オフィスバスターズ社が不正アクセス被害、顧客情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

オフィスバスターズ社が不正アクセス被害、顧客情報流出の可能性



画像:株式会社オフィスバスターズより引用

株式会社オフィスバスターズは2022年6月29日、同社ネットワークに対する外部からの不正アクセスが発生し、情報流出や不審メールが確認されたと明かしました。

説明によると、同社では2022年6月に入り「同社従業員を装う不審なメールに関する問い合わせ」が複数寄せらていました。同社がこれを調査したところ、同社ネットワークに対する外部からの不正アクセスが判明。

同社によると、攻撃は社内情報の流出の可能性を引き起こした可能性があるほか、不審メールの原因となった可能性もあるとのこと。同社はこのため、事実を公表したうえで対象者らに注意を促しています。

顧客情報流出懸念、カード情報は対象外

オフィスバスターズ社によると、流出項目は顧客の氏名やメールアドレス、電話番号や住所、注文内容などの情報です。ただし、カード情報の流出は確認されていません。

同社によると、流出情報を引用したと見られる不審メールが確認されています。不審メールは従業員を名乗りURLリンクや添付ファイルへのアクセスを促す類のものですが、メールドメインが正規のものと異なるとのこと。受信した場合は開封せず削除するよう求めています。

なお、不正アクセス判明後、JPCERTが公開しているEmotetチェックツール「EmoCheck」の実行やウイルス対策ソフトの入れ替え、全社員に対する注意喚起などを実施。現在は外部の専門業者に相談しており、今後のセキュリティ対策について、検討している状況です。

参照弊社ネットワークへの社外からの不正アクセスについて/株式会社オフィスバスターズ


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