
画像:独立行政法人国立特別支援教育総合研究所より引用
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所(NISE)は2025年7月8日、同研究所の情報基盤システムに対し、VPNを経由した不正アクセスが確認されたと発表しました。
NISEによると不正アクセスは2025年7月3日に判明しました。攻撃者は外部からVPN経由で不正アクセスを実行し、研究所内のファイルサーバに対してアクセス、初期化操作を実行していたことが確認されています。影響により、個人情報や機微情報を含むデータ漏えいの可能性が生じています。
NISEは現在、被害の範囲や不正アクセスにより閲覧または改ざんされた可能性のある情報を特定すべく、調査を継続しています。事案の全容解明を待って再発防止策を講じる方針です。なお、同研究所は事案を警察に報告し、関係当局と連携して対応にあたっています。公表時点で漏えい情報の不正利用等は確認されていません。
参照情報セキュリティインシデント(不正アクセス)についてル|独立行政法人国立特別支援教育総合研究所