
画像:三重県より引用
三重県は2022年2月5日、同県が若年者や就職氷河期世代を対象に就業支援を行う「おしごと広場みえ」の運営委託先(三重県労働福祉協会)がサポーター企業に対して発信したメールを誤送信し、メールアドレス487件が流出したと明らかにしました。
三重県によれば、誤送信はメール送信形式の指定ミスによるものです。おしごと広場みえは2022年2月3日、県内企業交流会に関する情報提供を行うためサポーター企業に外部一斉メールの送信を試みましたが、本来「BCC」で送信すべきところを「CC」メールで送信したことにより、送信先でアドレス487件が表示されたとのこと。
担当者は送信直後ミスに気づき報告したため、三重県は同日中に事態を把握しています。その後、三重県は担当者を通じて職員に謝罪およびメールの削除を依頼しました。
防止システムの導入求める
三重県によると、誤送信の原因は外部メール発信時の確認不足によるものです。
誤送信を起こした担当者は運営委託先が外部メール発信時にBCC形式で送信するよう求めていることを把握していましたが、送信前に複数名の職員で確認する規定を徹底していなかったとのことです。
このため、三重県では今後、委託先に外部一斉メールを送信する際、送信前にダブルチェックを実施するよう指導するほか、誤送信を抑制する防止システム等の導入を求めると発表しました。
無料のWEBセキュリティ診断が可能!

書籍「情報漏洩対策のキホン」プレゼント

当サイトへの会員登録で、下記内容の書籍「情報漏洩対策のキホン」3000円相当PDFプレゼント
(実際にAmazonで売られている書籍のPDF版を無料プレゼント:中小企業向け|大企業向け)
下記は中小企業向けの目次になります。
- 1.はじめに
- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
- 6-3.人的対策およびノウハウ・知的対策
- 7.サイバーセキュリティ知っ得用語集
無料でここまでわかります!
ぜひ下記より会員登録をして無料ダウンロードしてみてはいかがでしょうか?