教員が生徒ら140名の情報等をドッペルゲンガードメインへ誤送信│滋賀県立湖南農業高|サイバーセキュリティ.com

教員が生徒ら140名の情報等をドッペルゲンガードメインへ誤送信│滋賀県立湖南農業高



画像:読売新聞オンラインより引用

滋賀県立湖南農業高の教員が電子メールを誤送信し、同校生徒や保護者、インターンシップ関係者140名のメールアドレスを流出したことが2024年5月31日、明らかになりました。

情報によると教員は2024年5月25日、自宅で作業をするため、教頭の許可を得てインターン参加予定の生徒69名や前年度参加者71名、受け入れ先49事業所のデータを取得し、自身のメールアドレスへ送信を試みました。ところが、教員は送信時、義務付けられているパスワードを設定をしないままデータを添付したうえ、本来のドメイン「gmail」ではなく「gmeil」と誤入力。これに気付かないまま送信したことにより、添付情報の流出が発生しました。

有名ドメインに似せたメールドメインは通称、ドッペルゲンガードメインと呼ばれています。ドッペルゲンガードメインへの誤送信は官民問わず多数発生していますが、応答が得られた例はほとんどないとされています。同校から報告を受けた滋賀県教育委員会は、適正な情報管理に努めるよう指導。さらにドッペルゲンガードメインへの誤送信を防ぐため、対策を講じるとしています。

参照滋賀県立高教諭、「gmail」ではなく「gmeil」に誤送信…生徒140人分の個人情報流出


SNSでもご購読できます。