画像:マイクロソフトより引用
米国マイクロソフト社は2021年5月19日、同社が提供しているインターネットブラウザ「Internet explorer」について、2022年6月15日(日本時間では2021年6月16日)をもってサポート終了すると明らかにしました。
Internet explorerは公開から約27年間が継続している、ロングセラーブラウザです。現在こそGoogle chromeなどにシェアを明け渡しているものの、黎明期から急速に需要拡大。一時は米国ユーザーの約95%が使用するほどのシェアを誇っていました。
そんなInternet explorerですが、今回の決定によりサポートが終了する形となります。ただし、マイクロソフト社はWindows Server 上のInternet Explorer11など一部法人向けサービスなどついて、サポートを継続するとのことです。
後継「Edge」の登場
米国マイクロソフト社はInternet Explorerの更新終了の背景として、後継ブラウザ「Edge」の存在を言及しています。
同社は「Edge」について、高い互換性や生産性、セキュリティ性の高さを有したブラウザと説明しています。IEモードによる古いサイトへの互換性やスリーピングタブや垂直表示機能などリソース確保や情報整理に役立つ機能をアピールしたほか、「Microsoft Defender SmartScreen」やパスワードモニター機能など、複数のセキュリティ機能を紹介。
これら、Edgeが持つ機能性の高さが、IEの終了に繋がったとしています。
参照The future of Internet Explorer on Windows 10 is in Microsoft Edge