美浜町がアンケートを誤送信、大学生ら330名のメールアドレスが流出|サイバーセキュリティ.com

美浜町がアンケートを誤送信、大学生ら330名のメールアドレスが流出



画像:美浜町より引用

愛知県美浜町は2021年4月1日、同町の大学生や保護者対象にした支援事業「美浜町大学生等応援飲食券発行事業」に関係するアンケートメールを誤送信し、送信先となった利用者330名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

誤送信の原因は、送信形式の設定ミスによるものです。

美浜町によると、同町企画課が2021年3月31日に支援事業の利用者に向けて外部一斉形式でアンケートメールを発信する際、本来「BCC」欄に入力すべきところを「宛先」欄に入力して送信する事象が発生。これにより、アンケートメール送信先となった330名においてお互いのメールアドレスが表示されたことにより、流出が確定したとしています。

ダブルチェックの確認を記録し、再発防止へ

美浜町によると誤送信は2021年3月31日、メールを受け取った一部の受信者より指摘が入り、発覚したとのことです。

これを受け美浜町は同日中に、流出対象者らに個別に謝罪と説明のメールを発信。合わせて、誤送信メールの削除を要請し、更なる情報の流出を防ぐ動きに出ています。

なお、美浜町は今後、外部一斉メールを発信する際は2名以上でチェックする体制を作ると発表。確認行為が確実行われるように、記録を徹底するとしています。

参照美浜町大学生等応援飲食券利用者のメールアドレスの流出について


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