画像:東京都公立大学法人より引用
東京都公立大学は2021年12月16日、同学の都市政策科学科が運用するウェブサイトが何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、不正に改ざんされる被害が発生したと明らかにしました。
東京都公立大学によると、攻撃者は都市政策科学科のウェブサイトを改ざんしトップページをブランクにしたほか、大学とは関係のないページを作成していたとのこと。
改ざんしたページは2021年11月7日~2021年12月12日の期間にかけて公開されていた可能性があり、同学は2021年11月30日に事態を確認。不正に改ざんされたデータを削除する対応を取りました。
他のサイトや個人情報等の流出はなし
東京都公立大学によると、攻撃を受けた都市政策科学科のウェブサイトは学外の独立サーバーにより運用されていました。
このため、東京都公立大学は確認された不正アクセスの影響が、同学の総合サイトや他の大学に及ぶ可能性はないと説明。さらに被害を受けたサーバーにも公開情報しか格納されておらず、個人情報等の流出はないとしています。
なお、東京都公立大学は今後、インシデント発生時の早期対応を徹底すると発表。セキュリティ対策を強化し、再発防止に取り組むとしています。
参照東京都立大学都市環境学部都市政策科学科ウェブサイトへの不正アクセスについて/東京都公立大学法人