相次ぐマイナンバー紐づけ問題、今度は障害者手帳60件紐づけミスか|サイバーセキュリティ.com

相次ぐマイナンバー紐づけ問題、今度は障害者手帳60件紐づけミスか



画像:厚生労働省より引用

加藤厚生労働大臣2023年6月、相次ぐマイナンバーカードの個人情報の紐づけミスについて、全国自治体の事務作業の適切性を点検する考えを明らかにしました。

マイナンバーカードは現在、健康保険証やマイナポイント、コンビニエンスストアでの住民票発行などにおいて、別人の個人情報が紐づけ・表示される事案が起きています。コンビニエンストアの問題については、河野デジタル大臣が2023年6月20日のツイートでシステム点検の完了を公表しましたが、一方で静岡県で身体障害者手帳とマイナンバーの紐づけミスが約60件ほど確認されています。

静岡県での紐づけミスの原因は職員による人為的なものと見られています。

公表時点で情報を第三者が閲覧したり流出したと見られる動きはありませんが、障害者情報は通常の個人情報よりセンシティブなものであるため、流出時の影響は大きくなります。早期の点検による対応が求められている状況です。

参照マイナンバーと障害者手帳情報の「紐付けミス」60件ほどか 人為的なミスが原因/Yahoo!ニュース
参照事務処理誤りにより生じたマイナンバーカード 健康保険証利用登録の取扱いについて/厚生労働省
参照河野デジタル大臣/Twitter


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