中央労働災害防止協会、委託先誤送信で大会参加者2,388名のアドレス流出|サイバーセキュリティ.com

中央労働災害防止協会、委託先誤送信で大会参加者2,388名のアドレス流出



画像:中央労働災害防止協会より引用

中央労働災害防止協会は2022年10月5日、協会主催の「第 81 回全国産業安全衛生大会」の事務委託先企業において電子メールの誤送信が発生し、大会参加者2,388名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

同会によると委託先企業は2022年10月3日、大会参加者に来場時の注意事項などを伝達するため、参加者情報やメールアドレスなどが記載されたリストに従い、電子メールを発信しました。ところが、担当者がフィルタ機能を使用し参加者リストを加工した際、参加者情報とメールアドレスにズレが生じており、これに気付かなまま外部メールを送信するミスが起きました。

これにより、送信先ではメールアドレスと参加者情報が一致しない事態が発生しました。協会にも受信者から「メール本文に他の参加者の所属及び氏名が記載されている」旨の指摘が入り、事態が判明しています。

協会は誤送信発覚後、流出対象となった参加者らにも謝罪とメールの削除を依頼しています。また、再発防止策として、メール送信前の複数名での確認やデータ加工時に人為的ミスを介在させないシステム上の対応など図るよう、委託先企業を指導する考えを明かしています。

参照受託事業者による個人情報の流出(メールの誤送信)について/中央労働災害防止協会


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