプ汚染

プロトタイプ汚染(Prototype Pollution)は、JavaScriptを使用するウェブアプリケーションにおける脆弱性で、攻撃者がオブジェクトのプロトタイプに不正なプロパティを追加することで、アプリケーションの動作を変更したり、セキュリティを侵害したりする手法です。この攻撃は、特にNode.jsやブラウザ上で動作するアプリケーションに影響を与えることが多く、サーバーサイドでのコード実行やデータ漏洩を引き起こす可能性があります。対策としては、オブジェクトのプロトタイプを操作する際に、入力値の検証を徹底し、信頼できるデータのみを許可することが重要です。また、ライブラリやフレームワークの最新バージョンを使用し、既知の脆弱性に対応することも推奨されます。


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