「よどいこ!」システム改修中に不正アクセス被害、3万4千件の流出か|サイバーセキュリティ.com

「よどいこ!」システム改修中に不正アクセス被害、3万4千件の流出か



画像:淀川河川公園管理センターより引用

一般財団法人公園財団は2024年3月7日、運営する淀川河川公園管理センターの施設予約ウェブサイト「よどいこ!」において不正アクセスが発生し、利用者の個人情報約3万4,000 件が流出した可能性があると明らかにしました。

財団の説明によると、不正アクセスは2024年3月1日、「よどいこ!」のシステム改修中に判明しました。作業を行っていた委託先事業者が改修システム運用確認のためにテストサーバーに個人情報を投入したところ、外部からの不正通信が見つかりました。

財団は不正アクセス判明後、即座にテストサーバーおよび現在運用中の本サーバーを停止しました。影響が懸念される個人情報は合計約3万4,000件に及ぶと判明。さらに名前、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、銀行口座情報、ログインID、パスワードなど記録されていることが判明しました。

財団は現在、被害拡大防止のために漏えいが懸念される対象者らに連絡取り事情を説明しています。事実調査を継続し、新たな情報が得られ次第、公式ホームページを通じて報告するとしています。

参照淀川河川公園施設予約システム「よどいこ!」への不正通信による個人情報流出の可能性に関するお詫びとお知らせ/淀川河川公園管理センター


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