摂南大学、Teams誤配信で卒業生ら約9千名の情報閲覧可能に|サイバーセキュリティ.com

摂南大学、Teams誤配信で卒業生ら約9千名の情報閲覧可能に



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画像:摂南大学より引用

摂南大学は2025年6月13日、同大就職部に所属する職員が在学生ら122名に宛てたMicrosoft Teamsのチャット機能にて、同大学の卒業生や修了生9,213人分に関する個人情報を含むファイルを誤送信した旨、発表しました。

摂南大学によると、誤送信の原因は学生の就職を支援するため、就職部が作成した「先輩就職先情報リスト」を確認不足のまま配信したことが原因です。本来リストは個人情報部分が削除されたものであるべきでしたが、職員が提供したリストには2017年~2022年にかけての卒業生らの個人情報が記載されたまま、配信されていました。なお、誤送信は2025年5月30日、学生より同大が相談を受ける形により発覚しました。

摂南大学は現在、対象ファイルから個人情報を削除し、閲覧に制限をかけるなどの措置を講じました。公表時点で不正利用等は確認されていないとのこと。同大は現在、卒業生らに順次謝罪文書を郵送するなど、対応を取っています。今後はセキュリティ強化などを通して再発防止に努めると発表しています。

参照【重要】卒業・修了生(2017~2022年度)の個人情報流出について(お詫び)|摂南大学

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