琉球大学が不正アクセス被害、卒業生や教員287名の情報流出か|サイバーセキュリティ.com

琉球大学が不正アクセス被害、卒業生や教員287名の情報流出か



画像:琉球大学より引用

琉球大学は2022年2月28日、同大のウェブサーバーに対する不正アクセスが発生し、過去同大卒業生や教員合計287名の情報が流出した可能性があると明らかにしました。

琉球大学によれば、攻撃対象となったサーバーには2009年~2015年に同大工学部に所属していた学生275名および工学部教員12名の情報が記録されており、対象者の情報が外部に流出した可能性があるとのこと。

格納データには氏名や電話番号のほか、当時の学籍番号や成績、レポート内容などの情報が含まれていました。

二次被害は確認されず

琉球大学は不正アクセス発覚後、対象の卒業生らに書面で謝罪しています。

また、事実関係を説明し注意を促すとのこと。ただし、記事公開時点で流出情報を悪用したと見られる事例は確認されていません。

琉球大学は今後、サーバー管理体制の強化及び、情報セキュリティ教育の徹底を図り、再発防止に取り組むとしています。

参照琉球大学への不正アクセスによる個人情報の漏えいについて(お詫び)/琉球大学

非公開: 不正アクセスされたら?被害の確認方法と安全な対処【相談窓口あり】
2022.1.7
不正アクセス(不正ログイン)とは、アクセス権を持たない第三者がサーバやシステムの内部へ侵入することであり、不正アクセス禁止法で禁じられた犯罪行為です。 もし不正アクセスされた状態を放っておくと、「
IDS/IPS(不正アクセス検知・防御システム)ツールの徹底比較
2016.9.21
Wi-Fi環境を基にコンピュータやスマートホン等をワイヤレスに接続する事が当たり前の時代となった反面、実は大きな課題が存在している。 Wi-Fi環境を提供してくれる無線LANの脆弱性を経路として外部からのサイバー攻撃が当たり前のように

SNSでもご購読できます。